乾為天女さんの作品一覧

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 港町の丘にある「月運行局分局」へ左遷された咲那。肩書きは降格でも、彼女の現場スキルは本物。ゆがんだ結界、止まる潮風、暴走する儀式――紙と印と手際で、ひとつずつほどきます。  気難しい監査官、音で故障を聴き分ける同僚、工芸で魔具を直す相棒、そして天才肌のちびっ子・星芽。分局はいつしか“家”のようになり、咲那は仕事の手触りと、思いがけない溺愛に包まれていきます。
眩しい傘の下で、透明な相棒

総文字数/23,823

青春・友情13ページ

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 朝礼台に座っていた一匹の黒猫が、智と依茉を古い食堂へ導いた。  公平であろうとする智と、自分の気持ちを飲み込みがちな依茉。二人は、閉店しかけた灯食堂の青葉焼きを夏祭りで復活させるため、仲間たちと小さな屋台を準備する。  意見が割れ、失敗し、誰かの未練や言えなかった言葉に触れるたび、二人は「正しさ」だけでも「優しさ」だけでも届かない思いがあると知っていく。  眩しい黄色い傘、透明な電球、町の残り香、無限胃袋の友人、少し残念な美少女、そして黒猫。  笑いながら泣ける、町と食堂と六人の青春バディ物語。
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 「冬に花火? 校庭で? 正気かよ」――そう言いながら、結局いちばん最後まで手を動かすのが瑞生だ。  感情が顔に出にくい瑞生、声だけはでかい陽キャ、妙に理屈っぽい委員長、料理担当、道具担当……男子だけの仲良しグループが、十二月の放課後に校庭で大騒ぎ。  火薬は使えない。先生の許可はいる。近所の目もある。なのに「どうしても冬に上げたい」と言い張る理由が、それぞれにあって――。
窓を開けたら

総文字数/3,434

恋愛(学園)1ページ

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寒い別荘で、葵は布団に潜り込んだまま動けない。そこへ同級生の亮太が「やること五つ」をゲームにして持ち込み、換気を始めた瞬間――障子に映る“手を振る影”。幽霊かと思ったら、残してあったのは祖母の小さな仕掛けと一冊のノート。笑って温まって、最後に一歩だけ前へ進む、冬の一話です。
恋は接頭辞、放課後は図書館で

総文字数/5,063

恋愛(学園)1ページ

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目立ちたいのに、誰かの「助かった」に弱い望愛。 人気者なのに、文字を書くのが苦手な陽生。 放課後の図書館で始まるのは、英単語を“分解”して“演じる”勉強法。 re-は「もう一回」、spectは「見る」。 「放課後デートで行く場所は?」の答えは――静かな図書館、そして屋上の夜景。
放課後、黒板が笑う

総文字数/3,178

コメディ1ページ

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清掃当番から逃げたい女子・芽生と、現実主義で謙虚な男子・奏太。二人が迷い込んだのは、放課後の数学準備室――誰もいないはずの黒板が、チョークの音で“算数の謎”を出してくる。 「2-1-3」「のいちご」。並べ替えの先に現れるのは、“命”。
チャイロイ箱の大本命

総文字数/5,355

恋愛(ラブコメ)1ページ

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バレンタイン当日、一直線に動く夏希が用意したのは「大本命」チョコ。 渡したい相手は、右耳の聴こえが弱い颯斗。彼はいつも気配り上手で、相手の言葉を急がせない人。 ところが、席替えの最終確認で机の中身を出すことになり、夏希のチョコは「落とし物」として回収されてしまう! 恥ずかしさで言い出せない夏希と、深追いせずに寄り添う颯斗。 茶色い箱を追いかけて走る廊下の先で、二人が選ぶ「伝え方」と「進み方」とは——。 笑えて、胸があたたかくなる学園ラブコメ一話完結。
昼休み一分、マイクの向こうで

