夏 雪ん子さんの作品一覧

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 昔、聞いたことがある。「人はいつしか夜叉になる」。そうだ。今回、夫にとりついた女はまさしく夜叉だ。其れも凄い気の持ち主だ。一介の主婦が騒いだところでかなうはずなどないのだ。相手が悪すぎる。おとなしい夫は悪い夜叉にすべてもっていかれた。今、主婦の舞子のところに舞い戻ってきた夫は夜叉に全てしゃぶりとられた、一個の抜け殻にすぎない。いっそ思い切ってどぶに捨ててやろうか?舞子はそうもなんども思った。しかし、優しい舞子は手元に置いている。自分だけは夜叉に等はなりたくはないからだ。  だが、ずるく絶対許せないアノ夜叉ヤロウに、一太刀だけでもあびせないと気がすまない。これも叶わぬ望みなのだろうか? 一刻も早く、何も考えず枕をたかくして穏やかに眠れる日々になりたい。それだけが主婦舞子の現在のささやかな願いです。 (全てフィクションです。)
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 夫が浮気などをした場合、そりゃー相手の女ではなく、夫を恨み懲らしめるのが筋だとは思いますよ。でもやはり相手の女が憎い。この世にいてほしくない。死んでほしいとかではありません。極端でしたね。それは詳細は、できることなら時間をもどし、夫とその女が絶対めぐりあわないようにしたいと、ただそれだけなのです。平和にね。  しかし、現在この小説の中の主婦は夫と愛人?に死ぬほど苦しめられている。 それで色々なことをして自分がドツボから抜け出そうとしているわけですよ。みっともなくともね。まあ、見ててくださいな。愚かだけど、せつないね。 ネッ、かわいいでしょ?人間てさ。とーても愚かだからさ。 (これはフィクションです)
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 女心はやっかいだ。主婦舞子はかんがえる。自分でもこんなに夫の浮気まがいに自分が執着していつまでも苦しむ女だとはおもわなかったのだ。でもやっと気がついた。巷で離婚が流行るのは、なんとしても夫が自分という妻に隠れて他の女とつきあっていたり、他の女に心をもっていかれるのだけは許せないのだ。ええ、そうですとも、地球がひっくりかえろうとも絶対の絶体に許せない。夫にちょっかい出しやがった、古だぬき女もただではおきませんとも。生きてきたことさえ後悔させてやる。もうそこには居られなくしてやる。世界中どこでも生きてはいけないようにさせてやる。どこでも働きも何をすることをもだ。それほどの怒りが自分の中にあったなんてそれも驚きだ。舞子は時々おもう。怒りに自分がくい殺されそうだ。誰にでも優しかったかっての自分をそれほど怒らせた夫も本当に許せなく憎い。いくら頼まれてもケッコンなどコンナヤツとしてやるんじゃなかった。騙された。自分が馬鹿だったのだ。 早く元の穏やかな暮らしに戻りたい、今はただただそれだけが望みだ。 (これはフィクションです)
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 夫の浮気相手をうらみ自分の心も傷つける気持ちは何年たったら癒えるのだろう?これは、事実、夫に浮気され裏切られ傷つけられた女でないとわからないだろうなと思う、主婦瑠璃子。 瑠璃子は毎日毎日朝から晩まで苦しんでいる。夫のやったことも許せないがこんな子供じみた浮気まがいを長年妻に隠れてする夫も全く理解できないし、第一いい高齢者の女たち二人で、美人局の変形みたいな行為をして人の夫に手を平気でだせる神経がまったくわからないのだ。えっ?会社で働いていれば緩い男女交際あるある?とんでもありません。ここは日本ですよ。働いていようといまいと分別は同じです。人の亭主をだまし色気で惑わせるんじゃありません。そういう輩は謝罪、償いはあたりまえでしょ。  いつまでたっても芸能界は浮気不倫の話でいっぱい。でもそれは芸能界だからでしょ? こんな普通の世間であるなんて信じられない。それも本当に普通の自分の夫が悪い女に引っかかって浮気まがいをするなんてー。  瑠璃子は自分が悔しいだか悲しいんだか、戸惑っているんだか、今でも何がなんだかわからないのです。人生の予定がすっかりくるってしまった。そんな感じかもしれません。とにかく心があれからずーと落ち着かないのです、いつまでたっても。苦しいですよー。 そしてこんな年になってまでこんな凄まじい、苦悶状態を引き起こした夫が凄く凄くうらめしいのです。
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 神様はこの世にいるのだろうか?と、主婦舞子は思う。生きていて、長い人生を何とかやり切った、まだ途中だけどね。苦労をわかってくれているはずの神様の仕打ちにうちひしがれている。夫に浮気まがいされた。以前にも妖しいことは何度もあった。そして何ども夫は反省し「これからは舞子さんの信頼できる夫になりますから、努力しますから見ててください。女とは絶対かかわりません。もう女はこりごりだ」と。  それを信じたのに、また今度は大々的にやってくれたのだ。この年でだ、夫は普段は大人しい、いい人だ。所が意思が凄く弱い。ただ単に女好きかも。一たび、舞子の所から離れ、そこへ女が登場すると、自然に夫独自の許容範囲と価値観というものが登場する。それでどこまでも女との逃避行がはじまるのだ。始末におえない。元々気の弱い人だから、責めると落ち込んでどうなっちゃうかもわからないのだ。それも怖い。舞子は少しだけ強くなった。一人道の人生も視野に入れなくてはこの先生きていけないな、と。(結婚離婚とは関係なく) こうやって女は強くさせられていくのだろう。
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 あなたは今結婚していますか?信頼していた夫(恋人)に裏切られ浮気をされたことはありますか?  今世間では俳優さんのア〇さん、東○○さん夫婦の浮気離婚事件が出回っていますね。ア〇さんの気持ちがよくわかります。夫が悪い男だということがわかっても、子供の父親であることにかわりはない。この先離婚しても多分これから先幸せになれる保証などはない。子供のことを優先すれば、自分さえ我慢すれば丸く収まるのではないか?でも、それではイタイイタイ自分の心を抱えてズット生きていかなければならない。できるのか、そんな器用なことが?  だから、明日息をする為に苦渋の決断をする以外方法等なかった。選択肢などなかった。女になど生まれなければよかった。でもだからといって自分勝手な男の気持ちなど理解したくもない。(そうそう、世間には悪い女もいますね。) まあ、彼女は有望な女優さんだから、先々で色々といいことはあるかもしれませんが、女としての苦しさは同じだと思います。ちょっとだけ重ねて考えましたが全く違う考えかもしれません。  やはり世間も社会も女にはつめたい。お金問題もふくめてね。 あまり先は考えられないし、考えたくもない。明日、今日と同じ様に生きて行くためにタンタンと頑張るしかない。 いいことは必ずある。 塞翁が馬だ。
こんな鬼姑もいるんです

