2月14日 バレンタインデー それは女の子にとって、 好きな人に気持ちを伝えるチャンスの日。 「これ…チョコなんだけど……っ…」 好きなアイツに必死に渡したチョコは 「……んなもの、いらねぇよ。」 受け取ってはもらえなかった。 「狭間くん、チョコあげるぅっ！」 「おー、サンキュー。」 だけど、 他の女子からのチョコは全てもらってた。 そんなに私のこと嫌いなの？ どうしたら私のこと好きになってくれる？ ねぇ…教えてよ。 不器用男子 × 素直になれない女子 俺の好きなやつは強がりで意地っ張りだ。 「これ…チョコ……っ…」 勇気を振り絞ったのはわかった。 だってアイツは素直じゃねーから。 だけど俺は、 「いらねぇよ。」 というなんとも最低な答え。 それにアイツが傷ついたのもわかった。 待てよ、そういうことじゃないんだ。 それを言いたくて口を開いたけど 言葉が出ない。 ……何で俺はこんなに不器用なんだよ。

キミが好き。 だけどね、この思いは絶対に―…。 「ごめんな…、 嫌いじゃねぇから…。 だけど俺は、好きな奴いるから…」 どうか。 このバレンタインで諦めれますように…。 恋ちゃん主催の、 「恋チョコ企画」です。 他の作家様の作品は、本当に素敵なので そちらも是非読んで下さい！！ ＼題名を変えさせて貰いました／

「ルリ、バレンタインのチョコとか……」 「受験生にそんなヒマないわ」 杉前　結弦＿Sugisaki Yuduru＿ 【高校１年】 × 深山　琉梨＿Miyama Ruri＿ 【中学３年】 バレンタインの短編です ┌─────────┐ 恋桜*さま主催 【恋チョコ企画】 参加作品 └─────────┘ start：１月２１日 finish：１月３０日 素敵なレビューありがとうございます！ 美聖 misato*さま 星川由良さま