神楽理央さんの作品一覧

辺境に嫁いだ皇女は、海で真の愛を知る

総文字数/83,742

ファンタジー166ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
【登場人物】 ◆ ファティマ・ドラゴニア ドラゴニア帝国・第一皇女。 政略結婚の駒として消費される皇女が多い中、 皇帝に溺愛され、 外交官としても優秀さを発揮していた才媛。 才色兼備、政治・語学・文化に精通 真面目で公明正大、国民人気が非常に高い 異母弟・前皇太子の失脚後、 弟クレオールの補佐をしようとするが、 逆に疎まれ、 辺境の小国への政略結婚を命じられる 愛のない結婚と孤独な日々の末、 アズールティアで“家族の温かさ”を知り、 少しずつ心が癒えていく ◆ デクラン・アズールティア アズールティア王国の第五子(末っ子王子)。 上に4人の姉を持つ“海の国の甘やかされ王子”。 日焼けした肌、優しい笑顔、 ラフな装いの癒し系 普段は漁師の兄ちゃんみたいな格好をしているが、正装は超絶麗しいギャップ王子 男性にしては珍しいほど「気遣い上手」で 女性の気持ちに敏感 恋では奥手だが、 決意すると誰より強く頼れる ◆ ドノヴァン(50代) ファティマの政略結婚相手となる侯国の王。 天然資源に恵まれ財政は豊かだが、 自身はだらしなく怠惰。 肥満気味で酒好き 愛人を複数囲うタイプ ファティマを利用しようとするが、 彼女の賢さと誇りの前には まったく釣り合わない男   ◆ クレオール皇太子 ファティマの実弟。 姉の優秀さを妬み続けてきた男。 皇帝になる前から暴走し、 実権を握って帝国を混乱させる 国民人気を失ったことで焦り、 ファティマを呼び戻そうとするが……
表紙を見る 表紙を閉じる
■シルヴィア・ド・グラーフ グラーフ伯爵令嬢。生まれつき色素が薄く、髪の毛も白色に近いシルバーブロンド、瞳も薄い青色。 日光に弱く、長時間外にいると肌が真っ赤になって痛みだしてしまう。その白すぎる容姿から、幼い頃は幽霊だとイジメられたが、バイロンには『探し続けていたミューズだ』と絶賛される。 外にあまり出られないこともあり、絵を描くのが好き。 ■エルヴィン・ド・ラノイ ラノイ侯爵嫡男。根も葉もない噂話が嫌いな、寡黙で真面目な青年。娘を溺愛するグラーフ伯爵に見込まれ、シルヴィアと結婚する。 周囲を冷静に見ていて、ユーフォルビアからの亡命の道を探っている。 硬派な見た目からは想像できないが、祖母の影響で刺繍や裁縫が好きという意外な一面を持つ。 シルヴィアとの結婚で彼の人生は大きく転換していく。
激重シスコン皇帝は、勝ち気な姫に陥落する

総文字数/51,594

ファンタジー111ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
■ルチア・アズールティア アズールティア王国第4王女。 デクランとファティマの結婚式にやって来たビンセントの常軌を逸したシスコンぶりにドン引きする。 物怖じせずに皇帝に意見するその怖いもの知らずさが、逆にドラゴニア側の目に止まり、ビンセントの皇后選抜に参加させられることに。 ■ビンセント・ドラゴニア ドラゴニア帝国の若き皇帝。 皇帝としては有能で、 帝国民からも期待されているが どうしょうもなくシスコンなのが玉に瑕。
表紙を見る 表紙を閉じる
■ 古代ルーヴェル王国(蒼光の王国) ・魔術と科学が融合した高度文明。 ・王家は「蒼銀の髪」「薄い青の瞳」を特徴とする。 ・王国の象徴は 蒼銀の王女エルフリーデ。 ・隣大陸の大帝国 アーゼンハイト と交易関係にあったが…… ■ アーゼンハイト帝国(現代) ・かつて王国を滅ぼした大帝国。現在も強大な軍事国家。 ・王家は呪いを恐れ、「定期的な生贄の儀式」で ルーヴェル王家の怨念を鎮めてきた。 その生贄として選ばれたのが―― ■ エリシア(18)🍓今作のヒロイン ・孤児院で育った銀髪の孤児。 ・自分の出自を知らない。 ・“蒼銀の髪”の意味も知らない。 ・優しいが自己評価は低い。 ・恋愛に鈍感すぎて周囲を困らせるタイプ。 ・実は エルフリーデの魂の欠片を宿す者(=約束の姫)。 アーゼンハイト皇帝から見れば、 彼女は「古代王家の血の再来」。 そのため、生贄として差し出されることになった。連れてこられた古代神殿で 彼女は自分に課せられた 壮大な運命を知ることになる。
黎明の麒麟ー凌暁と雪蘭の伝説ー

