プロフィール

秋野桜
【会員番号】45978
気ままにお話を書いてます。

★最新完結
『きみだけのメリー・プレゼント』

★お知らせとお詫び

『この恋を、笑って思い出せるように』
『いつでも一番星』
→しばらく更新停止となります。裏でぼちぼち書いていくので、再開する際はまたお知らせします。

『ここで息をする』
→当面の間、メイン更新です。

作品一覧

ここで息をする
秋野桜/著

総文字数/115,213

青春・友情151ページ

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息をする 私が好きな、この場所で 。゜°。゜°。゜°。゜°。゜°。゜°。 息苦しくなるぐらいなら いっそ嫌いになる前に 手放してしまいたかった だから逃げたはずなのに―― 「好きなら、大事にしろよ」 あなたが映すその世界で 私はやっと、本当の自分に 出会えたのかもしれない 。゜°。゜°。゜°。゜°。゜°。゜°。 好きなものを手放した少女 × 好きなものに一直線な少年 息継ぎをして、目を開けよう 淡く透明な青の世界を 自ら進んでいくために 2016/06/05~ open 2018/09/02
きみだけのメリー・プレゼント
秋野桜/著

総文字数/16,367

恋愛(純愛)22ページ

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サンタさんには用意できない たった一つの特別なプレゼント きみがくれるだけで 特別な贈り物になるんだ クリスマスにまつわる 2つの特別な物語を詰め込みました \ハッピーメリークリスマス/ 2021/12/25 公開・完結
雨音に隠した残酷
秋野桜/著

総文字数/10,603

恋愛(その他)18ページ

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冷たい静けさを含み 嘲笑うように強く 音を立てて降る雨に紛れて 彼は、泣いているようだった 2014/05/31~2014/06/16 *Thanks for review!* 永以真子さん
親愛なる背中へ
秋野桜/著

総文字数/13,331

恋愛(純愛)20ページ

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ずっと追いかけてきた その背中に 親愛をこめて さようなら 2017/2/14 完結 *レビューありがとうございます* 吉永 優さん
吐き出す愛
秋野桜/著

総文字数/158,510

恋愛(その他)224ページ

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振り返ったとしても 今更後戻りなど出来ない それでも、まだ あの頃の自分が信じたものが 正しかったのだと思いたい *** 自分とは違いすぎる彼のことは 最初から嫌いだった だけど彼はお構いなしに 私の中に入り込んでくる 好きなんかじゃない むしろ、嫌いなの だから こんな感情は嘘に決まってる この胸で膨れ上がる感情の名前は きっと 愛なんかではないはずなのに ** ……ああ、好きだった なんて、 気付かなければ 良かったのにね * (本当は誰よりも愛を信じていた) 執筆開始 2014/01/13 公開開始 2014/04/14 執筆終了 2015/01/12 番外編追加 2017/01/09 2016/1/26 Berry's Cafeにてオススメ作品に掲載されました。 ありがとうございます! *review thanks* 藤宮 彩恋さん/KIMORIさん

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2016/03/12 17:21
誰よりも近い存在

成績優秀な姉・晶とバスケ部で活躍する弟・燿。ふたりは口を開けば喧嘩に発展しそうな口調のやりとりばかり。でも喧嘩するほど仲が良いというのは本当。 きょうだいって親、友達、恋人とはまた違った近さにいる存在で。誰よりもむかつくことも嫌いと思うこともあるのに、一番自分のこと理解してくれているのもそのきょうだいだったりする。悩んでいる晶を心配して燿が動いたのも、燿が傷つけられるのが悔しくて晶が怒ったのも、お互いが大事な存在だから。 私は弟がいるので、思春期の頃の私達もこんなのだったなぁと笑わせてもらったり、懐かしくて共感したり所々泣きました。 成長するにつれて反発することも増えて、自分にないものを持っている相手に羨ましい思いや寂しさを感じてしまうこともある。けどふたりは大切な家族だから分かり合える。きょうだいを通じて見える周りの人との関係もとても温かみに溢れています。ぜひご一読を。

成績優秀な姉・晶とバスケ部で活躍する弟・燿。ふたりは口を開けば喧嘩に発展しそうな口調のやりとりばかり。でも喧嘩するほど仲が良いというのは本当。

きょうだいって親、友達、恋人とはまた違った近さにいる存在で。誰よりもむかつくことも嫌いと思うこともあるのに、一番自分のこと理解してくれているのもそのきょうだいだったりする。悩んでいる晶を心配して燿が動いたのも、燿が傷つけられるのが悔しくて晶が怒ったのも、お互いが大事な存在だから。

