プロフィール

麻倉水月
【会員番号】863386

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神様の敷いたレール

総文字数/26,741

ホラー・オカルト50ページ

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世の中は嘘と悪で溢れている。 世の中を生きるすべての者たちは自己と周囲を欺き生活している。 どんな過ちも自らの取り巻く環境さえもあの頃は若かったからや魔がさしただけなどすべて肯定的に捉える。 何か致命的な失敗をしても、それさえ生きた証として思い出の1ページに刻むに過ぎない。 例えば学校のいじめ問題。いじめの加害者はそういうつもりではなかった、周りがやっていたから、場の流れで行ったなどと自己の過ちを肯定的に話す。 世の中は多数決で決まっている。人数が多い方が正義で人数の少ないものが悪なのだ。その内容に意味を見出さない。 彼らは多数派ならばどんな一般的な解釈も社会通値も捻じ曲げてしまう。 どんな凶悪な殺人事件のニュースを見ても可哀想や気の毒などたった数文字で済んでしまうように彼らにはどんな嘘も秘密も、罪も、失敗さえも『人生』のスパイスでしかない。 そして彼らはその悪に、その罪に特別性を見出そうとする。 自分たちの失敗は過去の過ちで済ますが、他者の失敗は過去の過ちでは済まされないと断ずる。 すべて彼らのご都合主義でしかない。 ならそれは欺瞞だ。嘘も欺瞞も秘密も詐術も全て糾弾されるべきものだ。 彼ら、彼女らは悪だ。 こんな嘘と悪にまみれた偽りの世界で人を信じることはできるだろうか。 できたとしてそれは正解なのだろうか。 友情や愛情はほんとに存在するのだろうか。 人間には表と裏の顔がある。 貴方の友達は本当に友達ですか? 貴方は友達のどこまでを知っていますか? 表面しか知らないのではありませんか? 貴方の恋人はどうでしょう? 貴方は恋人のどこまでを知っていますか? 表のいいところだけしか知らないのは幸せなことでしょう。 裏の嫌な部分は知らないわけですから。 しかし裏の顔を知らず、無知で生きていることは果たして正解なのでしょうか。 綺麗な表面しか知らない人間と表の顔と裏の顔を知り現実を受け止める人間。 あなたはどちらを選びますか?
顔とお金で世の中は廻っている。

総文字数/5,836

恋愛(学園)11ページ

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世の中は顔とお金で廻っている。 かっこいいやつやかわいいやつは努力もせずにちやほやされ幸せな人生を送っている。 そして容姿のいいやつは芸能人や玉の輿、仕事に恵まれるなどお金が自然と湧いてくる。 お金持ちも同じだ。どんなに不細工に生まれてもお金で大抵のことは解決される。 その気になれば容姿だって作り変えることができる。 そしてそのどちらも持たない者はそれぞれの壁に直面し、消去法で何かを犠牲にしながら必然的に妥協を強いられながら生活している。 そんな考えの慶太は人生に希望も人生をなくなあなあと生きていた。 恋人は中身はどうでもよく容姿だけで判断していたのだが可愛い子と付き合えないと自分の力量を理解していた慶太は恋をすることを諦めていた。 そんな慶太の考えを持つ正反対の柚希と出会う。 お嬢様で美少女の柚希だからそう言えるのだと反対意見を持っていた慶太だったが彼女に触れていくうちに慶太の考えが揺らぎ始めていく。 顔とお金が大事なのか? 中身が大事なのか? 貴方は恋人に何を求めますか?

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