彼女は、恐れない。 どんなに酷い傷であろうと、どんなに重い病気であろうと、どんなに病人や怪我人がいるのが危険な地帯であったとしても、迷うことなく飛び込んでいく。 彼女が唯一恐れるのは、大切な人たちが命の危険に晒された時。失いたくない彼女は、自らを盾にしてでも動いていく。 「絶対ッ！絶対に誰も死なせないわ！」 俺も、彼女の盾になりたい。

ずっと一人で生きていくんだと思っていた。 誰かを愛するなんて、そんなもの潜入捜査を行う時にターゲットに言う口先だけの言葉と偽りの感情で、俺には一生縁のないものだと思っていた。 こんな嘘まみれの俺に愛なんてものを神様は与えてくれない。そう思っていた。だけど、俺の目の前に四月一日先生が現れてくれたんだ。だから俺はーーー。 「悲しいから泣いているんじゃないの。すごく、すごく今、嬉しいの！」 あなたに、この想いを伝えたい。

ｰｰｰｰｰｰｰｰモデルオーディションを受けた４人。実は極秘密捜査官のオーディションだった！？4人はこれからどうなるのか！？ｰｰｰｰｰｰｰｰ 立川桃花>>>>元気なハイテンションガール × 野々川志帆美>>>>立川桃花の親友。いつも冷静。 × 石井姫子>>>>学校の女神様的存在、岸成美輝と何でも2トップを築いているが美人という自覚はない。 × 岸成美輝>>>>石井姫子と親友、二人ともスタイルもよく美人。良き人だが美人というのは無自覚 ｰｰｰｰｰｰｰｰこの親友2人×２の4人がなぜ出会うのか！？上流女子2人と一般女子ふたりがなぜ極秘密捜査官に！？ｰｰｰｰｰｰｰｰ

「俺の女になるって言うなら、ボスに報告しないでやってもいいぞ」 ニヤリと不敵に笑うあいつ。私が何と答えるかわかっているから笑っているんだ。 ただ生き延びるための関係っていいんですか？

彼の瞳を見た時、まるで星のように綺麗な目だと思った。 彼女の瞳を見た時、悲しい表情を内に秘めていると思った。 どんなに言い寄られても、絶対に振り向かない。恋はしない。私が幸せになるなんて、おこがましいにも程がある。 絶対に振り向かせる。これはきっと運命だ。何故そう思ったのか説明なんてできない。だけど、そういうのを「運命」って言うんでしょ？ 「いい加減離れてください。あたしはFBIに協力はしますけど、あなたと特別親しい関係になる気は毛頭ありません！」 「そんなこと言わないでよ。まあ、素直になれないツンデレなお姫様も可愛いけど？」 「誰がツンデレですか！！」 「怒った顔も可愛いなんて、本当に天使だね〜」 恋をしないと決めた女子大学生と、彼女を落とすと決めたFBI捜査官、二人の結末は果たしてどうなるのかーーー。