橘いずみに憧れて

永遠のパズル

 永遠のパズル。この作品には触れないワケにはいきませんね。賛否両論があったろうなぁ。ファンの間で。(憶測)
 自分が温めてきたアーティストなり作家さんなりが、いきなりメジャーへ引き上げられた時、嬉しい気持ち反面
 不安になる気持ちって感じたコトありませんか?
 橘いずみさん史に於いて、この事案は大きな転換期だったと思います。
 検索すると、フジテレビ系列の【この愛に生きて】ってドラマの主題歌に抜擢されたんですね。
 僕は主題歌になったってのは、ドラマ中盤で知って、今ほどドラマなどが時間が経ってもすんなり観れる時代ではなく、途中から恋愛ドラマを見るコトに抵抗かあり、ドラマ自体観てなくて内容も知りません。
 主題歌を聴いてドラマのワンシーン思い出すコトありますよね。永遠のパズルを聴いて、ドラマを連想してみる。主演は安田成美さん。うーん、恋愛と永遠のパズル、結びつきませんねー。タイアップ曲だと、ドラマのストーリーになぞらえて歌詞とかに入れたりしますよね。歌詞の内容からすると、自分を偽って生きていくような感じですかね。
 それと同時に、今でいうコンプライアンス?当たり障りのないような歌詞作りが成されたような、時代背景やニュアンスを感じますね。なんぞ、刺々しさとか感情の隆起とか。そして、叫び。
 一種、橘いずみさんの魅力をこそげ取ったような…。
 それが、シングル先行なのかアルバム自体が、悪く言えば一般向けと言いましょうか、橘いずみ色が薄れてしまったような印象を受けます。
 とは言え、橘いずみさんをメジャーに引き上げた曲ですので、感慨深いです。
 その時のフジテレビの歌番組で、永遠のパズルを歌唱している橘いずみさんの姿を見て、なんか遠くに行かないで!って感情が湧き出したのを思い出します。
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