雪涼さんの作品一覧

想いはトクベツよ!
雪涼/著

総文字数/20,675

恋愛(ラブコメ)20ページ

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坂梨シエナは18歳。 つい最近高校を卒業したばかりだが、大学の受験日を間違えたために頭の中が真っ白状態だった。 そんなとき、坂梨家の政略結婚をする予定だったシエナの姉のナスノの最後のわがまま話をきいてあげる約束をしたのだった。 「シエナごめんね・・・私の婚約者が作った薬はあなたにあげる・・・ステキな奥さんになってね。」 姉の言葉がだんだん遠くで聞こえる。 ステキな奥さんはおねえちゃんじゃないの・・・? 意識がもどったとき、シエナは教会にいた。 それもウェディングドレスを着て・・・。 「やっと目覚めたね。俺にすべて任せてくれればいいから。」 (えっ・・・何いってるの?この人・・・?) シエナが目覚めたとき、そこは知らない家の中であり、笑顔のイケメンが立っていて。 「今日から君は俺の妻だ。よろしくな。シエナ。」 シエナは頭痛で頭をおさえながら、自分の記憶をたどってみる。 (わからない・・・どうして?誰なの?あなた誰?) 「俺は高井 司。会社を経営している。 坂梨家の当主から、妹を嫁にと話を持ち掛けられた。 相手が俺でも気にならないようにって薬を調合してあげたのに・・・妹と交代するなんて、賢いお姉さんだ。」 (おねえちゃんの・・・婚約者が私の夫ですってぇ・・・) 初めて会ったその人のことを何も知らないまま、新妻になってしまったシエナの運命はどうなってしまうのだろうか?
守られるのは卒業よ!
雪涼/著

総文字数/77,910

恋愛(純愛)64ページ

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舞台はシューカウリという大国家でのお話。 主人公のマリカの家は代々、騎士を名乗る家柄だったが、あるとき、隣国であるターニブリが突然、魔法使いたちに攻め滅ぼされるという事態となり、シューカウリもとうとう戦闘に巻き込まれることになってしまった。 シューカウリの人々は魔法は使えないのが一般的だったため、あっという間に攻めてきたリオレバの軍に敗戦してしまった。 マリカは5人兄妹の末娘だったが、父と兄は戦死して、姉たちも農家へと疎開したが、それからのち、敵軍の兵におちないために、農家へそのまま嫁いで農家の嫁となっていた。 しかし、末娘のマリカは小さかったため、難をのがれて田舎へと移り住み、そこで父の部下だった者たちと暮らしていた。 そして、シューカウリは新しい王のもと、だんだん平和を維持し始めて、民たちもだんだん普通の暮らしをするようになった。 しかし、それは表向きの形だけの世界。 じつはリオレバの軍の指揮官以上の者たちは、魔道にすぐれており、ただの騎士ではなく魔法騎士だったのだ。 戦争のさなかは大活躍をみせ、それぞれに褒美をもらっていた一族も多かったが、年数を重ねてくると、魔道の力でもって悪行ばかり重ねるものも出てきた。 そんな世の中で、魔道の力を持たない者であっても、対抗する力を何か身に着けてがんばる若者たちが世に出てくる。 そして、マリカも少しずつだが、力をつけるのだった。
抱えきれないほどの花束をあげよう!
雪涼/著

総文字数/123,302

恋愛(純愛)93ページ

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高瀬敦美17才・・・現在高校2年生。 2年前高校に上がる前に母親がお金持ちと結婚した。 連れ子の敦美は母の夫の家に住むはずだったが、母の夫にも2人の息子がおり、 敦美の母親の万須美は夫の隆造に風紀上の問題があると理由をつけて 敦美を学校の女子寮へいれることにする。 新しい家族で大きな家に住むのは嫌だった敦美だったが、 ひとりぼっちで寮の部屋にいるのもさびしくなって涙があふれてきた。 そんなとき、学校で噂になっていたご近所サイトについアクセスしてしまう。 「出会わなければいいんじゃない。さびしさをまぎらわせるだけの言葉上手なネット彼氏がいれば さびしくないのかもしれないわ。」 そして・・・敦美のところにメールを送ってきたラッキーというハンドルネームの男。 人懐っこく敦美のことをあれこれと知りたがる。 最初は面食らった敦美だったが、ラッキーはやりとりしている間に優しい言葉をかけてくれる人なのだと理解する。 ラッキーは必ずメールの終わりに「ジョディに抱えきれないほどの花束をあげよう!」で締めくくってくる ロマンチストだ。
秘密と記憶が出会うとき
雪涼/著

