圓谷愁さんのレビュー一覧
カフェレストラン『ZlnnlA』 の店員美空さんに一目惚れ、片想いをするヒロイン深桜(みお)
そんな彼女がひょんなことから、少しの間彪(ひょう)を同居人として、一人暮らしの部屋のロフトへ迎え入れることから始まるこの物語。
この物語は、短編にして話がしっかり構成されたお話である、と断言します。
彪の正体、考え、深桜の気持ちの表現が、切なく、はらはらと降りしきる雪の情景が浮かびました。
そしてラストは雪の降る情景と共に、桜がふわりと舞い降りる素晴らしい景色が眼前に広がるイメージが見えた気がします。
全部読み終えた後、改めてタイトルの素晴らしさにはっとさせられました。
沙絢さんの描く、切なくも最後は温かな短編、是非ご賞味あれ。
この作品をどうレビューに現して良いものか、とても悩みました。勿論良い意味でです。 へたれで デクノボーで 優柔不断 そんな筒井君でしたが本当は 真っ直ぐで 太陽よりも眩しくて 誰よりも努力を惜しまない この作品を読んで、懸命に生きた青春時代がじんわりと心に甦りました。 オフィスラブスタートの物語でしたが、この物語は色褪せない『青春』ラブだと感じたのです。 男性作家様が描かれる、爽やかで、熱いラブストーリ、お薦め作品です。
この作品をどうレビューに現して良いものか、とても悩みました。勿論良い意味でです。
へたれで
デクノボーで
優柔不断
そんな筒井君でしたが本当は
真っ直ぐで
太陽よりも眩しくて
誰よりも努力を惜しまない
この作品を読んで、懸命に生きた青春時代がじんわりと心に甦りました。
オフィスラブスタートの物語でしたが、この物語は色褪せない『青春』ラブだと感じたのです。
男性作家様が描かれる、爽やかで、熱いラブストーリ、お薦め作品です。
主人公尚輝は、とある事情からダブり、不登校を重ねる無気力な高校生。 ある日、いつも入るコンビニで出会った虐めを受ける少女と、フリーのジャーナリストがきっかけで、彼の止まった時間が動き出す………。 この物語の中には、いくつものストーリーとそれに繋がる布石があります。 一度では読み足らず、二度、三度読み返すことで、更にその謎は深まりました。 200頁では足りない、と思ってしまう展開と内容。物足りない、とても良い意味で。 『尚輝』という少年の気持ちの変化を綴るには良い終わりだと思います。 しかし……謎の布石を回収しきり、是非ともスッキリしたい。 シリーズを全部読みたいと決意させられる程に引き込まれました。 少年の、ひとつのスタートの物語の一部始終、青春ミステリーとその布石を回収しつつ、是非ご賞味あれ。
主人公尚輝は、とある事情からダブり、不登校を重ねる無気力な高校生。
ある日、いつも入るコンビニで出会った虐めを受ける少女と、フリーのジャーナリストがきっかけで、彼の止まった時間が動き出す………。
この物語の中には、いくつものストーリーとそれに繋がる布石があります。
一度では読み足らず、二度、三度読み返すことで、更にその謎は深まりました。
200頁では足りない、と思ってしまう展開と内容。物足りない、とても良い意味で。
『尚輝』という少年の気持ちの変化を綴るには良い終わりだと思います。
しかし……謎の布石を回収しきり、是非ともスッキリしたい。
シリーズを全部読みたいと決意させられる程に引き込まれました。
少年の、ひとつのスタートの物語の一部始終、青春ミステリーとその布石を回収しつつ、是非ご賞味あれ。
ある日、机の中に入っていた小さな小さな『好きだ』の手紙。 ここから始まった、小さな嘘の交換日記。 知るたびに切なくなり、愛しくなる彼に、本当を知られたくなくて……。 メールやラインが普及している今の時代だからこそ、なんだかとてつもない甘酸っぱさに支配されてしまう、文字と文字とのやり取りに、じりじり、焦がされるような作品でした。 柔らかな空気に包まれた作品だけど、是非、メタルを聴きながら読んで欲しい…何ていうのは、作品を最後まで読んだからこそ思うこと、なのかもしれませんね。 切なくて、だけど、それ以上に優しさにあふれた作品でした。 是非、嘘の中の本当を探しながら一読あれ。
