永遠を糸で縫い留めて
永遠の真夏
あれ いつの間にかこんなに涼しくなっていたんだ
昨日まで 夜も太陽の色で空気が染まっていたというのに
人間たちが 何か宇宙の神様に許されざることをして
真夏が永遠に続くのかと思ってました
外に出るたびに 大粒の汗をかいて
そんな日が この世の終わりまで続くんだと思ってました
夏休みを3か月ほど伸ばしてくれませんかって 何回かお願いしたもん
空気に氷の粒が ちり ちり とやってきて
これからどんどん冷えてゆくのでしょう
ああ うれしい 冬から春になってゆくのも うれしいけれど
夏から秋になってゆくのが こんなにうれしいなんてね
長生きってするもんだわ 秋ってやっぱりこの世に存在するのね
ひらひら手を 薄青の空へ泳がせる
はやくあの分厚い入道雲が なつかしいと思える空へ
昨日まで 夜も太陽の色で空気が染まっていたというのに
人間たちが 何か宇宙の神様に許されざることをして
真夏が永遠に続くのかと思ってました
外に出るたびに 大粒の汗をかいて
そんな日が この世の終わりまで続くんだと思ってました
夏休みを3か月ほど伸ばしてくれませんかって 何回かお願いしたもん
空気に氷の粒が ちり ちり とやってきて
これからどんどん冷えてゆくのでしょう
ああ うれしい 冬から春になってゆくのも うれしいけれど
夏から秋になってゆくのが こんなにうれしいなんてね
長生きってするもんだわ 秋ってやっぱりこの世に存在するのね
ひらひら手を 薄青の空へ泳がせる
はやくあの分厚い入道雲が なつかしいと思える空へ