満月の夜、矢上は不思議な少女に出会った。 それきりのはずだった。 なのに―― 偶然の邂逅は、運命に姿を変えた。 オジサンと少女が純情路線で恋する話。 （ムーンライトノベルズに掲載したものを改稿のうえ投稿しました）

「——酷い人、」 そこに愛なんて無い癖に、 惚れた弱味に漬け込んで、 私の耳元で囁き続ける嘘つきな男。 まるで悪魔の囁きの様。 そんな男に振り回される愚かな私は、 ——何て馬鹿げているんだろう。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 彼 の 口 か ら 放 た れ る 、 「 好 き 」と い う 名 の 鋭 利 な ナ イ フ が 、 今 日 も 私 に 深 く 突 き 刺 さ る 。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

抱き合うことで 熱くなれる 確かめることができる でも 想いは いつでも不安定 だから しっかりと 私を つかまえていて

大人と大人 恋というにはちょっと静かで 愛というにはちょっと激しい そんな二人の甘い時間

Yuki-onna é o nome dado para a mulher da neve, um assombroso Youkai, ou por vezes, um espírito da neve, que é odiado por muitos, mas ninguém pode vê-la, por isso normalmente vive sozinha em seu templo. Até que certo dia, um estudante conseguiu lhe enxergar, tirando-a da monotonia e a partir disto uma relação nasce! Mas porque ele foi orar por um espírito da neve? E como ficaram juntos se não podem se tocar? Está é uma corajosa fantasia invernal. Um profano desejo gélido.