ある日、机の中に入っていた小さな小さな『好きだ』の手紙。
ここから始まった、小さな嘘の交換日記。
知るたびに切なくなり、愛しくなる彼に、本当を知られたくなくて……。
メールやラインが普及している今の時代だからこそ、なんだかとてつもない甘酸っぱさに支配されてしまう、文字と文字とのやり取りに、じりじり、焦がされるような作品でした。
柔らかな空気に包まれた作品だけど、是非、メタルを聴きながら読んで欲しい…何ていうのは、作品を最後まで読んだからこそ思うこと、なのかもしれませんね。
切なくて、だけど、それ以上に優しさにあふれた作品でした。
是非、嘘の中の本当を探しながら一読あれ。
大学生の千広が、戸籍を悪用され、紙の上のみの結婚が成立してしまうところから始まった物語。
悪用した陽平は、いつでも飄々としていて、だけど、完璧じゃない、そんな男で。
こういった設定の物語は沢山あるかと思いますが、どこか儚いところがある陽平は、とても共感出来るので、すっと感情移入出来ました。
ヒロインの千広はとても強い女性で、最初から最後までまっすぐで、読後は爽やかな気持ちになりました。
作中、たった一度だけ交わされる二人のキスが、切なくて、甘くて、印象深かったです。
飽きずに読める作品です。是非一読を。
『愛に国境なんてない』なんて言葉はありますが、それは気持ちの話でありまして。 文化の違い、それぞれの国政、考え方、国によって違う性格なんか 実際、問題は沢山あります。 主人公美月が恋したのは、同じ大学の同じバイト先に勤める、中国人留学生、暁明。 お互い一途に好きなのに 気持ちという曖昧な形の『それ』は、恋愛を上手くはいかせない。 けれど、壁は、壊さなければ何も変わらない。 少しの勇気が、その壁の先にあるスタートラインへ導いてくれるようなラストに、ホロリと感動しました。 美月と暁明のラストは、きっとゴールじゃなくてスタートなんじゃないかな、なんて、私個人は思いました。 国際恋愛という難しい題材ですが、作者様の、日本と中国、両方の愛を感じるこの作品、とっても面白いし、胸を張っておすすめ出来る作品です。
『愛に国境なんてない』なんて言葉はありますが、それは気持ちの話でありまして。
文化の違い、それぞれの国政、考え方、国によって違う性格なんか
実際、問題は沢山あります。
主人公美月が恋したのは、同じ大学の同じバイト先に勤める、中国人留学生、暁明。
お互い一途に好きなのに
気持ちという曖昧な形の『それ』は、恋愛を上手くはいかせない。
けれど、壁は、壊さなければ何も変わらない。
少しの勇気が、その壁の先にあるスタートラインへ導いてくれるようなラストに、ホロリと感動しました。
美月と暁明のラストは、きっとゴールじゃなくてスタートなんじゃないかな、なんて、私個人は思いました。
国際恋愛という難しい題材ですが、作者様の、日本と中国、両方の愛を感じるこの作品、とっても面白いし、胸を張っておすすめ出来る作品です。
人間でいう、49日の間に 死ん者は、未練を晴らさなければならない。 主人公、蛍の、そんな、未練を晴らす、短く、長い、ストーリー。 名の知れた作家様であります、いぬじゅんさんの描く、至極切ない、青春ストーリー 終わりと始まりの交錯するこの物語に、きっとのめり込み、きっと涙するでしょう。 是非、一読してください。
人間でいう、49日の間に
死ん者は、未練を晴らさなければならない。
主人公、蛍の、そんな、未練を晴らす、短く、長い、ストーリー。
名の知れた作家様であります、いぬじゅんさんの描く、至極切ない、青春ストーリー
終わりと始まりの交錯するこの物語に、きっとのめり込み、きっと涙するでしょう。
是非、一読してください。
