chikichikiさんの作品一覧

花物語

総文字数/18,092

絵本・童話32ページ

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花の行商をしていたおかあさんから お花の話を聞いて育った少女は 大きくなって念願のお花屋さんを開きました 少女のもう一つの夢は 子どもにお花のお話をすることでした おかあさんがしてくれたように・・・ お花さんはね みんなといっぱいお話したいと願っているの それからお花さんは歌が大好きなの お花さんに「歌を聴かせてくれる」って お願いしてごらん きっとあなたのために歌ってくれるから
夢想・連想・妄想

総文字数/12,943

実用・エッセイ(その他)35ページ

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私の得意技は 早とちりの早合点 え??同じ意味って?? それじゃ 早のみ込みの独り合点 ははは・・・それも同じこっちゃ 突っ込まれる前に ひとりツッコミしてやったわ ようするにそそっかし屋というこっちゃ だからよう間違いをする まちがっても まちがったと気付かない 気付かないふりをしてることもある 知らないことは強いもんじゃ こわいことなんかありゃせんわ なやむこともありゃせんわ なやんだところで さきは短いでな 若いもんはかわいそうじゃな このさきなが~いあいだなやむんじゃからの なやむのが若いもんの特権じゃ なやむのもよかろう わしの年になればわかるというもんじゃ 若いときのなやみなんて たいしたことはないとな たいしたことはないんじゃ じゃからなやみくるしんで 死ぬこともないんじゃ 若いときにそのことが分かればな 生きぬいて年とってみろ 毎日を楽しむことしか考えとらんわ はたしてあしたがあるかどうか わからへんでな あさってなんてもっとわからん きょうのことさえ一寸先は闇というじゃろ いまのいま 生きてりゃそれでいい いまのいま 楽しめばいい 毎日が夢想・連想・妄想じゃ
母へ~五拾円葉書

総文字数/13,222

ノンフィクション・実話22ページ

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いつの頃からか 毎日母へ 葉書を送るようにしています 親不孝ばかりしていますから そのしょく罪のつもりです 母は大正8年(1919年)生まれだから 2011年は82歳 父は85歳で亡くなった 実は・・・父と母の誕生日も だからいくつかも覚えていない それではいけないと ベットの目の前にあるタンスに 父の命日と年齢 母の生年月日が書いてある紙を 貼っている ことほど左様に 親不孝な息子なのです さらに付け加えますと 父親の死に目にも 葬式にも帰っていません 母はまだ健在ですが いつその時が来ても おかしくはない年齢 そしてやはり 帰らないでしょう なぜ・・・ 冠婚葬祭が嫌いとはいえ 親のその時に帰らないとは つまりは 意気地無しなのです だからせめてもの罪滅ぼしに 五行日記を書いて 母に毎日葉書を送っています 葉書を書けることが しあわせなのです
万葉集を読む

総文字数/13,461

詩・短歌・俳句・川柳60ページ

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古典なんて 大嫌いだった わけわかんない って感じだった 大人になって それも50を過ぎて 自分の言葉で なんか始めたいと思って それが啄木の歌 歌集「一握の砂」を読んで その歌に合わせて 歌づくりを始めて そしたら 古い古い時代の 「万葉集」に興味が湧いてきて 「一握の砂」のときと同じように 「万葉集」を読んで それに合わせて 歌づくりしたくなって 歌を詠むなんて 恥ずかしくて言えなくて 「読む」ってことに だから 万葉集を読む 「万葉集検索ソフト」  山口大学の吉村誠先生制作によるデーターを一部省略して使用  http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~y_makoto/
一日で消えるchikichikiの日記

総文字数/1,649

ノンフィクション・実話2ページ

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日記って 三日坊主の代名詞みたいに 続けるのがむずかしくって 続けてたら 案外くせになって 何十冊も書いていたりして 書いたものは また読み返したりして でもいつのころからか 読み返すことも無くなって 読み返すことは無くなっても なんとなく捨てずらくって 押し入れのどこかにしまって しまったことも忘れてしまって そんなところが日記の定め それなら 書いても残さなけれ・・・ 書いても消えてしまえば良くて それが 「一日で消えるchikichikiの日記」
石川啄木の歌を読む (1)

総文字数/15,739

詩・短歌・俳句・川柳58ページ

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たしか・・・ 小学生のときに 勉強したんだと思う 啄木の いくつかの歌を 空で言えた ふるさとの やまにむかいて いうことなし ふるさとのやまは ありがたきかな はたらけど はたらけどなお わがくらし らくにならざり じっとてをみる ふるさとの なまりなつかし ていしゃばの ひとごみのなか そをききにいく パソコンを 始めるきっかけは メルマガ HPを なんとか手打ちで つくれるようになって メルマガを出そうと思った時 啄木の歌を 思い出した 啄木の歌を読んで 啄木の歌に合わせて 自分の言葉で 自分の歌を つくってみようと思った 啄木の歌は 自分にも歌が出来ると 思わせてくれた 啄木の歌に合わせて 歌づくりを始めたら 大の苦手たっだ 古典のひとつ 万葉集を 読んでみようと思った それから 花好きの母のために 花の歌を つくりたいと思った 自分で考え 自分の言葉で 何かを発信する そのきっかけが 啄木の歌だった
O君へ・・・配達されない手紙

総文字数/10,494

実用・エッセイ(その他)14ページ

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O君 ここを教えてくれて ありがとう さっそく利用してるよ パソコンを開くと まずここの更新さ メルマガとかブログとかに これまで書いたものを ここにまとめている 一箇所にまとめる場ができた 教えてもらってほんとによかった 君は言ってたね すぐには読者は増えないだろうって いいんだよ・・・読者がいなくても そんなことはもうなれっこさ ひとり遊びだからそれでいいんだ それよりも 君が作品を書き始めたこと 喜劇っぽいのをって言ったかな もう30ほど書いたって 読者も出来たって たまに君が電話をかけてくれたとき 「書いた作品を送ってくれ インターネットで発表する場をつくるから」 と君に言うと 君は「送ります」と言うだけだった ある時なんか 「書いたものは全部破りました」と言ったね 書いていると言っているけど 書いてないんだと思ったよ 書いているというのは口だけだとね ついこの前 実に久しぶりの君からの電話 『何の話だろう』と思ったら ここの話だった ここに書いているということだった うれしかったよ だけど君のここでの名前も 作品の名前も聞かなかった 聞く必要は無かった 君が書いていればそれでいいんだ 僕がどんなものを書いているか 君は知っているから 僕のことを見つけるのは簡単だろう 今は読者は0だから まだ君は見つけていないのだろう 君が僕を見つけたら 最初の読者になってくれるだろうから これまでは電話で それこそたまに話すだけだったけど ここで話し合えたら・・・そう思ってね それでこんなものをつくったんだ これもひとり遊びだから 君が居なくても成立する遊びさ 親子ほど年が違うけど 君に何か伝えられたらと思う いや・・・ 君から学ぶことが多いかもね ここも教えてもらったし ケータイ小説なんて まったく縁のない話だったよ 手紙に書く調子で あれやこれや書くと思うけど 忙しいから書きヒマが ないかもしれないけど 何か書きたい・・・そう思ってる 配達されない手紙のようなものだけど 君がいつかは読んでくれる そう思ってる 返事なんて期待してないよ ひとり遊びだからね
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