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詞稀
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氷狼ーこんな世界でもきっとー
詞稀/著

総文字数/10,033

ファンタジー8ページ

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序章-昔の夢- 「う・・・うぇぇ・・・」 暗い、暗い洞窟の奥深く一匹の少年の鳴き声が聞こえる。 頬から流れる雫は氷となって地面に散らばり、いつしか土に溶けていく。 体は恐怖でふるえ、うまく言葉をはっせない。 「父・・・さん・・・母・・・さん・・・み・・んな・・・・」 声に出した言葉は誰にも届かない。少年が一人だと言うことを 自覚させているように洞窟がそれを跳ね返す。 「誰・・・か・・・みん・・・な・・・・を・・た、助・・・けて」 外では人間と僕ら氷狼一族が闘ってる。何とか森を焼き払うのは 防いだけど、結界の中に入ってきた人間たちは・・・・いや化け物たちは 氷狼一族より一枚上だった。一番強い父さんでさえ苦戦してるんだ。 死んじゃうの?死ぬの?コロサレル? 「いやだ・・・そんなのイヤだ!!」 その言葉が合図のように少年の体を冷たい氷が優しく包んだ。 次の瞬間、氷から出てきたのは少年ではなく、狼だった。 そのまま勢いよく駆け出し、外のにおいを頼りに走っていった。 数分後目の前に僅かな光が見えてきた。「出口だ!」喜ぶ少年に 待っていたのは-絶望-。血まみれの両親。血まみれの男。 その廻りでは・・・・狼の死体を食らう人間たち。余りの衝撃的な光景に 狼は変幻が解けて少年の姿へと戻った。 「う、うあああああああああああ!」 「ギャハハハハハハハハハハハハ!」 外には少年の雄叫びと、男の笑い声が響いた。 「××××××××」 次の言葉を最後に少年は意識を失った。 -君が最後の希望-
忌み子少女は何を視るか
詞稀/著

総文字数/0

ファンタジー0ページ

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ー昔、この国には人に視える神と視えない神がいた。通常1つずつ自分の属性を持つ神だがある日、2つの属性を持つ神が生まれた。人はそれを・・・忌み子というー
生きたその先
詞稀/著

総文字数/792

ファンタジー1ページ

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生きていればそこが自分の道になる

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