わたしの見えた色は いつでも白黒で… わたしの聞こえた音は いつでも壊れた機械音で… わたしの見えた景色は いつも孤独の中だった…。

誰も信じられなかった。 信じても、裏切られてばかりだった。 だから だから、アンタもアタシは信じない。 アンタなんか…信じないよ… なのに… どうして、アタシを抱きしめるのよ… 桜沢リンさん 素敵なレビューありがとうございます

ずっとこのままだと思ってた。

あなたは大切な人と過ごした時間がなかったことになったら、どういう衝撃を受けますか。 どこにでもいそうな亮太(りょうた)とどこにでもいそうな美晴(みはる)、そんな普通な２人の甘ずっぱい青春物語です。 それでは、どうぞ。

「…生きるのってただ辛いだけ。良いことなんて何もないんだ…」 「それでも私はあなたが好きです」 「気付かなかったけど…俺、あんたのことが好きみたいだ」 「…燃えるよね。禁忌を犯すのって」 妖と人間が恋をするのはいけないことですか―――？

人の心なんて､ 不安定で不確かで でも だからこそ 追い掛けてしまうのかもね

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 私の日課。 昼休み、12時25分、 体育館のギャラリーからバスケを見ること。 ……訂正。 バスケをしている先輩を見ること。 　 一途でちょっとドジ 佐伯先輩に恋する女の子 宮下　亜希(ミヤシタ　アキ) × クールな学校の王子様 佐伯　恭也(サエキ　キョウヤ) 学校の女子から 絶大な人気を誇る王子様。 めったに笑顔を見せないし、 女子には冷たい。 なのに、 なんでこんなにモテちゃうの！？ 王子様に恋をするのは、 苦労がたえませんっ ♥ 片想い中に強力なライバル出現(？) そんな時に転校生がやってきて…… ♥ 『宮下さんは、誰が好きなの？』 『バスケを見に来てるの？ それとも、誰かを、見てるの？』 佐伯先輩からまさかの質問攻め！？ ２人が織り成すじれじれ胸キュンラブ♡ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 2014.07.04完結 2014.07.19 総合ランキング3位 ありがとうございますっ ※お知らせ※ この作品の番外編にあたる 『体育館12:25～それぞれのみる景色～』 を公開中です♪ ここでは知ることのできない物語の裏側を 見れちゃうかも……？ よろしければぜひ、ご覧ください！ 2015.02.25 ＼文庫化決定／ 文庫本には限定エピソードも 追加しています♪ 2018.06.25 ＼野いちご文庫より新装版発売予定／