総文字数/71,266

ファンタジー148ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
《登場人物》 ■ 国主・凌暁(りょう・ぎょう) 年齢:26歳前後 容姿:長身で引き締まった体つき。黒に近い濃い茶髪を低く結い、前髪はやや長く目元にかかる。瞳は深い琥珀色で、静かな湖のような光を宿す。 若くして霜華国を率いる青年国主。戦国の世を生き抜くため、隣国から正妻を迎える。沈黙と静謐の人。誰よりも落ち着いて見えるが、その瞳の奥には炎のような情熱を秘める。 ■ 曹雪蘭(そう・せつらん)— 隣国の姫君・凌暁の正妻 年齢:21歳前後 容姿:黒曜石のような長い黒髪、透き通る雪の肌。切れ長の瞳は淡い紫水晶の色をしており、視線に吸い込まれるような神秘性を放つ。 凌暁の妻。冷ややかに見えるが、近づくほどに繊細な温かさを感じさせる。この世ならざるものが「視える体質」を持ち、時折幻獣や精霊たちの気配を感じ取る。そのため幼い頃から「異なる存在」として距離を置かれてきた。 ■姚璃月(よう・りーゆえ)— 宰相の孫娘 年齢:22歳 容姿:燃えるような赤茶の髪を高く結い、瞳は琥珀色。姫君とは対照的に陽の光のように華やか。頬に小さなほくろがあり、それが艶を添える。 宰相の孫娘で、情熱的で強気。宮廷では女官の最高位・尚麗の地位に就く。美しさを自覚しており、国主の寵愛を得て実権を握ろうという野心家。一方で心の奥には孤独と焦燥が潜む。 雪蘭を「国を乱す外来の女」として敵視。
表紙を見る 表紙を閉じる
《登場人物》 ◆フィリップ(オルテンシア男爵フィル) ハイドランジア帝国の王子。 帝位継承権は父に次いで2位に位置する。 スペックは良いものの、性格に難ありで妃候補たちから敬遠されている。 《同じ世界の作品》 ●君の愛に酔う〜藤の下で出会った2人の物語〜 ●愛が芽生える刻〜リラの花のおまじない〜 ●幸せを受け止めて〜騎士団長は月夜に淑女をさらう〜 ●姫と騎士のめぐりあい
姫と騎士のめぐりあい

総文字数/54,221

ファンタジー103ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
《登場人物》 ◆エリザベート・フォン・イーリス マグノリア王国第一王女。 ユリウス国王とジゼル王妃の第一子。 王女としての教養は申し分ないが、恥ずかしがり屋で人前が苦手。皆に注目されると緊張で上手く話せなくなり、社交の場ではいつも失敗ばかり。 男性と話すのも苦手で、これでは良縁に恵まれないと両親を困らせている。 幼なじみのエーリヒのことが大好きで、彼だけにはわがままなところも見せる。 モチーフは「ミツバチ」。 ◆エーリヒ・フォン・ロートシルト ロートシルト伯爵家の嫡男。 現在は国王直属の近衛隊に所属している。 父は元騎士団長で現在は世界有数のロートシルトグループを束ねる実業家。世界中を飛び回って、世界経済を動かしており、エーリヒの憧れ。 母の実家が優秀な軍人を輩出する軍のエリート家系のため、周囲からの期待が大きく、自身の立場に悩む日々。 幼なじみのエリザベートが自身に好意を寄せていることは気づいているが、身分の違いなどもあり、自分の気持ちには蓋をしている。 モチーフは「翼」。 《同じ世界の作品》 ●君の愛に酔う〜藤の下で出会った2人の物語〜 ●愛が芽生える刻〜リラの花のおまじない〜 ●幸せを受け止めて〜騎士団長は月夜に淑女をさらう〜 ●傲慢王子の放浪譚
君の愛に酔う~藤の下で出会った2人の物語~

