メニュー
小説を探す
ランキング
書籍情報
コミック
コンテスト
新規会員登録
Berry's Cafeとは
探す
小説を探す
新着完結(長編作品)
新着完結(中・短編作品)
新着レビュー
新着更新
ジャンル別小説一覧
ベリーズ文庫の原作が無料で読める
コミュニティ
ランキング
恋愛(総合)
恋愛(長編)
恋愛(中・短編)
ファンタジー(総合)
ファンタジー
恋愛ファンタジー
実用・エッセイ
ミステリー・サスペンス
青春・友情
ノンフィクション・実話
ホラー・オカルト
歴史・時代
絵本・童話
コメディ
詩・短歌・俳句・川柳
その他
書籍発売情報
発売中の本を探す
発売予定一覧
書籍化作家一覧
コミック
comic Berry's
Berry's Fantasy
noicomi
コンテスト
コンテスト一覧
第8回ベリーズカフェ恋愛小説大賞
スターツ出版小説投稿サイト合同企画「第2回1話だけ大賞」ベリーズカフェ会場
マカロン文庫新人コンテスト
第9回noicomiマンガシナリオ大賞【ベリーズカフェ】
ベリーズカフェラブストーリー大賞
第6回ベリーズカフェファンタジー小説大賞
特集・オススメ
ベリーズカフェ特別連載
特集バックナンバー
オススメバックナンバー
公式アプリ
iOS版アプリ
Android版アプリ
公式アカウント
X(Twitter)
YouTube
規約・ヘルプ
ヘルプ
サイトマップ
利用規約
作品掲載ポリシー
性描写及び官能表現について
著作権について
掲示板投稿規約
トラブル防止について
個人情報保護
企業情報
関連サイト
野いちご
小説サイト ノベマ!
東京女性のための情報サイト OZmall
ログイン
新規会員登録
トップ
ゆのかさんのプロフィール
作品一覧
ゆのかさんの作品一覧
声にならない、さよならを
ゆのか
/著
総文字数/33,917
恋愛(学園)
21ページ
1
##再会
##悲しみ
##出会い
##別れ
##高校生
##恋愛
表紙を見る
表紙を閉じる
この物語は、「再会」が幸せの始まりではなく、 “終わり方を見つけるための最後の時間” になるお話です。 昔好きだった人。 もし、もう会わないと思っていた人に再び出会ったら—— きっと心は揺れてしまうでしょう。 変わっていない笑い方に、失われていたはずの季節がよみがえることもあるはずです。 でも、大人になればなるほど、 「気持ちだけでどうにもならないこと」が増えていきます。 誰かの生活、誰かの未来、自分の選択。 恋より大切なものがあると知ってしまっても、 それでも消えない想いも確かに存在します。 柚李、蒼士、春斗の三人は、 どれも“正しい”気持ちを抱えたまま、 それぞれに苦しい選択をしなければなりません。 誰も責められない、でも誰も報われきらない。 そんな切なさを丁寧に描きたくて、この物語を書きました。 読み終えたあと、 あなたの心にほんの少しでも、 「忘れられない誰か」の記憶に触れるような余韻が残れば嬉しいです。
作品を読む
君を隠したあの夏
ゆのか
/著
総文字数/12,961
恋愛(学園)
10ページ
0
#君を隠したあの夏
#忘れられない人がいる
#秘密の恋と七夕の約束
#好きって言えなかった日々
#遠距離になっても君
#初恋の続きは春に
表紙を見る
表紙を閉じる
あの夏を、私はまだ覚えている。 「暇だからいいよ」──そう答えたあの日。 中学1年の七月、青郎に告白されて、軽い気持ちでうなずいた。 でも本当は、あの瞬間から何かが変わっていたんだと思う。 青郎は、誰よりも明るくて、クラスの中心にいた。 私はその光が少しまぶしくて、だから決めた。 「この関係、誰にも言わない。隠すためなら、なんでもする」って。 秘密であることが、ふたりだけの絆のように思えた。 放課後の体育館裏、机の下でつないだ手、誰にも気づかれないように笑い合った日々。 どんなに隠しても、心の奥では、あの人だけでいっぱいだった。 2年の春、初めて「好き」と伝えた。 青郎は驚いたように笑って、そっと私の頭を撫でた。 あの瞬間、初めて“恋”が本物になった気がした。 冬、席が隣になってからは、毎日のように机の下で手を繋いでいた。 3年の春、修学旅行でバレないように手を繋いで、あーんして。 周りに隠しながら、心の中では「ずっと一緒にいられますように」と願っていた。 でも、冬。受験の時期。 青郎が遠い高校に進むと聞いた夜、涙が止まらなかった。 だけど、「青郎の夢を応援したい」と思った。 理科の授業中、先生にバレないように彼の面接練習をしていた日々は、 恋人としての最後の時間のようだった。 高校生になってからも、好きだった。 でも、遠距離は想像以上に冷たくて、痛かった。 七月七日──あの日、青郎は言った。 「お互いを思って、ここで終わりにしよう」 そして、約束をした。 「成人式でまた会おう。その時まだ好きだったら、今度は結婚前提で付き合おう」 時が経っても、青郎以外に“好き”と思える人はいなかった。 そして、青郎もまた、誰かと付き合っても、私を忘れられなかった。 あの夏、隠した恋は、今も胸の奥に息づいている。 誰にも見せなかった恋が、確かにここにあった。 ──これは、時間を越えて続いた“初恋”の物語。
作品を読む
プロフィールに戻る
pagetop