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悪女の涙は透明らしい

みたらし／著

総文字数/11,854

恋愛(逆ハー)37ページ

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貴方に会えてよかった〜臆病な彼女との恋

まなっち／著

総文字数/1,294

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恋愛エトセトラ

薫いちか／著

総文字数/1,787

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ガールズ・バッテリー

柏木十輝／著

総文字数/5,471

青春・友情2ページ

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月と花。花は太陽の光を受けて育つのだと思ってた。だから、夜の花なんて存在しないのだと。しかし、花は月を見た。月が怒り、荒れ狂う姿を。月が悲しみ、挫折する姿を。明るく微笑む花は月のために。その瞬間、夜の花は存在し始めたのだ。同じ思いを抱き、同じ夢を描き、同じ未来を見た月と花。花が放つ一瞬の思いを全力で受け止める月は、今まで見たどんな月よりも輝いてた。誰もが心の中に闇を抱えて生きている。自分の弱さを素直に見せることが出来たらどれだけ楽だろう。それなのに、強がってしまう。あの人は、特にそうだった。常に完璧であろうとしていた。完璧な人間なんて、どこにもいないのに。耀いているように見えても、孤独を隠しているのに。そのことに、何故、気づけなかったのだろう。夜空に浮かぶ月。その光が月のすべてではない。自らの姿を消した青空に月は大切なものを隠し続けていた。大切なこと。 …本当に大切なことだろうか？お互いを見つめていた花と月の、見えていなかったお互いの姿。運命は二人の出会いを祝福はしなかった。運命は二人を繋ぎ続けていた。それは遥か昔から。それは悲劇的な形で。月と花。二人は出会うべきではなかったのだろう。けれど、出会ってしまった。二人が歩む先には何がある？きっと誰にもわからない。わからなくて、その闇に震えてしまうこともある。それでも二人は歩いてゆくのだろう。出会うべきではなかったと知りつつも、出会えてよかったと心のどこかで感じているから。やがて、真実を知る。真実とは、本当に不幸だろうか？二人は本当に悲劇的な運命だったのだろうか？幾つもの戦いのなかで、気づくこととは？

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ゆうりおん／著

総文字数/4,613

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はつこい

眠太郎。／著

総文字数/6,328

恋愛(キケン・ダーク)8ページ

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森下ゆめ高校２年生ぱっちり二重に通った鼻筋形のいい薄い唇。白い肌。細い体。天然で学年一モテる女の子だけど自覚なし。趣味はお菓子作り。両親は有名なパティシエでよく外国に仕事の関係でいくから家に１人になることが多い。幼い頃、交通事故に遭い頭をうったせいで、幼い頃の記憶がとぎれとぎれ。右の横腹にやけどの跡があるが、それも本人は覚えていない。両親から聞いた話だと、小学生の頃にコーヒーをこぼしてできた跡だとか。アイオライトのネックレスをしている。誰にもらったのかは覚えていないが、外したくないからずっとつけている。学校はアクセサリー禁止なので、服の下につけている。山本けい高校２年生黒髮の目にかかるくらいの少しウェーブのかかった髪の毛目は奥二重だけど、大きくて色っぽい通った鼻筋。形のいい唇。白い肌。ほどよくついた筋肉。クールで学年一のモテ男。女の子に興味がない。らしい。実は甘いものが大好き。特にティラミスが好き。お菓子もよく自分で作る。うさぎを飼っている。喧嘩上等。実家はお金持ち。成績優秀。学校でいちばん目立ってる。ヤンキーグループのリーダー。父は大手企業の社長。母は9年前に他界。母が死んだ時の記憶はもちろん、 9年前に母が死んだ後の記憶からしかないらしい。父に聞いた話によると、母は病気でなくなったのだとか。けいは鉄棒から落ちて幼い頃の記憶を無くしたのだそう。「初めての愛は、悲しいものなのよ」そう、ぼくのおばあちゃんは教えてくれた。ぼくにはまだ、愛なんてわからないのに。 __________ おばあちゃんの話には続きがあった。