「連作小編形式」の作品一覧・人気順

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連作小編形式 | 対象 タイトル, キーワード, 作家名

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小領主・商人貴族ダボロ家へと嫁いだ、没落騎士の娘ネミ。優しげで紳士的に思えた夫・御曹司のエハンと少し意地悪でメランコリックな義母ルシア、「現実はこんなものだろうが、それでも幸運なのだろう」と思われた矢先に呪われた裏事情を知らされる。 「我が家では、当主や後継者の最初の子供は、魔族の伯爵様への贈り物にするのだ」 「はい?」 ダボロ家では、代々に魔族との契約によって後援を得て勢力を維持してきた。そのために「初子犠牲」は忠誠を示す重要な継承の儀式なのだという(「人間を捕食する上位者」である魔族のための、宴会・晩餐の食膳・食肉のために供される)。 にわか幸福を打ち砕かれ、悲嘆して逃亡を画策するネミに助けの手を差し伸べたのは、なんとヒステリックで目の敵のように苛めた義母のルシアだった。 「まさか。あなたは、本当に何も知らなかったの? ああ、なんてことなの!」 かつて義母のルシアは家の意向でダボロ家に嫁ぎ、逆らえずに赤ん坊の長女を生贄に差し出した暗い過去があった(情緒不安定でヒステリックになった一因の苦悩・トラウマらしい)。「どうせネミは地位や金欲しさに我が子を売るような性悪女だろう」と思って辛く当たっていたらしい。 そしてルシアは「優しかったあの子(エハン)にまで、夫のようなむごいことをさせたくない」と、妊娠中で途方に暮れるネミの逃亡を手助けしようとしてくれた。だが結果は失敗で、二人は(表向きは)「我が子を悪魔に売った魔女ども」として処刑されてしまう。 だがそれは「一回目のループ」でしかなく、過去に戻って甦り、何度も脱出を試みるトライアルゲームの始まりでしかなかった。 やがてネミの前に現れる、遠い昔のダボロ家の血を引くという復讐と監視の妖魔「ゴースト」や、ネミに片思いしていた幼なじみの青年ファロ、そしてエハンのかつての捨てられた恋人や友人。 呪われた家系にまつわる物語に、各者各様の苦悩と人間模様が展開する。 (※)世界観や関連作品 「ハイエナ令嬢」(途中)や「魔術罠師と犬魔法」(長編第一部、別アカウント「ハイエナ温泉」、リンクあり)同じ世界観。 地域的には魔族の支配圏、時期的には過去にあたり、少女時代のサキ(混血魔族の伯爵令嬢、サキュバス姫)も登場するかも。
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