超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する
第35話 初めての大喧嘩
テラスが食堂から出て行ってしまった。
「ごめん、先に帰るよ」
アンセムはミユウに一言だけ伝えて、テラスの後を追った。
食堂を出てテラスの部屋の方向へ走る。
すぐにテラスの後姿を見つけることができた。
呼び止めたかったが、これからが立食会のピークで、食堂へ向かう寮生たちが歩いている。
アンセムはテラスに追いつくと腕を掴んだ。
「なに!?」
驚いて振り向くテラス。
アンセムは構わず腕をひっぱって、近くに見えた出入り口から寮の外へ出た。
「ちょ、ちょっとっ!」
パニくるテラス。
アンセムは何がしたいんだ?
窓から死角になる柱の影にテラスを連れ込み、アンセムはいきなり抱き締めた。
驚いて声も出ないテラス。
そのままアンセムはテラスにキスをする。
無理矢理押し付けられた唇。
テラスの脳裏に以前見たアンセムとミユウのキスシーンが浮かんだ。
「やっ!」
思いっきり抵抗してアンセムを押しのけ顔を背けるテラス。
「いきなり何?意味わかんない!」
テラスは声を荒げた。
「ごめん、先に帰るよ」
アンセムはミユウに一言だけ伝えて、テラスの後を追った。
食堂を出てテラスの部屋の方向へ走る。
すぐにテラスの後姿を見つけることができた。
呼び止めたかったが、これからが立食会のピークで、食堂へ向かう寮生たちが歩いている。
アンセムはテラスに追いつくと腕を掴んだ。
「なに!?」
驚いて振り向くテラス。
アンセムは構わず腕をひっぱって、近くに見えた出入り口から寮の外へ出た。
「ちょ、ちょっとっ!」
パニくるテラス。
アンセムは何がしたいんだ?
窓から死角になる柱の影にテラスを連れ込み、アンセムはいきなり抱き締めた。
驚いて声も出ないテラス。
そのままアンセムはテラスにキスをする。
無理矢理押し付けられた唇。
テラスの脳裏に以前見たアンセムとミユウのキスシーンが浮かんだ。
「やっ!」
思いっきり抵抗してアンセムを押しのけ顔を背けるテラス。
「いきなり何?意味わかんない!」
テラスは声を荒げた。