超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する
第62話 会いたくてたまらない
テラスは部屋で寝る支度をしていた。
あの後しばらくアンセムと畑で過ごし、夕食を一緒に食べ、アンセムの部屋でお茶をして別れた。
自分の部屋に戻り、シャワーを浴びてパジャマに着替え、ベッドに入る。
しかし、今日は目が冴えていた。
気が付くと、アンセムに言われた言葉を反芻している自分がいた。
テラスしかいない。
結婚してずっと一緒にいたい。
嬉しいと思った。
自然とその気持ちに応えたいと思った。
何より、自分もそうでありたいと思った。
どうにも気持ちが高揚していた。
今までだって、将来そうなるだろうと思っていたことだが、はっきりと言葉にされると、威力がある。
(なんか…すごく幸せかもしれない…)
テラスはそんなことを思った。
ふと時計を見ると、ベッドに入ってから既に1時間が経っていた。
全く眠くならない。
それどころか、アンセムのことばかり考えていたから、会いたくなってしまった。
今は夜の10時だ。
(さすがにもう遅いよね)
諦めて眠ろうとするテラス。
しかし、自分の希望に反して、どんどん頭が冴えてくる。
会いたい。
アンセムに会いたい。
テラスはむくりと体を起こし、ベッドから降りると服に着替えた。
とりあえず行ってみよう。寝てたら諦めよう。
そう決めて、テラスは自分の部屋を飛び出した。
あの後しばらくアンセムと畑で過ごし、夕食を一緒に食べ、アンセムの部屋でお茶をして別れた。
自分の部屋に戻り、シャワーを浴びてパジャマに着替え、ベッドに入る。
しかし、今日は目が冴えていた。
気が付くと、アンセムに言われた言葉を反芻している自分がいた。
テラスしかいない。
結婚してずっと一緒にいたい。
嬉しいと思った。
自然とその気持ちに応えたいと思った。
何より、自分もそうでありたいと思った。
どうにも気持ちが高揚していた。
今までだって、将来そうなるだろうと思っていたことだが、はっきりと言葉にされると、威力がある。
(なんか…すごく幸せかもしれない…)
テラスはそんなことを思った。
ふと時計を見ると、ベッドに入ってから既に1時間が経っていた。
全く眠くならない。
それどころか、アンセムのことばかり考えていたから、会いたくなってしまった。
今は夜の10時だ。
(さすがにもう遅いよね)
諦めて眠ろうとするテラス。
しかし、自分の希望に反して、どんどん頭が冴えてくる。
会いたい。
アンセムに会いたい。
テラスはむくりと体を起こし、ベッドから降りると服に着替えた。
とりあえず行ってみよう。寝てたら諦めよう。
そう決めて、テラスは自分の部屋を飛び出した。