総文字数/8,932

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 結婚されている皆様は正直なところ今幸せですか?素直に幸せになりたくて結婚するんですよね?ところが、もし何年か先、とんでもない一族と結婚というか、縁を結んでしまったとわかったら、まずあせりますよね。だけど、この小説の中の喜久子みたいに、既にその時自分もいい年で、取返しがつかないと知ったら、どこで折り合いをつけるのでしょうか?  喜久子さんは、まず、姑にいじめられてきた自分を振り返り、いじめてきた姑や、義理の姉、苦労をかけさせられた夫のことを思いだして、自分で人生にけじめというか、人生の精算をしたかった。そして残された日々をしっかりと前を向いて、自分を大切にして生きていきたい。これはそういう物語です。
夫の浮気発見。離婚しない方法

総文字数/5,077

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 女に生まれちゃったんだー。くやしいけど仕方ない。そし男に浮気で泣かされる。この男だけは大丈夫、のはず?とおもって結婚した。 でもやはり男は男、平気で裏切る動物だった。 オマケに悪い女もいる。無類のおとこずきだ。コイツらには鉄鎚をくらわせるべきだろう。 いつまでもいい娘ではいられない。しかえしだ、後悔させてやるんだ。やったことを、、、。 自分を肯定したいよね。だから、戦わなくてはいけない。サー、勇気をほんの少しでいいからだそう。 全女性のために。美しいじぶんのために。
愛という名の欲望

