s.harucaさんの作品一覧

どうして君は今更、好きなんて言えない、あの夏の恋
s.haruca/著

総文字数/6,112

恋愛(キケン・ダーク)2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
浮気に恋愛を混同させたりしない? んー、しないよ、それが大人になるってことじゃないの? 彼はベッドの中でそんなことを言った。 彼は、最悪な人間だった。 最低、最悪の人間だけど、涙があふれるぐらいに彼がほしかった。 ひと夏の恋なんて、もう一生経験することはないと思っていた。 彼に「好き」だなんて、絶対に言ったりしない。 それでも、少しでもいいから、私を想って「会いたい」と思ってくれたなら、彼へのささやかな復讐になるんじゃないかな。 実際にあった、どこにでもあるようなタブーの恋物語。
pagetop