【短編集】あなたのおかげで今、わたしは幸せです
3.(END)
「メレディス? メレディス……よね?」
青白い肌に少しこけた頬、あんなにも美しかった銀色の髪はその輝きを失っているように見える。
「いったいどうしちゃったの? そんなにやつれて……ご飯は? ちゃんと食べている? 眠れているの?」
尋ねながら、胸がどんどん痛くなっていく。
(そんな……メレディスがこんなふうになったのは、もしかしなくとも私のせいよね)
彼がこんなにも気に病んでいたなんて、全然知らなかった。自分が死んじゃうかもってことばかりを考えて、メレディスを気遣ってあげられなかった。申し訳なさのあまり涙がポロポロとこぼれ落ちる。
「オウレディア様!?」
メレディスはギョッとしてこちらに駆け寄ると、私の肩をそっと抱いた。
青白い肌に少しこけた頬、あんなにも美しかった銀色の髪はその輝きを失っているように見える。
「いったいどうしちゃったの? そんなにやつれて……ご飯は? ちゃんと食べている? 眠れているの?」
尋ねながら、胸がどんどん痛くなっていく。
(そんな……メレディスがこんなふうになったのは、もしかしなくとも私のせいよね)
彼がこんなにも気に病んでいたなんて、全然知らなかった。自分が死んじゃうかもってことばかりを考えて、メレディスを気遣ってあげられなかった。申し訳なさのあまり涙がポロポロとこぼれ落ちる。
「オウレディア様!?」
メレディスはギョッとしてこちらに駆け寄ると、私の肩をそっと抱いた。