此処は、幽玄の國──── その名の通り 本当に存在するのか定かではないが、 たしかにひっそりとその國についての伝承は語り継が れている･････････ 主人公は異世界に迷い込み そこで己の使命を思い出 す。 異世界で出会う運命の者達─── 俺様 暴君の獅騎(ｼｷ) ｢娘 お前は何者だ？｣ 美しく気高い巫女 美夜姫(ﾐﾔﾋﾞ) ｢貴女はこの国の次代巫女となるに相応しい人です｣ 主と守護神──── 導きの朱き守護神 朱音(ｱｶﾈ) ｢そなたがこの暁翔(ｱｼｮｳ)に導かれ此処へ辿りつい たのだとしたらわらわはそなたを歓迎しよう｣ 自由な白き守護神 迅斗(ﾊﾔﾄ) ｢嬢ちゃん旅の人？俺と遊んでくんない？｣ 誇り高き黒き守護神 和貴(ｶﾂﾞｷ) ｢去れ！ここはお前のような輩が来るべきところ ではない！！｣ 慈悲深き蒼き守護神 翠藍(ｽｲﾗﾝ) ｢よくぞ ここまで辿り着きましたね ようこそおい でくださいました わたくしの都へ ｣ そして、主人公であり天命の乙女 胡珀(ｺﾊｸ) ｢何も出来ずに見ているだけは嫌！私は…最後まで抗い続けてみせる！！！｣ これは異世界へ飛ばされた少女と守護神達の織り成 す 世の理から外れた世界の悲しくて滑稽の物語──