親の再婚で クラスメートが突然 私の弟に！？ ただでさえ驚きなのに 「前からずっと好きだった」 なんて… どうしたらいいのっ!? 「これから一緒に住むんだぜ。 考えただけで、ドキドキしねぇ？」 ドキドキの連続に …ついに みちるも…？ ・。☆'* なんでもできちゃう 器用で完璧イケメン、大倉透 けど、感情を顔に出すのが 苦手なクールな弟。 学校では明るく活発。 小堀みちる けど、その実態は 大雑把でグータラ干物女。 恋したら 女は変わる？ 好きな人のために 私…変わります！ 同居はふたりにとって ラブ・シチュエーション？ それとも……。 chamo様・留琉様 kurunpaさん・織川ともかさん 素敵なレビューを ありがとうございます☆ 2010.08.18start～10.08end

ー綾斗ー 「綾斗先輩、ありがとうございます…」 『なーに、なんで感謝されないといけないの？笑』 「ずっと助けてくれる人がいなくて 独りで抱え込んできたから。。」 『俺だけ？』 「保健室の先生」 保健室の先生… 谷口祐希… 俺の嫌いな先生… あんな奴に ももを託すわけないだろ 『俺が ももを支えるから なんかあったら俺に言ってね？』 「コクッ」ってうなずくもも。 『ねえ、今日さ、 一緒に昼飯食べようよ』 「先輩と！？」 『嫌だ … ？』 「食べたいですっ！ でも…宥乃が…」 『宥乃ちゃんも連れてきなよ。 俺もダチ連れてくるから』 「やったっ！」 やったって笑顔ではしゃぐももが 可愛くて、恋しくなった 『じゃあ、授業頑張ってな？』 「はい！ 綾斗先輩も頑張ってください …っ」 『じゃあな、』 去り際にももの頭をぽんぽんと 優しく擦り 俺は教室に戻った

ー桃花ー 祐希先生に言って良いのかわかんなくて 少しの間黙っていた 「別さ、そんな言えないことなら 無理して言わなくて良いんだけど。 ただ、毎日桃花ちゃんが 保健室通いだから心配でね。笑」 『先生…』 「ん？ どーした？」 『私… いじめにあってるんです』 「…嘘だよね？ね？」 ほーら、知らないでしょ だから言いたくなかった 広めたくなかったし 『ほんと、』 「それで制服汚れるのか」 そっと先生が 私の制服をまくる 「なーんで先生に言わなかったの？」 『言いづらいし、』 知らぬ間に 言葉が短くなって うまく表現できなくなって ほっぺをさわったら 涙がこぼれてた なんで泣いてるの。 なんで、 私って弱i ぎゅっ 先生に… 抱き締められた