白いパンプスのシンデレラ
16
服装はさんざん悩み、結局、
ベージュに少し控えめのリボンが入った、
ワンピースに白いパンプスにした。
清楚系なら間違いないだろうと、
我ながら安直な考えだ。
待ち合わせの場所にいた鷹村さんは、
顔を少し赤くして、動揺しているようだった。
その姿に女性として意識されているのを感じ、
嬉しさがこみ上げてくる。
だめだめ、こんな事で喜んだら!
恋心封印!
自分に言い聞かせる。
小道を奥に入り、店内へと足を踏み入れる、
カウンターと広めのお座敷席4つという、
こじんまりとした作りだが、
どこか格式があり、一目で一流の店だと分かる。
これは相当いい店ね・・・
自分一人なら、絶対に入る事のない店に、
少し緊張を覚える。
いい機会だわ、鷹村さんの好みを知る以外にも、
この店の料理の凄さを少しでも盗めれば・・・
内心かなり気合が入る。
カン!と勝負の鐘が鳴った気分だ。
予約されていたので、すくにカウンター席に案内された。
笑顔が優しい女将さんが、
すぐに先付けを出してくれる。
美味しい!
しっかりした味付けなのに、素材の味も生きている!
確かに鷹村さん好みだと納得した。
これは味の秘訣を出来るだけ聞き出さないと!
私は更に気合を入れた。
ベージュに少し控えめのリボンが入った、
ワンピースに白いパンプスにした。
清楚系なら間違いないだろうと、
我ながら安直な考えだ。
待ち合わせの場所にいた鷹村さんは、
顔を少し赤くして、動揺しているようだった。
その姿に女性として意識されているのを感じ、
嬉しさがこみ上げてくる。
だめだめ、こんな事で喜んだら!
恋心封印!
自分に言い聞かせる。
小道を奥に入り、店内へと足を踏み入れる、
カウンターと広めのお座敷席4つという、
こじんまりとした作りだが、
どこか格式があり、一目で一流の店だと分かる。
これは相当いい店ね・・・
自分一人なら、絶対に入る事のない店に、
少し緊張を覚える。
いい機会だわ、鷹村さんの好みを知る以外にも、
この店の料理の凄さを少しでも盗めれば・・・
内心かなり気合が入る。
カン!と勝負の鐘が鳴った気分だ。
予約されていたので、すくにカウンター席に案内された。
笑顔が優しい女将さんが、
すぐに先付けを出してくれる。
美味しい!
しっかりした味付けなのに、素材の味も生きている!
確かに鷹村さん好みだと納得した。
これは味の秘訣を出来るだけ聞き出さないと!
私は更に気合を入れた。