白いパンプスのシンデレラ
15
日曜、橋本さんと2人で料亭に向かう。
ベージュに少し控えめのリボンが入った、
ワンピースに白いパンプス。
可愛いじゃないか・・・
元々、顔は整っていると感じていたが、
いつもの仕事をしてます!といったメイクではなく、
女性らしいうっすらとした化粧に一気に女らしさを感じる。
心臓がどきどき言う。
静まれ心臓!あくまで彼女に味を知ってもらうのが狙いだ!
断じて、俺が彼女を堪能するのが狙いではない!
そう思うが、心臓は静まりそうにない、
そんな態度はバレバレだろうけど、
あくまで家政婦としての態度を崩さない橋本さんが、
ありがたいが面白くない。
そう感じる事で、自分の気持ちを自覚する。
今までいい雇用主である事が重要だと思ってきた。
その気持ちがガラガラと音を立てて崩れる。
もうそんな立場で満足はできない!
俺を見て欲しい、
俺を好きになって欲しい!
他の男に取られたくない、ずっと自分の傍にいて欲しい。
気持ちがどんどん溢れてくる。
ああ、好きだ。
その気持ちをさらに高揚させるかのように、
橋本さんが微笑む。
これ以上、俺に好きにならせてどうするんだ?
とにかく、今日の食事は成功させないと!
俺はこぶしをぎゅっと握りしめた。
ベージュに少し控えめのリボンが入った、
ワンピースに白いパンプス。
可愛いじゃないか・・・
元々、顔は整っていると感じていたが、
いつもの仕事をしてます!といったメイクではなく、
女性らしいうっすらとした化粧に一気に女らしさを感じる。
心臓がどきどき言う。
静まれ心臓!あくまで彼女に味を知ってもらうのが狙いだ!
断じて、俺が彼女を堪能するのが狙いではない!
そう思うが、心臓は静まりそうにない、
そんな態度はバレバレだろうけど、
あくまで家政婦としての態度を崩さない橋本さんが、
ありがたいが面白くない。
そう感じる事で、自分の気持ちを自覚する。
今までいい雇用主である事が重要だと思ってきた。
その気持ちがガラガラと音を立てて崩れる。
もうそんな立場で満足はできない!
俺を見て欲しい、
俺を好きになって欲しい!
他の男に取られたくない、ずっと自分の傍にいて欲しい。
気持ちがどんどん溢れてくる。
ああ、好きだ。
その気持ちをさらに高揚させるかのように、
橋本さんが微笑む。
これ以上、俺に好きにならせてどうするんだ?
とにかく、今日の食事は成功させないと!
俺はこぶしをぎゅっと握りしめた。