プロフィール

金澤秋成
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ウルウセカイ

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絵本・童話0ページ

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 代わり映えしなかった日常 誰もいない放課後の美術室 あの日はいつも通り部活で絵を描いていました。 その時聞こえた不思議な声。 『このセカイはまだ足りない。セカイを作れるソウゾウが』 それは、変な噂のある、使われていないごみ箱の方で。 僕は不思議に思ってそれを見る。 「…?なんか、真っ暗……」 底知れぬ暗闇が続くごみ箱。それは今僕が置かれている状況と似ている気もする。 そこ知らぬ彼らからの圧力に押し潰されそうな毎日。 もし不思議の国のアリスのように穴に飛び込めたら、どれだけ良いだろうか? 叶うはず無いのに、まだそんな希望を持つ自分がそこにはたっていた。 「っ…馬鹿な事考えてないで支度してかえr__ 「あっ」 僕はこの時、創造力と理想、その他諸々の儚さを悟り、暗闇に身を放つ事になってしまった。 まさかこれが、自分を変えてしまう事とも知らぬまま___。
鏡の国のその人だあれ?

総文字数/93

絵本・童話1ページ

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「やあボク、クマコ。君の命を貰いにきたの」  代々受け継がれてきた古びたその洋館で俺は、 住んでいる一員にも関わらず入った事の無い部屋がいくつか存在していた。 数日前祖母が亡くなり、それを追うように祖父もなくなった。 俺は母と二人の遺品を整理する傍ら、部屋散策と言う謎の行動に出てた。 「良いかい?ここには入ってはいけないよ」 「どうして?」 「此処には幽霊がいるんだ」  幼い俺は信じてしまっていたけれど、今はもう違う。 なんだか豪勢にも見えるその固く閉ざされた扉に手をかける。 開こうとすると扉の重たさが伝わってきた。 好奇心と緊張を胸に扉を開いた俺。 でも、まさかあんな事になってしまうとは__。

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