永遠を糸で縫い留めて

水晶のペンダント

光に当てると虹色に光り輝く

あなたにもらった水晶のペンダント

あれは海の香りの漂う秋の涼しい日

あなたが私の首にかけてくれたのを今でも覚えている

もうあなたは青空の彼方に旅立ってしまったけれど

この透き通った虹の世界が 私の胸元にある限り 永遠にあなたと共に生きる

きらきらと光る 水晶が

泣き出しそうな朝も 

凍える冬も

私を守ってくれるでしょう

寒い夜に抱きしめてくれたあなたのぬくもりが

ここに宿っているから
< 26 / 484 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop