再召喚され全てを失った元聖女は、麗しの騎士団長様の溺愛で絶望から立ち上がる。
アミュレット
リゼに無事にプレゼントを渡してから数時間後。
ロード様が部屋に来てくれて、私はテーブルに案内して向かいの椅子を腰掛けた。
気を利かせてくれたのか、リゼは部屋の外に出てくれたためロード様と二人きりだ。
「それで、渡したいものって?」
早速本題に入ろうとするロード様に、緊張しながらもアミュレットが入った包みを渡す。
「こちらです」
「これは?」
「……いつも助けてくださったり、見守ってくださっているお礼が全然できていないなと思っていたので。こちらは私からの日頃の感謝の気持ちです。ご迷惑でなければ、ぜひ受け取っていただけると嬉しいです」
「お礼? そんなものを買ったなんて王都の店からの請求は来ていなかったが……」
「私が、自分のお金で買いました」
金貨の話を説明すると、ロード様は納得したように頷く。
顔が赤い自信がある。緊張で声も上擦ってしまっていてかなり恥ずかしい。
だけど、ロード様は
「そんなこと気にする必要なかったのに」
と言いながら嬉しそうに手で口元を押さえていた。
「……開けてもいいか?」
「はい」
丁寧に包みを開けてくれるロード様。その中から七色の宝石が輝くアミュレットが出てきた時、ロード様の表情が驚きに満ちたのを感じた。
「これは……」
「私の世界ではアミュレットと言います。魔除けのお守りで、ネックレスとしても使えるし長さを変えればブレスレットやアンクレットのようにも使えます」
「すごいな……もしかして、宝石一つ一つに魔力が込められているのか?」
「はい。私、ロード様からいただいたこのネックレスがとても嬉しくて。だから私もアミュレットをと思った時、絶対に魔力を込めたいと思ったんです」
一つ一つ込めた願いの説明もすると、ロード様はいつのまにか手で顔を覆ってしまっていて。
「……ロード様?」
何か気に障ったかと思って恐る恐る声をかけると、
「……悪い。嬉しすぎて。セーラの心遣いがあまりに可愛くて、悶絶してるところだ」
「か、かわっ……!?」
今、なんて言った!? "可愛い"って言った!? 誰が!? 私が!?
初めて言われた言葉に顔が真っ赤に染まり、ドキドキと心臓の鼓動が早まる。
ロード様ったら、なんて冗談を。私じゃなかったら本気にしちゃうところだった。危ない危ない。
ロード様が部屋に来てくれて、私はテーブルに案内して向かいの椅子を腰掛けた。
気を利かせてくれたのか、リゼは部屋の外に出てくれたためロード様と二人きりだ。
「それで、渡したいものって?」
早速本題に入ろうとするロード様に、緊張しながらもアミュレットが入った包みを渡す。
「こちらです」
「これは?」
「……いつも助けてくださったり、見守ってくださっているお礼が全然できていないなと思っていたので。こちらは私からの日頃の感謝の気持ちです。ご迷惑でなければ、ぜひ受け取っていただけると嬉しいです」
「お礼? そんなものを買ったなんて王都の店からの請求は来ていなかったが……」
「私が、自分のお金で買いました」
金貨の話を説明すると、ロード様は納得したように頷く。
顔が赤い自信がある。緊張で声も上擦ってしまっていてかなり恥ずかしい。
だけど、ロード様は
「そんなこと気にする必要なかったのに」
と言いながら嬉しそうに手で口元を押さえていた。
「……開けてもいいか?」
「はい」
丁寧に包みを開けてくれるロード様。その中から七色の宝石が輝くアミュレットが出てきた時、ロード様の表情が驚きに満ちたのを感じた。
「これは……」
「私の世界ではアミュレットと言います。魔除けのお守りで、ネックレスとしても使えるし長さを変えればブレスレットやアンクレットのようにも使えます」
「すごいな……もしかして、宝石一つ一つに魔力が込められているのか?」
「はい。私、ロード様からいただいたこのネックレスがとても嬉しくて。だから私もアミュレットをと思った時、絶対に魔力を込めたいと思ったんです」
一つ一つ込めた願いの説明もすると、ロード様はいつのまにか手で顔を覆ってしまっていて。
「……ロード様?」
何か気に障ったかと思って恐る恐る声をかけると、
「……悪い。嬉しすぎて。セーラの心遣いがあまりに可愛くて、悶絶してるところだ」
「か、かわっ……!?」
今、なんて言った!? "可愛い"って言った!? 誰が!? 私が!?
初めて言われた言葉に顔が真っ赤に染まり、ドキドキと心臓の鼓動が早まる。
ロード様ったら、なんて冗談を。私じゃなかったら本気にしちゃうところだった。危ない危ない。