プロフィール

オハナ
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普段は絵を描いているあんまし売れないイラストレーターだったり、子育てしている主婦です。

作品一覧

にたものどうし
オハナ/著

総文字数/10,678

恋愛(学園)8ページ

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陸上部の千歌と、軽音部の恭介。 生きる場所も、見ている景色も違う二人。 けれどある日、「似ている」と言われた瞬間から、ふたりの世界は交差し、何かが変わり始めた。 千歌は次第に、彼の音楽と自分の競技がどこか通じるものがあると感じ始める。一方、恭介もまた、千歌の跳躍する姿に「音楽的な何か」を見出していた。 そんな二人の周囲には、個性豊かな仲間たちが集まる。 千歌の親友であり、自由奔放な元気少女・望月優。 帰宅部ではあるが外で恭介とバンド活動をする、カリスマ的な人気を誇るギタリスト・小笠原奏多。 無邪気でお調子者だが、面倒見は抜群。バンドを支えるドラマー・関流星。 彼らと過ごすうちに、千歌の「競技に向き合う気持ち」は少しずつ変化していく。誰かに「見せること」、誰かの「心を動かすこと」。陸上も、音楽も、ただの自己表現ではなく、誰かとつながる手段になるのだと気づいていく。 一方、恭介は密かに千歌を意識しながらも、素直になれずにいた。だが、千歌のひたむきな姿勢が、彼の中に眠っていた情熱を呼び覚ます。そして、ある日ついに彼は千歌のための楽曲を作ることを決意する——。 それぞれの想いが交差する中、迎える文化祭。 千歌のジャンプが、恭介の音楽が、仲間たちの思いが、一つの瞬間に重なるとき、二人はどんな景色を見るのか? 「走る旋律を、私は恋と呼んだ。」 これは、競技と音楽——異なる表現者たちが奏でる、青春と恋の物語。

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