永遠を糸で縫い留めて
白線
黒い道に 純白の線が新しく平行に引かれている
ふいに汚したくなったのだ 青い花弁を散らして
「白線の内側までお下がりください」なんて言葉を
子供の時に守れたことはなかった
そんな切なさを あの白には感じている
今日も真横を歩く
私とは関係がないというかのように
ふいに汚したくなったのだ 青い花弁を散らして
「白線の内側までお下がりください」なんて言葉を
子供の時に守れたことはなかった
そんな切なさを あの白には感じている
今日も真横を歩く
私とは関係がないというかのように