わたしのはいしゃさん日記

虫歯治療と矯正

小学生の頃から、虫歯が尽きませんでした。何本も治したし、生え変わりのために抜けた乳歯たちは虫歯になってるもの、なりかけのもの、治療痕の目立つものばかりでした。あぁ、可哀想な私の歯。痛い思いさせちゃってごめんね。守れなくてごめんね。抜けた歯たちを見て、何回思ったことか。何度も後悔したけれど、歯磨きの習慣はなかなか着けられませんでした。

あの独特な匂い、嫌な音、痛い治療…何度行っても、歯医者さんは怖いです。泣いて喚いて、動いてしまうので大人3人がかりで押さえつけられてました。

小学2年生では、虫歯治療と並行して歯科矯正が始まりました。矯正のため、歯を抜きました。痛かったし、怖かったです。毎回泣いていたのを覚えてます。

その頃から、歯医者さんが恐怖症になりました。

それでも神様は歯磨きをサボる悪い子の味方なんてしてくれません。毎年のように歯科検診では虫歯を指摘され、泣く泣く歯医者さんに通う日々でした。いっぱい削られて、怖くても先生はお構い無しだし、痛くて左手を上げても手を止めてくれることはありませんでした。

中学生の頃には、まだ小さいからと麻酔無しで治療された虫歯が思ったより深くて、すごく痛くて、もう嫌だと思ったこともありました。それがきっかけで、歯科恐怖症がますます酷くなりました。
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