｢どうせ、同じ方向なんで｣

偽物の理由を吐いて
交差点まで、彼女の隣

柔らかそうな髪も、二重の目も
赤く染まる耳も顔も


名残惜しくて、
プツンと弾けた

｢ほんとは、全然反対方向です｣


―――今きみが
俺と同じ色をしていればいい

■■

台詞や文、展開、キャラ等物語を紡ぐひとつひとつ全てが秀一で、ただただ尊敬。じれったい気持ち、初々しい２人、ふとしたときめき。小さく、でも大きく揺れる心にとてもキュンキュンしました。
私なんぞのレビューでは到底伝えきれない作品の素晴らしさをどうぞ味わってください。

是非ご一読を(*＾ω＾*)

｢俺が、悪いんだ｣

終電なんてとっくに終わった
染み込んだ“シュンちゃん”は
まだあたしを解放してくれない

｢シュンちゃんなんて、大っ嫌い！｣

―――明日は、２人の記念日で


…まだ君のこと、離したくないよ

■■

自分でも気付かないほど、自然に体に染み付いていた彼氏の癖。丁寧な回想の描写に思わず感情移入してしまいました。
悲しいようで、強く、じんわりと心温まるお話です。

是非ご一読を(*＾ω＾*)

パクッ

いや、いやいやいや。キリンは草食動物だよ。シマウマに並ぶ草食動物の代表だよ。長い舌は草食べるためなんでしょ。

…だけど、確実に、
目の前のイケメンは
頭からキリンに食べられた

毎度夢に出てきて
不憫な死に方をする彼は
一体どこの何者ですか


梨々の不思議な夢に暗示された耀の苦悩は、小さいようで大きいようで。それはきっと誰でも持っているようなわだかまり。陳腐な言葉だけど小さなきっかけで世界は変わるものだと思いました。
南央ちゃんの文はすごく綺麗なのにシュールで面白くて憧れます…！

是非ご一読を(*´ω`*)

やり甲斐も生き甲斐もない
何の変哲もないつまらない
そんな毎日を過ごしていたある日

『……繰り返します。
地球上の生物は全滅するでしょう』

――死んだように生きるか
　　生き抜いて死ぬか

――死ぬことを覚悟してこそ
　　生きることに意味が生まれる


　絶対生きて会ってあげなきゃ


愛しい人の元へ辿り着くまでに巡り合う―――人間の惨さ、醜さ、汚さ。その狭間で光る温かさ、優しさ、美しさ。24時間というタイムリミット、血と銃弾が飛び交う中で真樹夫が感じたものは？その先に見つけたものは？


ノンストップで読み切りました。文章に迫力と勢いがあって頁を捲る手が止まらなかったです。タイムリミットが課せられて改めて感じる“生”。人との出会いに涙し、生きる事や人間について考えさせられました。心に響く言葉が沢山。
個人的にバイク屋のおじいさんが好きです(´ｰ｀)

是非ご一読を(*´ω`*)

よからぬ噂は数知れず
派手な一匹狼、桃井寶と

｢あの、今、
クリーニング代渡しますのでっ｣

ひょんなことから繋がりが
できてしまって…！？


恋愛経験値０×ギャルの
異色コラボ、矢吹渉
噂の桃井はまさかのウブで
綺麗め美人の親友がいて
ツレのイケメンは超チャラ男

主人公と周りの愉快なにぎやかキャストがお送りするウブきゅん胸きゅんなラブコメディ！


諸注意:外で読む場合はマスクを着用しましょう。
モモのギャップにきゅんきゅんニヤニヤしまくり！
渉、モモ、葵、純のかけあいも超面白くて大好きです(^q^)沙絢さんゆえの面白さでした！
沙絢さんの文章は軽快で笑いあり且つ、ちゃんと推敲されていてとても綺麗

ときめき不足の方いらっしゃい！
読んで損は致しません！
沙絢さんとウブカレ！の魅力にどっぷり浸かって下さいませ

是非ご一読を(*´ω`*)

夢見る純情ガール愛馬と
自分道一直線な日向
恋に無知な２人の甘々な
爆走ノンストップラブ！

昔から繋がりのあった２人
だけど日向は
愛馬のことを忘れてたり
冬島先輩がでてきたり
真由美事情が絡んできたり…

２人の恋路は如何に！？


ウブな愛馬にキュンキュンして、どストレートな日向にドキドキして
ただひたすらトキメキの詰まった作品に仕上がってます！

｢俺はお前だけの王子さま｣から派生したシリーズ３作目で、春馬や愛子も登場
この作品が初めましての方は他２作も読むしかない！
というか読みたくなります、桜宮がそうだったので(笑)

是非ご一読を(*´ω`*)

｢ブスが｣　｢ゲスが｣
｢ブタが｣　｢クズが｣

罵詈雑言は愛情表現？
好きな奴ほどいじめたい？
そんなもんじゃ生温い！
罵倒されたら泣くより仕返せ！
黙ったときはてめぇの負けだ！


―――誰が素直になれないって？

お前に言われたかねえな！何度だって言ってやるよ！

ああ、好きだね好き好き。
お前が思う以上に俺の方がお前のこと好きだから、感謝すれば付き合ってやらなくもねえよ！



[↑]作品にある数々の台詞の中でも１番大好きな罵倒(笑)