総文字数/55,898

恋愛(ラブコメ)47ページ

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桧谷祥子は17才の女子高生。 家はお金持ちで桧谷財閥の次女。 性格は活発で、元気いっぱい、天真爛漫。 しかし、苦労知らずもあってか、自己主張もはっきりしていて、かといってひとの話も聞く耳は持っている。 そしてそんな彼女の過去には空白の日々があった。 それはどうしても思い出せない記憶。 桧谷家は母の志奈子が未亡人になってから、長男の夏生と長女の陽子で仕事をきりもりしていた。 志奈子の会長5周年のパーティーの日、次女の祥子が行方不明となり、 屋敷じゅうが大騒ぎとなったが、その騒ぎのさなか・・・ひとりの男が祥子を抱えて桧谷家を 後にしたのだった。
知ることから始まるんだ!
雪涼/著

総文字数/80,947

恋愛(ラブコメ)67ページ

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俺は大きな声では言えないが、女性が苦手だ。 祖父が離婚した経緯から家には女性を寄り付けず、父も男子校で過ごし、そして俺も弟も女性に縁の遠い人生を送ってきた。 それでも父は祖父に隠れて、学生の時から合コンなどによく出席していた偽硬派で仕事もテレビ局のプロジューサーになりけっこう派手な女性関係に楽しんでいた。 そこで仲良くなった新人アイドルに手を出して、俺と弟たちが生まれた。 そう・・・兄弟も男ばかりだ。 しかし、弟は顔立ちが女の子っぽかったり、アイドル系で女の子に追われたりと女の子には不自由することがない生活を送り、次男の芳樹は昨年、結婚して子どもももうすぐ生まれるらしい。 そして三男の和樹は就職したてだが、就職した途端からファンの女の子から追われているような状況だ。 そんな中、和樹はちゃっかりと気立てのいい彼女を見つけたといっていた。 そして、長男の俺・・・夏川 幸樹は今年33歳だが彼女はなし・・・。 いや、彼女どころか、金目当ての女さえ寄り付きもしてくれない生活を送っている。 過去に女と付き合ったことがないわけではないが、好きだと告白をしにいったあの日、俺の親友だった男と濃厚なキスをしながら家に入っていった。 その後、親友に横取りされてしまった事実をしり、友人まで失うことになった。 それから俺は女性という生き物が信じられなくなった。っというか・・・金で寄ってくるわかりやすい女の方が かわいく見えるようになったのだ。
今日僕は魔女を拾いました
雪涼/著

総文字数/22,759

恋愛(ラブコメ)21ページ

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僕は、湘急電鉄で車掌をしています。 今日は夜に友人たちに合コンに誘われているため、夕方で仕事はあがる予定でした。 終点に着いて、忘れもののチェックをしていると、あるハデやかな1つの箱が気になりました。 「なんだ・・・?こりゃ・・・。 お菓子かと思ったけど、埃っぽい魔法のランプみたいなのが入ってる。 まさか、触った途端にドカン!なんていうんじゃないだろうなぁ。」 気になった僕は、箱を危険物のチェックをしてもらえるように手続きをとって、合コンの会場へと向かいました。 予定よりも20分遅れて会場に着いた僕は、すでにベロベロに近いほど酔っぱらっている仲間を見て驚きました。 「どうしたんだ?みんな、しっかりしろ。 女の子たちはどうしたんだ?」 「ああ、なんかすごく怒って出ていっちゃったんだ。 何かさぁ・・・俺たち今日は飲みたくて仕方がなくてさぁ・・・ヒック・・・!」 「えぇ・・・。どうしたっていうんだ? これじゃ合コンにならないじゃないか。」 飲みつぶれた連中を介抱しようとして、やっと自分の隣に女性がいることに気が付いた。 彼女は僕よりずっと若い・・・。 若く見える・・・かな? ちっちゃくてかわいい。 でも、ここはお酒を飲むところだぞ? 「君はいくつなの?」 僕が何気にきいてみると、彼女は答える。 「私は今日、あなたの女になるの。」 僕は耳を疑った・・・。
危険なお見合い
雪涼/著