見た目はギャルで、恋愛経験豊富そうだけど、実はウブな渉。 校内イチのイケメンながら、校内イチの怖がられ男、でも実はこちらもウブな寳 そんな二人が、葵や純との友情も含めた学園ラブを繰り広げる姿は見てて爽やか。 何より、初恋の、甘酸っぱい、胸がきゅんきゅんする気持ちを思い出させてくれる、そんな可愛らしい作品でした。 また大好きな作品がひとつ、増えました!オススメします。
見た目はギャルで、恋愛経験豊富そうだけど、実はウブな渉。
校内イチのイケメンながら、校内イチの怖がられ男、でも実はこちらもウブな寳
そんな二人が、葵や純との友情も含めた学園ラブを繰り広げる姿は見てて爽やか。
何より、初恋の、甘酸っぱい、胸がきゅんきゅんする気持ちを思い出させてくれる、そんな可愛らしい作品でした。
また大好きな作品がひとつ、増えました!オススメします。
死ぬほど好き。 それは彼女にとって、ホントの意味で本気でした…… ……………………………………… よもやこのような設定の女の子が出てくるだなんて思わない、驚きのラブコメ。 恋するか死ぬか、死ぬほど好きだけど死にたくない。 本人にとってはすごく本気なことなんだけど、どこかクスクスと笑ってしまう素敵な作品でした。 二人の、ある意味リスキーで可愛らしい勇気と恋心、是非読んで楽しんで下さい。
死ぬほど好き。
それは彼女にとって、ホントの意味で本気でした……
………………………………………
よもやこのような設定の女の子が出てくるだなんて思わない、驚きのラブコメ。
恋するか死ぬか、死ぬほど好きだけど死にたくない。
本人にとってはすごく本気なことなんだけど、どこかクスクスと笑ってしまう素敵な作品でした。
二人の、ある意味リスキーで可愛らしい勇気と恋心、是非読んで楽しんで下さい。
愛を求めて彷徨うヒツジ。 そのヒツジ達が集うその場所に 確かに在った物語。 ……………………………………… 人は人を愛する。 愛無しには生きられない、だからこそ、人は愛おしい。 そんな風に思える作品です。 著者の沙絢さんが時に重く、暗く、だけど繊細で温かく『愛』というテーマに向き合って描いた物語。 自分の『愛すべき人』がきっと見えて来る筈です。 前編後編とボリュームのある作品ですが、きっと疲れず、飽きずに読めるそんな素敵な作品です。
愛を求めて彷徨うヒツジ。
そのヒツジ達が集うその場所に
確かに在った物語。
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人は人を愛する。
愛無しには生きられない、だからこそ、人は愛おしい。
そんな風に思える作品です。
著者の沙絢さんが時に重く、暗く、だけど繊細で温かく『愛』というテーマに向き合って描いた物語。
自分の『愛すべき人』がきっと見えて来る筈です。
前編後編とボリュームのある作品ですが、きっと疲れず、飽きずに読めるそんな素敵な作品です。
愛に飢えた羊達は
温もりを、愛を求めるように
一つの世界に集った…
凪、彗、有須、祠稀、幼い、まだ子供の四人。
だけど、心にそれぞれが闇を抱えてて、不器用に、決して美しくないけど支え合って生きていく。
携帯小説にしてはテーマは重く、また、色々と考えさせられてしまいました。
だけど、『愛』という重たいテーマだからこそ、沢山の方に触れてほしいものだし、この作品をオススメしたいなと思います。
後編も、どんな風に続くのかドキドキしています。
突然の出会いが二人の男女が、運命の悪戯で出会う……
昔恋した相手に似た人を好きになるってことはあると思います。
この物語はそんな男と女のリアルな気持ちから始まります。
この恋が本物に変わる過程を、是非一読あれ。
可愛い先生夢ちゃんの赴任先は男子校
しかも、夢ちゃんの担当するクラスには生徒会の面々が……!
お話はほのぼのしていてテンポ良く進みます
キャラクター達の動きが、なんだかキラキラしていて楽しそう!