総文字数/3,988

恋愛(学園)1ページ

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声が出なくなるのが怖い美優と、「任せれば何とかなる」と言われ続ける段取り男子・暖人。昼休み放送の一分コーナーを任された二人は、放送室より先に教室で“聴衆は一人だけ”の練習を始める。 美優の胸に残っていた中学時代の失敗の記憶。暖人の胸に残っていた「人の怖さは数字にできない」という悩み。 合理的に整えた原稿と、無駄みたいに見える小さな気づかいが重なって、怖さは少しずつ形を変えていく。 たった一分の放送が、二人の距離を確かに近づける、笑えて少し泣ける学園ラブコメ。
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【ジャンル】 恋愛 【キーワード】 意地悪・可愛いだけじゃない・腹黒・不器用・無防備・無自覚・孤高・両片想い・同居・じれじれ
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【ジャンル】 恋愛 【キーワード】 無自覚 不器用 両片想い 生徒会
雨宿りの記憶

総文字数/6,037

恋愛(学園)5ページ

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ジャンル(1つ) 恋愛 ーー 王道キーワード(4つ) 両片想い(お互いに意識しつつもすれ違う) 初めて(初めて傘を一緒に差す、初めて自分の本音を話す) 号泣(告白の場面で泣くシーン) 運命(雨の日の出会い・再会を運命的に描写) ーー レアキーワード(自由) 雨宿り(初回の出会い・再会の舞台) 図書館(心羽が一人でいる場所として登場) 写真(はるかが二人を撮影し、心情に影響する) 再会(雨宿りをきっかけに距離が縮まる) 約束(心羽と和成の「今度話すね」という約束)
共通語に直さないで――方言フェチな彼の三行溺愛

総文字数/10,145

恋愛(純愛)5ページ

超短編!フェチから始まる溺愛コンテストエントリー中
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七年間、葵空は故郷の方言を封じてきた。 かつての恋人に「訛りを直せ」と言われ、自分の声まで嫌いになったからだ。 祖母が遺した手紙喫茶「三行舎」を売るため、五日間だけ故郷へ戻った葵空。そこで出会ったのは、思わずこぼれた方言に「もう一度」と頼む千拓だった。 方言一回、百円。 冗談から始まったやり取りは、赤いスカーフに隠された鍵、秘密の木箱、祖母の三行の手紙を通して、少しずつ二人の距離を縮めていく。 言い直す前の声も、仕事のために整えた声も、どちらも君のもの。 店を残すか、手放すか。 彼の想いを受け入れるか、退けるか。 誰かに決めてもらうのではなく、自分の声で未来を選ぶまでの、優しくじれったい五日間の純愛物語。
私を買ってくれた人は、世界を動かす男でした

総文字数/110,189

恋愛(ラブコメ)22ページ

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 閉店寸前の老舗ドレス工房で働く響は、工房ごと買い取った若き実業家・真叶と出会います。  派手で軽く見えるのに、危ない場所も、不利益も、響が傷つく前に先回りして潰してしまう男。けれどその守り方は、やさしさと支配の境目を何度も踏み越え、響を苛立たせます。  舞台は、箱根寄りの山の中腹にある旧女学校跡地。霧の入る教室、夜の温水プール、黄色い宝石トリフェーン、破れたドレスの裾、そして昔の少女が残した恋日記。過去と現在が交差する場所で、二人はぶつかり合いながら少しずつ惹かれていきます。  けれど周囲には「買われた女」という噂が広がり、響は恋心と、自分の仕事の名前を奪われる痛みのあいだで揺れます。  守られるだけでは終わりたくないヒロインと、守ることしか知らなかったハイスペ男子が、傷を隠さず光へ変えていく物語です。
初恋はまだ終わらない、隣の席で

総文字数/109,678

恋愛(ラブコメ)30ページ

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十年前、何も言わず町を去った初恋の人が、職場の撮影担当として戻ってきた。 生活情報誌の特集「ノンフィクションの恋物語」で、商店街の夫婦や家族の話を聞くたび、遠くのものだと思っていた恋が、毎日のすぐそばにあると気づいていく。 うますぎるのに硬い写真を撮る明と、守られる役から抜け出して、任される側になりたい編集者の麻美。喫茶店「文明」、古いアップライトピアノ、町の人たちの小さなぬくもりに背中を押されながら、二人は言えなかった過去と向き合い、大人になってもう一度、自分の言葉で恋を選び直していく。 笑えて、じんわり温かい読後感の恋愛小説です。
ラベンダーミストムーンストーンの花嫁

