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明日花
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「物語の最後に、君がいた」
明日花/著

総文字数/18,924

恋愛(その他)20ページ

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もう、生きていたくなかった。 居場所のない学校。傷つくたびに冷たくなる家庭。 そんな毎日に終わりを告げるように、私は、福岡へ向かった。 そこは、私が大好きだった本の舞台。 最後にその景色を見てから、消えよう──そう決めていたのに。 駅で出会ったのは、財布を落とした一人の男の子。 本屋で、再び会った。 それは、偶然だったのか、運命だったのか。 「福岡で、もう一度生きてみない?」 これは、ひとりぼっちだった私が、 もう一度“生きたい”と思った、実話を混ぜた物語の最後のページ。
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【ジャンル】 恋愛 【キーワード】 ①内緒 ②約束 ③再会 ④記憶喪失 高校時代、ひとり静かに過ごしていた紬は、ある日、音楽室でひとりの少年・高瀬大翔と出会う。紬が書いていた小説ををきっかけに、ふたりは少しずつ心を通わせ、やがて恋人になる。けれど、噂や陰口、そしてある“事故”をきっかけに、ふたりの時間は突然止まってしまった──。 数年後、大学生になった紬と大翔は、偶然の再会を果たす。けれど、紬は彼との記憶をすべて失っていた。 「でも、不思議と安心する」 そう話す彼女と、忘れられても変わらず想いを抱き続けてきた大翔。すれ違いながらも再び距離を縮めていくふたりは、やがて“記憶をめぐる旅”へと歩き出す。 そして最後に訪れたのは、かつて別れと告白が重なった分かれ道── 「今も、愛してる」 その言葉とともに、紬の胸に、確かに眠っていた記憶が灯る。 ──これは、名前を忘れた恋の、その先を描く実話を混ぜた物語。
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【ジャンル】 恋愛 【キーワード】 ①再会 ②約束 ③年の差 ④アオハル 火曜日が、ずっと嫌いだった。 図書委員の仕事で一緒になる、頭がよくてちょっと意地悪な一つ上の先輩が苦手で── でも、ある火曜日。ふと見えた彼のノートの中に、小説の一文を見つけた。 意外な共通点。静かな図書室で交わした、小さな約束。 「小説家になったら、駅前の本屋に並んだ私の本、全部買い占めてくださいね」 時が流れて、大人になった私は、本当に小説家になった。 もう連絡先も知らないあの先輩との、再会なんてないと思ってた。 ……だけど、発売日に訪れた駅前の本屋で、 私は、あの日と同じ声に出会った。 「──全部ください。昔の約束なんで」 10年越しの約束がつなぐ、静かであたたかな再会の実話を混ぜた物語。

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