永遠を糸で縫い留めて

嫉妬

この感情を捨ててしまえたら　どんなに楽でしょう　

薄闇色に　かすかに汚れた　私の体の中に　渦巻くもの

これが　人間だという証なのでしょう　

でも　この感情に　がんじがらめにされて　苦しめられている　

血潮が　台風となって　うずまいて　逆立っているみたい　

ああ　なんでこんな気持ちになるの　

なんで　こんな感情を　神様は　与えたの　

ギフトはいらなかった　

あなたから　あの人の　話を聞くたびに　

あの人と話したこと　出かけた場所　名前　

何も聞きたくない　

これが嫉妬だと　あなたに出会って教えられたの