総文字数/47,613

恋愛(純愛)41ページ

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名郷優理香(なごうゆりか)27才・・・売れっ子の旅行雑誌ライター バリバリのキャリアウーマンとして生きるなら年齢など気にしない。 しかし、人並みに女性の幸せも掴みたいと思えば、そろそろ崖っぷちが見えている。 と、心配したのは彼女の叔母であった。 叔母のすすめで優理香はある料亭でのお見合いというものを体験することになった。 お見合いの相手は棚崎凌路(たなさきりょうじ)35才・・・自然を相手にするフリーカメラマン ということで紹介されるが、彼の本当の職業は国内大手のホテルタナサキのCEOだった。 しかし、彼には優理香にどうしても許してもらわなければならない理由があって、このお見合いに臨んだのである。 優理香の叔母も凌路の話を聞き、2人の幸せな未来のためにきっかけを与えてあげたいと思ったのだった。 2度目の出会いとなるお見合いの席は、2人を幸せへと導けるのだろうか?
ぬくもりを感じて
雪涼/著

総文字数/69,708

恋愛(ラブコメ)60ページ

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木吹 凛花はアメリカで暮らしていた。 両親はアメリカ航空宇宙局の職員だったが、ある日不慮の事故で両親ともに亡くなってしまった。 日本にいた唯一の身内だった兄を頼って、凛花は帰国の途についたのだが、兄は家を出て旅行にでてしまったのだ。 途方にくれていた凛花だったが、兄の家の前の神社の階段を踏み外したとき助けてくれた青年がいた。 小さな凛花の手をとった大きな手は凛花を救う手となった。 大きくてしなやかな指をした青年はとても嫌そうな顔をしながら、凛花を居候に招いてくれた。 そんな不可解な青年のことを気にしながら、高校に通うことになり、凛花は登校すると、不可解な青年はよりにもよって凛花の担任だということを知る。 学校生活に慣れながら、凛花には記憶がないことがあった。 両親が事故でなくなったことに疑問をもっていること。 自分には素敵なボディガードがいたこと。 凛花は本当はオックスフォード大学を飛び級で進学し、准教授といっしょに研究できる能力があって遠隔操作で爆発を起こせる安全装置を開発したのだったが、その安全装置から高性能小型爆弾へと作り変えられる事実があった。 もしかしたら爆弾開発に自分も手を貸していたのでは? 何かアクシデントがあった・・・兄は本当は旅行じゃない? いろんな疑問の中、凛花は記憶を取り返すときがやってくる。 そのとき、凛花は幸せになれるのだろうか?
同居人は女社長
雪涼/著

