河野 かえるさんの作品一覧

化け猫山

総文字数/8,499

ファンタジー47ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
とおい昔の話です。 まだ、陰陽師やら妖怪やらが居た時代。 一つの村があったそうな。 その村は、川が近く、山に囲まれていたため、米や野菜に困らなかった。 だが、ある年、収穫時期に入った、稲や野菜が跡形も無く消えていったのでありました…… 数ヵ月後村人が、首を傾げていると、群を率いる、一人の陰陽師が現われました 陰陽師によると、山に住む妖怪の仕業だと言い放った 村人は、陰陽師にせがりついた すると陰陽師は、 殺める事は出来ません。だが、食い止める事は、出来ましょう。 私が、ここの村に、止どまれば、必ず妖怪どもから、 そなた達の食物を守ってしんぜよ…… その日から、村人は、山を恐れ、山に住み着いていると言われている【化け猫】を怨み、いつしか、 その山を【化け猫山】 と呼ばれるようになったそうな………
僕達の冷たい戦争

総文字数/8,119

青春・友情26ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
         ~はじめに~            最近、色んな悲しい現状が目立つ。  食べもしない食べ物を買い捨て、わずか14才前後で性体験を当たり前のように済ませ、挙句の果てに『妊娠』。はたまた子供が親を、親が子供を殺害するまでに世の中は汚れ廃れてしまった。   昔は、どうだろう?食べ物は捨てるほどあったのだろうか。本当に好きでもない相手に体を赦しただろうか?はたまた育ててくれた親を、母親が腹を痛めて産んだ子供を愛しく思わなかったのだろうか? 私は、そんな現在に無い昔を『戦争』というカタチで書いてみた。読んでくださった方はどう思うか分かりませんが、ページを閉じた時少しでも世の中の現状を考えてくだされば 幸いと思います。
pagetop