ダーリンと呼ばせて~嘘からはじめる三カ月の恋人~
エピローグ
ずっと一緒にいたいから
三月末でも寝起きはまだ肌寒い。室内は暖房を付けなくてもいいくらいにはなっているけれど、素肌が空気に触れると熱を探してしまう。
「ぅ、ん……」
カーテン隙間から差し込まれる白い光で朝なのだとはわかるのだけれど、何時だろう……と、ぼんやり思考が急にハッとして脳が目覚める。
(はっ! わ、私今、どんなカッコでここにいるんだっけ?)
思わず晒された肌を覆うように布団を引き上げて起き上がりかけた体をもう一度ベッドに埋めた。そしてそこで気づく。
(なぜ裸の安積さんが私の横でこんな可愛い寝息を立てているのか……?)
見つめてい茫然としながらも思考はすごい速さで巻き戻されて、かあああ! と、思い出して赤面する。
(そそ、そうだった……あのまま私たち……)
記憶は数時間、いや前日に巻き戻された。
「ぅ、ん……」
カーテン隙間から差し込まれる白い光で朝なのだとはわかるのだけれど、何時だろう……と、ぼんやり思考が急にハッとして脳が目覚める。
(はっ! わ、私今、どんなカッコでここにいるんだっけ?)
思わず晒された肌を覆うように布団を引き上げて起き上がりかけた体をもう一度ベッドに埋めた。そしてそこで気づく。
(なぜ裸の安積さんが私の横でこんな可愛い寝息を立てているのか……?)
見つめてい茫然としながらも思考はすごい速さで巻き戻されて、かあああ! と、思い出して赤面する。
(そそ、そうだった……あのまま私たち……)
記憶は数時間、いや前日に巻き戻された。