プロフィール

ひよこ丸
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※「陰陽世界の間にて」は勝手ですが、削除しました。自分の中で構成するストーリーの核がきちんと出来上がりましたらもう一度アップしようと思います。待っててください。

作品一覧

The Back Unit

総文字数/2,776

ファンタジー6ページ

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「ま、待ってくださいっ!」 冷たい風が体に当たる暗闇の中、僕がはいた白い息だけがヒュゥ…っと音を立てる。 思わずそういって僕は彼を引き止めた。 言ってからすごい後悔した。でも勝手に口から出てきたんだからしょうがないと思う。 街頭に照らされてキラキラと光る彼の銀髪。短髪ともボサボサ髪とも言えるそれをまとって僕の方を振り返る。 「…なに?」 だるそうな顔に眠そうな目。 細く薄い体を丸めて廃材の上にしゃがんでいる。 その姿と光景はとても奇妙…珍妙とも言えるだろう。 冷や汗の代わりに冷たい風が僕の体を覆う。 …寒い。 …なんでこんな人と関わろうと思ったんだろう? それを思っていてもなお、僕は言葉を続ける。 「ぼ、僕を…」 唇が寒さと怯えで震える。 友人と話しをすることすら苦手なのに、この見知らぬ人で変な人としゃべろうとしていることが驚きだ。 緊張、恐怖、寒さ、興奮… それらが混じり合って今の僕を作っている。 怖い…怖いよう… でも。 −−今、ここで言わないと…! ガタガタと震える体に喝を入れ、拳をギュッと握る。 「ぼ、僕を…一緒に連れていってくださいっ…!」 彼がニッと少しだけ笑ったように見えた。
恋率方程式

総文字数/16,956

恋愛(キケン・ダーク)59ページ

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彼女はこう言いました。 「…生きるため。」 彼はこう言いました。 「人のため!」 愛を知らない彼女は哀しみを知らない彼と出会った。 彼女の歪んだ道を見て手を差し延べた彼。 はたして彼女はその救いの手を取ったのかであろうか。 闇に浮かぶ月と昼を照らす太陽の物語り。 −−−−−−− 始/2012/3/06 終/?/?/? 「陰陽世界のはざまにて」to同時進行中 −−−−−−−

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