モデルなんてできません

元カノ

京介くんと暮らしてもうすぐ1ヶ月が経とうとしていた
月日が経つのはあっという間だ
2人の生活にも徐々に慣れ、私は京介くんといても無理したり、緊張しなくなっていた

写真を撮られることにも慣れ、京介くんの飾られた写真の中に、私の写真も飾られるようになった

私は‘いいよ飾らなくて、恥ずかしいよ‘と言ったけど、‘夏樹の写真は特別‘と言って飾られるので、飾られることにも慣れてしまった

でも恥ずかしい、、


私達の生活は順調だった



そんなある日、、
私が‘ただいま‘と家に帰ると、玄関に女の人の靴?があった

女の人の靴?と驚き私が部屋に入ると

背の高い綺麗なモデルさんみたいな人が京介くんに抱きついてる?

‘知沙やめろよ。夏樹が誤解するだろ‘
京介くんが女の人を引き離す

‘ワォ、あなたが夏樹ね。私は知沙よ。京介の友達で元カノだったの‘

「元カノ!? 」
私はおもわず言葉に出てしまった

元カノが突然何の用なの?
私の心はザワザワしっぱなしだった

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