澄と新庄のけなし合い、時々けなし愛、これはまじに面白くて笑い堪えるのが辛いです。家でじっくり読みましょう(´ω`)
ストーリー展開も会話も新鮮、且ついいよ様のセンスだらけ！
澄の心境の変化もおかしいくらい自然に感じれて、描写尊敬します

いいよ様の他の作品にもつい走りたくなるほど素敵！是非ご一読を(*^ω^*)

ボーイッシュな女子に憧れる
桜 庭遼
面倒くさがり天才少年
橘 京介
そして２人をとりまく
にぎやかな青柳高校生徒会

しかしその裏にある事実に
だんだんと話が移り…
薄れてゆくコメディに
深まってゆくシリアス


次々に貼られる伏線に
頁を捲る手が止まらない
思わず話にのめり込んでしまい
600頁越えを物ともしません

見え隠れする様々な闇と謎が嫌でも気になり、下編に行かない方はいないでしょう(´ω`)
上編から読むことを推します

作者のギャグセンスも光る作品
是非ご一読を(*^ω^*)

彼氏が死ぬという出来事の
無限ループに陥った実結
ギリギリの状態になって
ようやく見つけることのできた
"毎日"という個々の日々の輝き


同じ朝、同じ通学路、同じ職場、同じ会話、同じ帰宅時間
慢性的に過ぎていく毎日に
嫌になることもある
続く痛みに逃げ出したくもなる

だけど視野を広げれば
一歩足を踏み出せば
そんな日々の中にもたくさんの
輝きが溢れてることに気付く
"毎日"という塊の中で
確かに"昨日"とは違う
"今日"なんだと気付く


自分のこれからを大切にしよう
精一杯前を向こうと思えました

これ読んで泣かないのは
人間じゃないと思います
それくらい感動的で素敵です

是非ご一読を(´;ω;｀)

平々凡々な毎日
塗り潰されたように
一定の青が広がる空
全てが平坦な
つまらない日常

そんな僕の日常を
彩り始めたのは
鮮やかなグラデーションの
空の下で、夕日に染まる
君の赤い背中だった


色彩豊かで、キラキラした爽やかな小説です
主人公の心の変化を遠回しに表す１つの手段として空が上手く使ってあったなと思いました

大賞に輝いたイラストもこの作品のイメージを最大限に魅せています


お話から入るもよし
イラストから入るもよし
是非ご一読を(*´ω｀*)

過去の出来事がトラウマ
無愛想王子こと王子春馬
ムードメーカー的存在
女の子大好きな水梨ヒロキ
そんな２人は偶然同じ
女の子に恋をした！

惹かれあう春馬と愛子
愛子を振り向かせたいヒロキ
そんなヒロキを想う
愛子の親友加奈子
そしてバスケ部キャプテンの
徳井くんと愛子の過去事情

さまざまな想いが絡み合ってて
キュンキュン必須！


みんないいキャラしてて
とっても素敵です～
だけどわたしは
俄然王子くん押し！笑
どうぞこのお話で王子くんに
ノックアウトされて下さいな☆

胸きゅんと涙が詰まった作品
是非ご一読を(*´ω｀*)

エシャル国の次期お姫さまの
魔女っ子ローナ･ベル

突如人間界に送り込まれ
出された課題は
"幸せ"を見つけること

幸せとは何なのか

その正体を追って
５人のワケあり少年との
同居生活がスタートした


前半はローナと５人との
やりとりをうはうはしながら
楽しんでましたが
後半では幸せについて
真剣に考えさせられます

"青い鳥"との関連のさせ方も
とっても素敵(*´ω｀*)


ほんわかシリアスファンタジー
是非ご一読を(｡･ω･｡)

うさぎと人間の禁恋って
どんなものだろう？
読み始めはそんな
軽い気持ちでした。


しかししかし！
読めば読むほどハマる
マサル×美代ワールド！

それぞれが個性的なキャラ
精密に練られたストーリー
それに見合う素敵な描写

次の展開が全く読めない
わくわく(*´ω｀*)
思わず胸にこみあげる
ぽかぽか(*´ω｀*)


愛と希望と勇気溢れる
ほのぼの感動的ファンタジー

是非ご一読を(｡･ω･｡)

『２週間後に引っ越すんだ』

寂しさを隠したくて
相槌を打つだけだった。
寂しさを隠したくて
笑顔を貼りつけるだけだった。

お互い顔を背けて
回り道をした２週間
そんな２人がたどり着いた
アイコトバは【素直】


ほのぼの温かくて
ちょっぴり切ない
胸キュンストーリー
たこ焼き屋の鍵キャラと
センスある文章にも注目

是非ご一読を(*´ω｀*)

２番目でもいい

ただ好きで
もがいて泣いて苦しんで
ひたすら君の背中を
追いかけた

主人公、莉緒に絡み付く
さまざまな困難
立ち向かう莉緒を支えたのは
あまりに残酷で
あまりに優しい皐だった


甘々が主流だったsAkUが描く
切ないラブストーリー
莉緒がさまざまな『勇気』を
見せてくれます

是非ご一読を(*´ω｀*)

大好きな先輩を見つめていた
物静かな花壇
そこに突然飛び込んできたのは
サッカーボールと君だった

『取引やろうぜ』

そして緩やかに始まった
それぞれの恋の行き着く先は…



切なく揺れ動く
プラトニックな想い
儚く危うい純粋な恋心を
巧みな言葉回しと繊細な描写で
描いている素敵なお話

複雑に絡み合っている気持ちに
きゅんきゅんします


是非ご一読を(*´ω｀*)