ふじかわいのりさんの作品一覧

深海姫
深海姫 完
ふじかわいのり／著

総文字数/4,895

恋愛(その他)5ページ

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　 俺の大切な大切なお姫さまは 深い海の底 珊瑚の森に囚われている。 そこから動かないまま 積もった恋を大切に抱えながら 仕方ないわねと微笑むんだ。
クリスマスの夜にわかったこと
クリスマスの夜にわかったこと 完
ふじかわいのり／著

総文字数/4,239

恋愛(その他)6ページ

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何故なのかは結局わからないままだ。 何故毎年、あの人の その眉間の皺を消しにいくのか。 けれどわたしは今年もこうして クリスマスの夜 閉店時間もとうに過ぎたケーキ屋さんに足を踏み入れる。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 2018・12・18 Berry's Cafeオススメ作品に掲載していただきました。 ありがとうございます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
好きの濃度
好きの濃度 完
ふじかわいのり／著

総文字数/3,788

恋愛(その他)4ページ

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　 君は今、悲しいのか嬉しいのか それとも―― そのキスはどんな味がするんだろう？
命が別れるそのときまで
命が別れるそのときまで 完
ふじかわいのり／著

総文字数/2,548

恋愛(その他)7ページ

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　 いつか、それが思い出になったとしたら
それは、心からのキス
それは、心からのキス 完
ふじかわいのり／著

総文字数/2,856

恋愛(その他)5ページ

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　 　 それは私にとって 心の全てをこめたもの。
甘やかな螺旋のゆりかご
甘やかな螺旋のゆりかご 完
ふじかわいのり／著

総文字数/44,983

恋愛(その他)60ページ

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　　 仕事終わりの居酒屋 偶然にも耳にしてしまった彼女の言葉。 考えない、忘れていようとしていた“それ”が一瞬でよみがえる。 人違いだ 道理がない ありえない 倫理観とか…… それでも、喜んだ自分。 世界で一番なその声に、僕はそうしてまた、縋ることから抜け出せなくなる。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 特集『LOVE限定！サク読みSS①』掲載作品 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
swell
swell 完
ふじかわいのり／著

総文字数/10,520

恋愛(その他)20ページ

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　 　 ひとつ、ひとつと、ゆっくりでかまわない。 それがきみをかたちづくっていくのだから。
足あとが消えないうちに
足あとが消えないうちに 完
ふじかわいのり／著

総文字数/2,507

恋愛(その他)5ページ

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　 　 幼い頃の、夢をみた。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ アクアミントさま レビューありがとうございました！ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
いつかまた、月の綺麗な夜に
いつかまた、月の綺麗な夜に 完
ふじかわいのり／著

総文字数/2,821

恋愛(学園)8ページ

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　 　 　 どうか気づいて気づかないで 　 　 　
僕の宝もの
僕の宝もの 完
ふじかわいのり／著

総文字数/2,840

恋愛(その他)6ページ

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　 　 幼なじみは、可愛いものを愛する人だ。
愛しいカタチの抱きしめかた
愛しいカタチの抱きしめかた 完
ふじかわいのり／著

総文字数/93,713

恋愛(純愛)181ページ

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高校二年、夏の頃 みのりは、あるときから突然、顔を見知っているだけの人物から花束を贈られる。 そこにはきっと、意味なんてものはないのに、あるはずなんてないのに…… 親友たちは言う。 きっと、みのりじゃなければいけないんだ。 幼なじみは言う。 そこにはきっと、想いがあるんだ。 自分以外から伝わる、その体温に、確かに違う何かを感じた――。 そうしてわたしは、恋を知っていく。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 第3回野いちご大賞 最終審査に残りました。 ありがとうございます！ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
柴犬主任の可愛い人
柴犬主任の可愛い人 完
ふじかわいのり／著

総文字数/130,423

恋愛(キケン・ダーク)149ページ

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　 私に何かがあっても、それは否が応でも 流れる世間の日常に組み込まれることはなく…… それは助かるようでいて けれど本当は寂しいと知った。 美味しい料理に楽しいお酒、あたたかな人たちと居心地のいい空間 秘密の場所にしようと言った主任の言葉は、なぜかとても嬉しく感じた。
sinner
sinner 完
ふじかわいのり／著

総文字数/32,230

恋愛(キケン・ダーク)51ページ

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　 　 　 　 心がささくれると わたしはベランダで過ごす。 色とりどりの花たちと麗しい隣人 それらに密か癒される私は なんて罪深いのだろうか…………
恋の証
恋の証 完
ふじかわいのり／著

総文字数/5,090

恋愛(その他)9ページ

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　 そこには あなたに恋する私が全て残されていた
ビターキャラメル ビター
ビターキャラメル ビター 完
ふじかわいのり／著

総文字数/6,287

恋愛(その他)12ページ

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　 不毛な恋なんて 苦いくらいがいいんだ。 だってそのほうが踏み込みすぎないから ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 2019・06・18 Berry's Cafeオススメ作品に掲載していただきました。 ありがとうございます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
雨が降る 黄昏時と夜のこと
雨が降る 黄昏時と夜のこと 完
ふじかわいのり／著

総文字数/6,575

恋愛(その他)14ページ

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　 大人になった私は 子どもの頃と同じ、彼のあの表情を 窓ガラスの中に見る。 雨の日の、こと。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 2018・08・21 Berry's Cafeオススメ作品に掲載していただきました。 ありがとうございます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
帰りたい場所
帰りたい場所 完
ふじかわいのり／著

総文字数/3,464

恋愛(その他)5ページ

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　 そう 思って願って いてもたってもいられなくなったんだ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 2018・05・25 ベリカフェ通信　NO.128内 メルマガ限定カフェタイム小説としてご紹介いただきました。 ありがとうございます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ミツバチのアンモラル
ミツバチのアンモラル 完
ふじかわいのり／著

総文字数/40,532

恋愛(キケン・ダーク)54ページ

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　 　 綺麗な綺麗な 私の王子様 彼は決して私に好きだと言わせない けれどもいつも…… 誤解させて 期待をさせて 甘い蜜を私だけに与えて 一番に大切だとその口が言う その綺麗なかんばせに秘密と 憂いを含ませながら
小説家は妻の膝で泣く ～次の年には忘れてしまう・おまけ～
小説家は妻の膝で泣く ～次の年には忘れてしまう・おまけ～
ふじかわいのり／著

総文字数/4,055

恋愛(その他)6ページ

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　 　 自作「次の年には忘れてしまう」のその後 をほんの少しだけ とある小説家の先生による視点からでのお話です
次の年には忘れてしまう
次の年には忘れてしまう 完
ふじかわいのり／著

総文字数/39,858

恋愛(その他)57ページ

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　 　十二月三十一日 時刻は二十二時を過ぎた頃のこと。 普遍だった雪穂だけのそこでの時間に 少しだけ変化が訪れる。 少しだけ、少しだけ 少しだけのことだと すぐに忘れることだからと 今だけは―― 考えずにはいられない。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 2016・12 『もどかしい恋』特集・掲載作品 ありがとうございます ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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