私は弟がいるので、思春期の頃の私達もこんなのだったなぁと笑わせてもらったり、懐かしくて共感したり所々泣きました。

成長するにつれて反発することも増えて、自分にないものを持っている相手に羨ましい思いや寂しさを感じてしまうこともある。けどふたりは大切な家族だから分かり合える。きょうだいを通じて見える周りの人との関係もとても温かみに溢れています。ぜひご一読を。

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★★★★★
2016/01/07 21:42
ネタバレ
ハジマリは業務命令

美人で派手な見た目のせいで、周りからは百戦錬磨と噂される柊華さん。だけど実際は男性経験もゼロで、むしろ夢見る乙女な心の持ち主。

「これは、業務命令なの」

だけどそんな彼女は、ある業務命令を後輩の印南くんにくだすことになる。無表情でさらりと毒づく彼と、業務命令をきっかけに徐々に近づいていく距離。
2人のハジマリは、果たして――。

見栄っ張りでなかなか素直になれないけど、印南くんの前だと翻弄されまくりの柊華さんが可愛かったです。またそんな彼女を毒舌で振り回す印南くんも面白くて、何だかんだでこの2人はいいコンビだなぁと思えました。

業務命令で始まる、後輩とのちょっと歪な関係。触れて近づいて、ドキドキと胸が高鳴って、そして気づく。どうしようもなく、彼に惹かれていることに。

ハジマリの合図は業務命令……それとも、魔法?

甘く切なく、ときどきくすりと笑ってしまう、可愛らしいお話です。

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★★★★★
2015/11/09 09:34
ネタバレ
切り取られた永遠

とある夏、ひまわりのように笑う美月が事故で亡くなってしまった。大好きな彼氏を残して――。
そんな美月の霊が見えるようになった陽鶴。彼女の姿が見えるのも、声を聞くことが出来るのも自分だけ。それはなぜなのか疑問は残るけど、陽鶴は美月の助けになろうと動き出していく。ひと夏の幻のような永遠の日々の中で。

伝えたくても伝えられない。そんな状況の美月ちゃんの思いも、それを目の当たりにする陽鶴ちゃんの思いも切なかったです。
陽鶴、美月、杏里、穂積の4人で過ごす日々は、不可思議だけどかけがえのないもの。だけど奇跡はいくつも望めるわけでもなく、その現実を知る度に胸が痛くなる。

陽鶴ちゃんたちの優しい思いに触れるたびに泣けてきたけど、決して悲しいだけのお話ではない。だって大切なことは彼女にたくさん伝えてもらったから。

「美月ちゃんを永遠にする」
この文章のその先の温かな未来をどうぞ見届けください。

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★★★★★
2015/11/02 12:54
ネタバレ
秘色色の青春

どの世界にいても何かしらの価値で人は分けられてしまう。その人の声を聞かずに決められた価値で階級をつけられる。

『我々は反乱軍である』
これはそんなヒエラルキーが成り立つ世界で思いを叫び、声を聞こうと戦う人達の物語。

全員が平等であればいい。私の声を聞いてほしい。理解してほしい。でも現実はそう上手くいかない。信頼していた人に裏切られることもある。優劣で上下関係を作られる。全員が分かり合えるわけでもない。

気持ちを伝えても耳を傾けてくれない。……それでも叫ぶ、そして声を聞く。そうやって戦うと決めた主人公達の姿に、勇気を貰うと共に胸が締め付けられました。学生時代、弱くて声を出して戦うことが出来なかった自分にもこの物語を読ませてあげたいぐらいです。
各々が思いを抱えているからこそ声に出して叫ぶ。耳を傾ける。少しでも寄り添い、また違った明るい未来を歩くために。素敵なお話です。ぜひご一読を。

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★★★★★
2015/02/20 06:14
ネタバレ
あと1センチからゼロへ

「今年もわたしの勝ちね!」

身長差1センチの同期、珠綺ちゃんと伊瀬くん。

鈍感な彼女と優秀な彼は、とても気の合うふたり。
彼女にとって彼は“大事な同期”。だけど、彼にとって彼女は最初から“女の子”だった。

すれ違う1センチの想い、じれったい関係。
彼が手を伸ばしたとき、彼女は輝く女の子になる――。


あと1センチがとてももどかしい。近いと思っている距離でも、あと1歩を踏み出さなければどんどん遠くなっていく。

自信がなくて強がるばかりに自分を押し殺してしまう彼女。そんな彼女の弱さを、乙女心を、彼はちゃんと気付いてくれていた。
真っ直ぐな彼の優しい想いでおとめになっていく彼女が、とても微笑ましかったです。

忘れそうになる女の子の気持ちを思い出させてくれる優しいお話です。ありがとうございました!

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好きな作家

  • 梨屋アリエ/喜多川泰
  • 綾崎隼/はやみねかおる
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