思わず愉快な仲間達に入りたくなるかわいらしい作品です。
先生と生徒なんて一見禁断ものなのに、この作品はそんな暗いものは一切なし。最後までハッピーでした。
美月が過ごす“世界”は
暗く、脆く、つまらない世界。
そんな世界をぶち壊したのは、ある教師と一枚の楽譜との出会いだった…
………………………………………
最初は二人の距離が近づく甘酸っぱさ、そこから先は切なく、最後は熱い何かが込み上げてくる作品でした。
つまらない世界を守りたかった美月を変えた先生。けど、先生も自分のつまらない世界を守りたい嘘つきで
先生をきっかけに、晴や椿など、個性的で温かい友達が、美月を強くして今度は先生の世界をぶち壊した。
そんな姿に、今守ろうとしている自分の世界って、本当に守る価値があるのかな…と考えさせられました。
美月にとって、いつの間にか先生が、晴が椿がいることこそが守りたい“世界”になっていたんじゃないかと思いました。
沙絢さんが作品に込めた想い、宮脇さんの曲と合わせて感じると、更に素敵です。
恋に、友情に、部活に
その瞬間を、駆け抜けるように普通に過ごしていた瞬。
そんな瞬を、ある病気が選んだ…
………………………………………
タイトルから、最初は記憶障害になる話なのかな…と思っていました。
しかし、話を読み進めるうちに、ソフィアさんの言う『記憶』の意味が分かり、私が思っていない、当たり前の『記憶』の大切さを実感しました。
最後は、瞬の死が齎したものは、悲しみじゃなくて未来へ進む鐘の音だったのかな…なんて思えました。
もしこの道の先に何が待っていても、瞬の周りで瞬を支えた皆は、未来へ向けて進んでいくのだろう。と希望をもらいました。
最低な失恋をした由梨。 いつも、いつも強がることしか出来なかった由梨だけど、ある男性に出会い変わる……。 ……………………………………… 「ハタチの初恋」 × 「ラブレッスン」 光葵さんファンには堪らないコラボの一作となっています。 個人的に、作品を通じて思ったのは恋するまでの時間って関係ないんだ、ということです。 読後、ドキドキする恋が自分もしたくなる、そんな作品でした。
最低な失恋をした由梨。
いつも、いつも強がることしか出来なかった由梨だけど、ある男性に出会い変わる……。
………………………………………
「ハタチの初恋」
×
「ラブレッスン」
光葵さんファンには堪らないコラボの一作となっています。
個人的に、作品を通じて思ったのは恋するまでの時間って関係ないんだ、ということです。
読後、ドキドキする恋が自分もしたくなる、そんな作品でした。
毎日をつまらないと思って過ごして来た主人公実結。
そんな実結の彼氏修弥が突然事故に遭う……。
………………………………………
物語のスタートがまずインパクトのあるもので、次どうなるんだろう、とドキドキしながら読みました。
失ったら二度と元には戻れないけど、実結はやり直しが出来た。
その繰り返される時間の中で、実結が本当に大切なものに気付き、修弥の愛に気付き、そしてラストは大きく成長します。
読後、自分の大切なものはなんなのだろう、と考えさせられる作品でした。
甘い恋の話にはもう飽きた、と言う方はもちろん、甘いのがケータイ小説だ、と思っている方にも読んでいただきたい作品です。
フラれた次の日、イケメン歯科医な恋をした主人公。
けれど、彼女の恋した爽やか先生は……!
………………………………………
爽やかな青年を装った遊び人、通称夜の帝王の歯科医聡
その聡の本性をお酒の力で怒鳴り散らした桃花
ある意味お似合いの二人。
始めこそつんけんしていたけれど、次第に心が和らぐ桃花にキュンとさせられました。
ぜひ、先生の甘いマスクにやられてみてはいかがでしょうか…?
ある日、本当にいつもとかわりない日、そんなありえないニュースが流れていた。
主人公未来は普通の高校生。腐れ縁の幼なじみ、家族、友達に囲まれて普段通りの生活を送っていた。
なのに突然、世界は滅亡の危機を迎えることになる……
………………………………………
世界を救うという使命を担った主人公未来と、地球を救うために異世界からやって来たレン。
彼等の守り抜いた『世界』には、膨大な想いがつまっていたのだと思います。
ラスト、思いもよらぬ展開でしたが、私はとても良いと思います。
当たり前の日常がどれだけ大切か、そして、それを守のが容易でないということを考えさせられる素晴らしい作品でした。
第一シーズンから数年…
ハリウッドから戻ってきた貞永とマネージャーあゆとのコンビが復活した!
しかし、沢山の障害が二人の邪魔をしていく……
事件が起こる度に笑って泣いて
そんなあゆを支えたのは最愛の人と仲間達だった。
読後、成長していくことの喜びを感じる、そんな作品です。
第一シーズンと共に是非どうぞ。