極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
19・封じられた場所
聖王国のお世継ぎ様が、目と鼻の先で眦を吊り上げている。
あまりの事実に、サーと青ざめた私はへなへなと腰を落とし。
そんな私の肩を、素早くアルベール様が支えてくれた。
「っと。シーリ、すまない……驚かせ過ぎたな。先に僕から連絡を入れておくべきだったね」
「い、いえ……。それにしてもとんだご無礼を! これまでの分を弁えぬ行い、どうかご容赦を!」
こっちの世界で通用するか分からないが、ひらにひらにと速やかに土下座の形に移行した私。
幸いにしてその態度はこの国でも通じたか、デュリス殿下はやや機嫌を戻すと、真上から声をかけた。
「そう、それが正しい。殊勝な態度に免じ、今回は特別にオレと言葉を交わす栄誉をくれてやろう。くれぐれも敬意を忘れぬよう心掛けることだな、ひよっこ聖女め」
「はは~っ、ありがたき幸せ」
何とか修羅場にならずに済んでくれた。
私は立ち上がると、おそるおそるデュリス殿下のお顔を見つめる。
あまりの事実に、サーと青ざめた私はへなへなと腰を落とし。
そんな私の肩を、素早くアルベール様が支えてくれた。
「っと。シーリ、すまない……驚かせ過ぎたな。先に僕から連絡を入れておくべきだったね」
「い、いえ……。それにしてもとんだご無礼を! これまでの分を弁えぬ行い、どうかご容赦を!」
こっちの世界で通用するか分からないが、ひらにひらにと速やかに土下座の形に移行した私。
幸いにしてその態度はこの国でも通じたか、デュリス殿下はやや機嫌を戻すと、真上から声をかけた。
「そう、それが正しい。殊勝な態度に免じ、今回は特別にオレと言葉を交わす栄誉をくれてやろう。くれぐれも敬意を忘れぬよう心掛けることだな、ひよっこ聖女め」
「はは~っ、ありがたき幸せ」
何とか修羅場にならずに済んでくれた。
私は立ち上がると、おそるおそるデュリス殿下のお顔を見つめる。