総文字数/131,064

ファンタジー247ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
≪登場人物≫ ♦ジゼル・ド・ウルフェニー ユーフォルビア王国の第一王女。幼い頃に母を亡くし、父や継母から愛情を受けずに育つ。辛い境遇でも決して卑屈にならず、いつか幸せになることを夢見ている。趣味は裁縫と庭いじり。母の忘れ形見である藤棚を大切に育てている。 ♦ユリウス・フォン・イーリス マグノリア王国の若き国王。叔父との王位継承戦争に勝利して国王に即位する。若くして命を狙われた経験から疑い深い性格だが、根は真面目な仕事人間。軍事大国の王であるが、戦争は好まず平和な国にしたいと思っている。 ♦アラン・ポール・クレマン ジゼルの幼馴染。ジゼルの乳母の孫にあたり、ジゼルとは兄妹のような関係。医者の道を志しており、ユーフォルビアからマグノリアに留学してきた。 ♦ウィリアム・ボーセット ジゼルの叔父(母の弟)でウィステリア王国の国王。妻も呆れるほどのシスコンで、姉の忘れ形見であるジゼルのことをいつも気にかけていた。温厚でおちゃめな性格 《同じ世界の作品》 ●愛が芽生える刻〜リラの花のおまじない〜 ●幸せを受け止めて〜騎士団長は月夜に淑女をさらう〜 ●姫と騎士のめぐりあい ●傲慢王子の放浪譚
宗主国の皇女は、属国で幸せを見つける

総文字数/64,471

ファンタジー123ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
■フィロメナ ドラゴニア帝国皇帝の第7皇女。 マルヴァリス皇太子とユリアナ皇女の異母妹。 童顔で小柄な美少女だが、 自身はそれをコンプレックスに思っていて、 濃い化粧で本当の自分を隠している。 夫や貴族たちの前では近寄りがたい雰囲気を出して敬遠されているが、本来はとても優しい性格で、 城で働く者たちや一般市民たちからは 非常に人気がある。 ■オルランド アルドレイン王国の若き国王。 フィロメナより2歳年下。 アルドレイン王国はヴァリニア王国の真下に位置していたためドラゴニア帝国に目をつけられ、属国となった。 宗主国のドラゴニア帝国皇帝の命令で皇女を妻に迎えるが、夫婦関係は良くない。 フィロメナのことはキツイ顔をしたつまらない女で、アルドレイン王国にいやいや嫁いできたと思っている。 ■サレハ オルランドのはとこにあたる傍系王族の女性。 祖父が国王で、母は近隣王家に嫁いだが離縁して、幼いサレハを連れて戻ってきた。 以来、アルドレイン王国の王宮で育つ。 オルランドの妹(アドリアーナ)と仲良しで、 王太后のお気に入り。 ■王太后 オルランドとアドリアーナの母であり、 若くして王となった息子を支える。 アルドレイン王国の社交界の頂点に君臨する存在で、政治にも大きな影響力を持つ。 もとは公爵家の令嬢で、 サレハの母とは女学生時代からの親友。 サレハの母が嫁ぎ先でひどい目にあったことを知っているので、サレハをことのほか可愛がり、 自分の目の届くオルランドの妃にと進言している。 ■マーゴ フィロメナの侍女長を務め、 彼女の素顔を知る数少ない人物。 もともとオルランドに仕えていた優秀な女官で、 フィロメナ付きに配置換えされたことを左遷だと思っていた。 フィロメナの人となりを知るうちに彼女への忠誠心が芽生え、 オルランドに本当のフィロメナを知ってほしいと強く願うようになる。 ■レナート オルランドの側近。 オルランドとフィロメナの取り次ぎをしていたが、 ひょんなことからフィロメナの素顔を知り、 一目惚れする。 冷遇される彼女を不憫に思い優しく接するうちに、フィロメナにもほのかな感情が芽生え始め・・・ 《同じ世界の作品》 ●離婚してから始まる恋〜念願かなって離婚したら、元夫が私を追いかけて辺境までやってきました~
心優しい国王は王妃を堂々と愛したい

