永遠を糸で縫い留めて

桐壺

お母さん


僕は生まれた時からひかってたってほんとう


お母さんの贔屓目でしょ どうせ


だって自分の子供は この世の何よりも可愛いってよく聞くからさ


光が刺すようにあかるかったから お母さんは死んじゃったの


僕のせいなの


僕が人を殺すくらいにまぶしかったから


ごめんね ありがとう お母さん
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