総文字数/6,380

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愛、小さい時からくちずさんできた言葉だ。憧れさえおぼえた。 しかし大きくなるにしたがって色々みえてきた。けっして美しいばかりではない。人には欲望があるからだ。 だから人の夫に手を出したり平気で遊んだりする悪い女がいたりする。 もしもです。貴女の大切な信頼していた夫が悪い女にからめとられていたら、それもずーと前から? 人の人生は長いようであっけない、だからたとえようもなく尊い。 それなのに、生きていく上でそんな修羅場は要りますか? 本気で他者を{夫の愛する女?}を「憎いヤツ、ぜひ鉄槌を」とおもったとき あなたならどうしますか?マリア様のように許しますか? 「人の心には夜叉が住んでいる」昔、ある女が私にささやいた。 きれいな心できれいな人生を歩みたかった。 知らないことは知らずいたかった。 亡くなった愛する母が言っていた。 「娘よ。私の可愛い娘、強くなれ、強く生きていけ」
それでも別れない理由

総文字数/4,585

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最近は離婚が多いと聞いた。しかし、夫からひどい目にあっても普通主婦瑠璃子は決してわかれないと決めた。今回は夫陸男とのなれそめからはいり、どうして、瑠璃子がだんじてわかれないかをひもとく。結婚の意味はあたりまえだが幸せになることだ。その為には互いの信頼は必須。だが、愛や「信じる」がなくなってもちゃんと生きていけるのでは?と素朴に真摯に人生を見つめる平凡主婦瑠璃子。人の心の複雑さを見つめてみましょう。
風前の灯夫婦の北海道珍道中

総文字数/6,276

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 夫の女問題が長引いてもうヘトヘトの主婦瑠璃子。今回夫は北海道へ一緒に行こうと言い出した。躊躇はしたが、一縷の望みと不安の中行くことに決定。毎日毎日言い合いばかりで辟易していたのだ。途中またケンカが勃発、遠い北の国で突然バイバイということになったら、、、。という不安は確かにありました。しかし不安は不安しか呼ばない。行ってみよう。だって北海道だよ、普通に行きたいじゃん、そうスグスグ行ける所でもないしね。夫の北海道在住の友人にも会ってみたいしね。万一よ、まんいちだけど仲良くなれればおんのじだしね。ということでおおがけだけど、喧嘩中の夫と瑠璃子にしては大旅行にしゅっぱつだー。
夫の愛人の夫への手紙

総文字数/5,616

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 夫は愛人?の事を見た目だけでなく心も優しいと思っているらしい。とんでもない、実態は極悪非道の悪魔だ。絶対ほってはおけない輩だ。愛人?は浮気まがいが発覚した今も、かたくなに直にあやまろうとは思わないようだ。仕方ない、かくなるうえはやりたくはないが愛人の旦那様にも、事の次第を話し、しかるべき措置をとってもらうしかない。ああ、やりたくはなかった。でもどうしょうもないコトって世の中にはあると、この年で解った普通主婦瑠璃子です。
妻の知らない夫の時間

総文字数/15,598

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 ボヤ騒ぎの夫の恋なら妻は許せるのか?夫婦の信頼って何?マサカまさか、自分の夫に自分の知らない時間が存在していたなんて、もうー、夫の考えていることがわかんなーい。貴方が誰かワカンナイヨー、アタシはどうすればいいの、誰を信じたらいいのって、パニくったことはありますか?純情主婦瑠璃子の悩みは尽きません。
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ついにあかされる浮気相手側の本音。聞いたからといってどうなるものでもないが、一応きいときましょう。 人生、後悔はもうしたくないからね。
夫を奪った悪女K子さんへの手紙

総文字数/5,143

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夫を長い間奪い、思う用に操った女、K子さんに手紙をかきました。当然届くはずなどありません。でもこうしないと私共家族が明日から生きていくための第一歩がふみだせません。
私の夫はダメダメ男

総文字数/2,771

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 性悪女につかまった私の夫。世の中にはこんな小さな悪もたくさんあるんだとおもいます。でも性悪女が姑息なだけに、家族はメチャクチャにされました。相手の女は全く悪く無いと言って謝罪はしません。貴方だったら、泣いて終わりですか?我慢しますか?家族の愛、信頼ときずなは取り返しがつかないことにされたのに、、、。
貴方の夫が雪女に捕まっていたら

総文字数/3,803

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人は誰でも心に闇を抱えて生きている。いつもの日常に落ちたほんの一筋の水滴でもそれは姿をあらわす。鬼にでも、夜叉にでも一瞬になる。昨日はあの人が闇におち、今日はアナタかも、、、。
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