総文字数/66,063

恋愛(ラブコメ)20ページ

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 湾岸の高級ホテルで、マカロン職人の彼女がやらかしたのは――支配人候補の「超大事な資料」を水浸しにする失態。  怒鳴られる覚悟で頭を下げたら、返ってきたのは低い声の「結婚してくれない?」でした。しかも期限つき、同居つき、台所の皿洗い共同作業つき。  肩書きも値段も違いすぎる二人が、同じ冷蔵庫を開けて、同じ布巾で手を拭いて、言いそびれていた「ありがとう」を練習していく物語です。
君と見た花火は、苦情だらけ

総文字数/99,849

恋愛(オフィスラブ)20ページ

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 老朽化した雑居ビルに入った管理センターには、今日も電話とメールで苦情が鳴りやみません。  館内放送の音量、深夜の足音、隣室から聞こえるピアノ、屋上の喫煙場所――「こんなに不満が集まる建物、もう嫌だ」とぼやきながらも、担当の一輝は誰より真面目に、ひとつひとつの声に向き合っています。  一方、同じビルを取材で訪れた詩織は、苦情の裏側にある「この場所を手放したくない」というかすかな願いに気づきます。子どものころから通う書道教室、夜勤明けに立ち寄る喫茶店、家に居場所がなくて階段で時間を潰す高校生――さまざまな人の暮らしが、このビルの中で交差していました。  やがて持ち上がるのは、取り壊しを前提とした再開発計画。  苦情を減らすことだけが仕事だと思っていた一輝と、「誰かの気持ちを記事にして届けたい」と願う詩織が、最後の夏にえらんだのは、屋上からあがる小さな花火でした。  たくさんの不満と、少しのわがままと、言えなかった「ありがとう」。
豆の音がつなぐ恋 波音文庫カフェの交換日記

総文字数/20,587

恋愛(ラブコメ)6ページ

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波音の聞こえる商店街の小さな古本カフェ。合理派の店長・颯亮と、優雅で共感力の高い新人・桜都が、スタッフみんなで回す交換日記を通して少しずつ距離を縮めていきます。珈琲の香り、本のぬくもり、豆の投票が鳴らす小さな音。笑えてほろりとする日々の先に、ふたりが見つけた「言葉の順番」と「居場所」の物語です。
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 老舗食品メーカー「白波屋」に勤務する分析担当の小野真由は、数字と仮説で売場を組み立てる“分析屋”。一方、派遣社員の相川純平は、過去の失敗を付箋に記録し二度と繰り返さない“学び直し男子”。真由の緻密な計算と、純平の地道な改善――二人の方法論は違えど、不思議と噛み合う。  そんな二人に訪れたのは、秋の新商品「海苔チーズ最中」の大型商業施設出店。ところが、入居審査を有利に進める鍵は“同伴者割(カップル限定)”の集客施策だと判明する。困惑する真由の横で、純平が咄嗟に口にしたのは――「彼女は僕の婚約者です」。  社内規程では婚約厳禁。ゆえに「社内では赤の他人、外では婚約者」という二重ルールが発生。秘密の市場調査デートに挑む二人だが、声量オバケの営業・鳴海匠や、鋭い観察眼を持つ品質保証・高城絵理にしょっちゅうバレかけては冷や汗をかく。  嘘を重ねるたび、真由の計算式には現れない“人の温度”が近づき、純平の隠された素顔――創業家の次男という“隠れ御曹司”が姿を現す。利害で始まったはずの婚約は、いつしか甘口の本心に変わっていく。  「隠れ婚約」から始まる、溺愛めいた職場騒動。最後は必ずハッピーエンド。
最強の「妥協」コンビ、結成!

総文字数/4,252

青春・友情1ページ

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【ジャンル】 青春 【キーワード】 無自覚 親友 じれじれ 内緒
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