総文字数/58,273

ファンタジー121ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
≪登場人物≫ ♦国王 オーディン ビフレスト王国の若き国王。 歴代の国王の中で最も知性に優れ、武力は人並み程度であるが優れた戦術眼で戦争に明け暮れていた王国を終戦に導いた。 争いを好まない心優しい性格で、平時は国王としての威厳がほとんど感じられないのが難点。特に、父王へのクーデターの際に中心的役割を果たしてくれた宰相ヴォルヴァには頭が上がらない。 ヴォルヴァの娘ヴァールとは幼馴染で彼女を側妃というよりも信頼できる友人として接している。 永年覇権を争った因縁のアスラウグ王国からフレイア王女を正妃に迎えたが、 国民感情に配慮しすぎるあまり、意図的に王妃を遠ざけている。 ひょんなことからフレイアの優しさ・温かさに触れ、彼女と本当の夫婦になりたいと望むが・・・ ♦王妃 フレイア ビフレスト王国と永年争ってきたアスラウグ王国から終戦条件としてオーディンの妃となった王女。 王妃と言うと聞こえはいいが、いわば人質である。 ヘリヤ女王の娘ではなく、ヘリヤ女王の夫ブラギ王配が不倫をして出来た不義の子。 女王からは政略の駒としか考えられておらず、母の死後は王宮の奥深くでひっそりと乳母に育てられた。 社会と隔絶して育ったためビフレスト王国への負の感情は持っておらず、 唯一自分に温かい眼差しを向けてくれたオーディンを慕っている。 ♦側妃 ヴァール 宰相ヴォルヴァの娘でオーディンの側妃。 オーディンとは幼馴染で、将来の王妃として周囲の期待を受けて育った。 男勝りで自分の意見をはっきり言う押し出しの強い性格。 気弱な性格のオーディンを側で支え、国民からも本当の王妃になってほしいと望まれている。 幼い頃から培ってきたアスラウグ王国への憎しみから、フレイアのことは認めていない。 心優しいオーディンがフレイアに絆されないよう、自分がしっかり監視しなければと思っている。
表紙を見る 表紙を閉じる
■エレオノール アルドヴァール大公国の大公女で ヴァリニア王国の王妃 ■エドリック ヴァリニア王国の現国王 ■ライガン アルドヴァール大公国に隣接する小国ドレシア公国の王子。エレオノールの幼馴染兼初恋の人。 《同じ世界の作品》 ●宗主国の皇女は、属国で幸せを見つける
幸せを受け止めて~騎士団長は月夜に淑女をさらう~

総文字数/51,274

ファンタジー97ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
≪登場人物≫ ♦ギュンター・フォン・ロートシルト マグノリア王国の近衛騎士団の騎士団長を務める。 20代の若さで大佐にまで昇格しており、軍でも出世頭のエリート。 ユリウス国王とは昔馴染みで、プライベートでは友達として接している。 騎士団に入団してきたクララのことを何かと気にかけている。 ♦クララ・フォン・ラーデマッハー 近衛騎士団に入団した女性騎士。軍人家系である名門ラーデマッハー伯爵家のお嬢様。 身体を動かすことと乗馬が好きなことから、騎士団に入隊する。 中将の娘ということで団内部でも浮いた存在だったが、自分に分け隔てなく接してくれる団長に惹かれている。 ♦ユリウス・フォン・イーリス マグノリア王国の若き国王。ギュンターとは昔馴染み。 なかなか素直になれないギュンターを気にかけている。 《同じ世界の作品》 ●君の愛に酔う〜藤の下で出会った2人の物語〜 ●愛が芽生える刻〜リラの花のおまじない〜 ●姫と騎士のめぐりあい ●傲慢王子の放浪譚
愛が芽生える刻 ~リラの花のおまじない~

総文字数/28,750

ファンタジー58ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
≪登場人物≫ ♦エルマー・フォン・シュトラウス ヨーゼフ・フォン・シュトラウスの孫息子。 シュトラウス公爵位の法定相続人。 祖父の引退後、ユリウス国王の側近として仕えるようになる。 女性に非常に人気があるためか、浮ついた噂も多い。 ♦ソフィア・フォン・アンシュッツ ジゼル元王妃付きの侍女。 シュトラウス公爵家の領地と隣接するアンシュッツ子爵家の長女。 エルマーとは幼馴染で、小さい頃から兄のように慕っていた。 裕福とは言えない一家の家計を助けるため、 エルマーの推薦で王妃付きの侍女のポストを得る。 《同じ世界の作品》 ●君の愛に酔う〜藤の下で出会った2人の物語〜 ●幸せを受け止めて〜騎士団長は月夜に淑女をさらう〜 ●姫と騎士のめぐりあい ●傲慢王子の放浪譚
pagetop