「好きって」の作品一覧・人気順で無料で読む

総文字数/175,776

恋愛(ラブコメ)364ページ

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雨の日だろうが、晴れの日だろうが、世界が破滅するそんな日だって私はあなたに「好き」だと伝えに行く。｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡｡.:*･ﾟ♡★ 猪突猛進少女。 365日悠太先輩でいっぱい！水島陽伊代【みずしまひいよ】 × 学校随一の美形男子。女遊びが激しいが絶対に本気にはならない。東阪悠太【とうさかゆうた】｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡｡.:*･ﾟ♡★ 悠太先輩はいつも違う女の子と一緒にいます。だけど、絶対に本気になったりはしません。 ––––「“遊び”でよければ、ピヨちゃんにも色んなこと、してあげるよ？」 “遊び”以外はお断り。本気の子は遠ざけます。 ––––「俺。ピヨちゃんにだけは、手を出せないや」もしかしたら何か、理由があるのかもしれません。 ––––「ピヨちゃんは油断しすぎ。時々本気でどうにかしてやりたくなる」 ––––「しっぽ振るのは、俺だけにしてよ」何度も私をふるくせに、悠太先輩はいつも私に甘い。こんなに好きにさせて、先輩のせいだからね？先輩の“特別”になる為に、水島陽伊代！いざ！出陣しますっっ‼︎‼︎‼︎ 2016/10/05→公開☆ 2017/01/23→完結★ ∞yumi＊様♡ かーーーーん様♡ まこせん様♡ オレンジマーブル様♡ Fr様♡ LUVIN様♡ まどちゃん様♡ 涙易様♡ かーゆんだーす様♡ ❁*.麗華.*❁様♡ 素敵なレビュー、ありがとうございます(*≧∀≦*) ☆総合ランキング最高5位！！ ☆恋愛ランキング最高４位！！読んでくださった皆様のおかげです！！ありがとうございます(≧∀≦)♡ 2017/8/18 『爽やか男子VSチャラ男』特集に掲載されました！

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君を隠したあの夏

ゆのか／著

総文字数/12,961

恋愛(学園)10ページ

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あの夏を、私はまだ覚えている。　「暇だからいいよ」──そう答えたあの日。　中学1年の七月、青郎に告白されて、軽い気持ちでうなずいた。　でも本当は、あの瞬間から何かが変わっていたんだと思う。　青郎は、誰よりも明るくて、クラスの中心にいた。　私はその光が少しまぶしくて、だから決めた。　「この関係、誰にも言わない。隠すためなら、なんでもする」って。　秘密であることが、ふたりだけの絆のように思えた。　放課後の体育館裏、机の下でつないだ手、誰にも気づかれないように笑い合った日々。　どんなに隠しても、心の奥では、あの人だけでいっぱいだった。　2年の春、初めて「好き」と伝えた。　青郎は驚いたように笑って、そっと私の頭を撫でた。　あの瞬間、初めて“恋”が本物になった気がした。　冬、席が隣になってからは、毎日のように机の下で手を繋いでいた。　3年の春、修学旅行でバレないように手を繋いで、あーんして。　周りに隠しながら、心の中では「ずっと一緒にいられますように」と願っていた。　でも、冬。受験の時期。　青郎が遠い高校に進むと聞いた夜、涙が止まらなかった。　だけど、「青郎の夢を応援したい」と思った。　理科の授業中、先生にバレないように彼の面接練習をしていた日々は、　恋人としての最後の時間のようだった。　高校生になってからも、好きだった。　でも、遠距離は想像以上に冷たくて、痛かった。　七月七日──あの日、青郎は言った。　「お互いを思って、ここで終わりにしよう」　そして、約束をした。　「成人式でまた会おう。その時まだ好きだったら、今度は結婚前提で付き合おう」　時が経っても、青郎以外に“好き”と思える人はいなかった。　そして、青郎もまた、誰かと付き合っても、私を忘れられなかった。　あの夏、隠した恋は、今も胸の奥に息づいている。　誰にも見せなかった恋が、確かにここにあった。　──これは、時間を越えて続いた“初恋”の物語。