同名の過去作「星が歌ってくれるなら　～ハープ奏者は愛をつまびく～」のコンテスト用改稿版。 大筋は前作と同じです。 １２月９日（火）完結予定 落ち込んで飲んだくれた詩季は、噴水のそばで、星を見つけて拾った。 星だと思った彼は、ハープ奏者だった。 「偽物の音楽だ」 評論家にそう言われた彼は自信をなくして逃げ出したのだという。 彼女は彼をあるべき場所に戻そうとするのだが……。 お詫び 章の設定をミスっており、第一章が一覧に表示されておりませんでした。 申し訳ございません。

美しい容姿と美声を持つ、名門旅芸人一座の座員ハーピスト:リオナ 　　　　　　　　　✖️ リコル海賊団の一刀流イケメン剣士:カイ 謎の導きのお告げによって、 2人の運命の歯車が大きく動き出す。 全ては、 「自由、快楽、平和主義」を唄う自称:光の教団の陰謀を討ち止めるため。 リオナに隠された秘密と真実、 そして結末がこの物語で明らかとなる。

　転勤の打診があった夜、 元恋人が結婚を決めたと聞き、 詩季は同僚と飲んだくれた。 　帰り際に通りがかった噴水のそばで、 星を見つけて拾った。 　星だと思った彼は、ハープ奏者だった。 「偽物の音楽だ」 　評論家にそう言われた彼は 　自信をなくして逃げ出したのだという。 　原因の一端が自分にあると思った詩季は 彼が自信を取り戻すため、 勇気を出すのだが。 　恋って、こんな簡単に 落ちるものだったっけ。 　詩季は胸を痛める。 　彼にはつきあっている恋人が いるのだから、叶わない想いだ。 　彼女は、彼をあるべき場所に 戻そうとするのだが……。 短編。完結。 ハチミツレモン様 レビューありがとうございます。 癒されますなんて 言っていただけて とんでもなく光栄です。