総文字数/75,613

恋愛(ラブコメ)65ページ

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ある雨のひどく降っている午後だった。 捨てられた子猫の入った段ボール箱に自分のコートをかけ、自分はびしょ濡れになっている女を見つけた。 車を降りて事情をきくと、彼女はとてもうれしそうに笑って事情を説明してくれた。 俺の車で2年ぶりになる自宅へともどると俺の家族が温かく俺を迎えてくれた・・・はずだったのだが・・・ 温かく迎え入れられたのは俺じゃなくて彼女の方で、帰らないから心配していたという。 ちょっと待て、心配するなら家族の俺の方だろう? 2年ぶりの我が家なんだぞ! 俺の妹たちなんて、彼女に駆け寄ると助けた子猫たちを見つけてわいわい騒いでいる。 おい、兄ちゃんには何もいってくれないのか? その猫たちを助けたのは兄ちゃんなんだぞ。 両親が玄関に出てきて発した言葉はいったいなんだ? 息子の俺を差し置いて、どうして彼女を心配したと声をはりあげている? あ、そういえば弟はどうした? 俺と同じ独身男性代表の俺の弟・・・ラングはどこにいるんだ? 母さんからの電話ですぐに玄関から飛び込んできたラングは、家に入るなり彼女に向かって叫んだ。 「社長、お怪我がなくて何よりです!」 おいおい、俺は社長じゃないって、若くしてなったとはいえ、俺は部長だろ。 あれ・・・なんでラングは彼女の方を見てるんだ? まさか・・・まさか・・・社長っていうのは・・・君なのか?
お金より体力が大事?
雪涼/著

総文字数/53,053

恋愛(純愛)45ページ

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学生時代に体操でオリンピック選手にもなろうとしていた彼だったが、予選の日にアキレスけんを断裂してしまい選手生命を絶たれてしまった。 その後、時は流れて、知り合いのスポーツジムのトレーナーとして実力を発揮する。 オーナーの遺言から、スポーツジムの新しいオーナーとしてスタートをきるが、気が付けばスポーツジムは借金まみれになっていて返済期限はあと2週間にせまっていた。 途方にくれた彼=主人公の名は樋川幸鷹(ひかわゆきたか) 年齢も30までに1年をきってしまった男。 もうどういった金策もできない状況で、自殺するか破産するかを悩んでいるときに、偶然繁華街で助けた少女に大金をもらうことになる。 彼女は大学に入ったばかりの学生なのに、どうしてこんな金持ちなんだ! ひょんな2人が出会ったとき、妙な運命は動き出した。
アルバイト執事にご用心
雪涼/著

総文字数/64,770

恋愛(ラブコメ)58ページ

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主人公 クレア・ルエ・ロンドは18才になるお嬢様。 母を10才のときに亡くし、父親と使用人たちに養育されてきた。 とくに執事のロイ・ナーガスティには生活全般にわたって、クレアにいろんなことを教えてくれた存在。 秘かにクレアはロイに憧れ、そして恋心を抱いていた。 そんな16才のとき、ロイは突然好きな人ができたと発表して邸を出ていってしまうのだった。 クレアはがっかりして落ち込んだ。 その様子は父親であるクアントの目にもよくわかった。 まさか、クレアがそんな恋心を抱いているとは思っていなかったクアントはクレアが18才になったときに新しく若い執事を紹介する。 彼の名は ゼイル・ナルソン。 ロイが29才、ゼイルは27才だった。 ロイが出て行ったときは27才だったが、今から執事をするには中途半端な年齢ではないのかと父親にくってかかるクレア。 ゼイルが執事をするのはじつはアルバイトで・・・と説明する父。 「じゃあ、ゼイルの本職って何?」 クレアが聞き返して返ってきたのは、駅前近くの喫茶店のサブマスターだとか。 ロイが辞めて以降、ずっとお年寄りの執事だっただけに疑問がある。 しかも、ゼイルは執事のはずなのに、ときどき偉そうな口をきく。 そして、今日もまたクレアの頭を悩ませることが起こった。
不完全な魔女
雪涼/著

総文字数/81,650

恋愛(学園)43ページ

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「チェルミ!おまえという娘はいったいなんということをしでかしてくれたのだ。」 「私は・・・私は何も間違ったことはやっていません!」 「まだ言うか!おまえの姉のミレイはおまえのせいで結婚話が壊れたといって、ずっと泣いておる。」 「お姉さまは信じてくれないだけです。 あの男は私の友達もベッドに引きずり込んだ悪いヤツです。 あんなクセの悪い男にお姉さまが傷つけられることこそ、泣いて済む問題じゃありません。 どうしてお父さまはわかってくれないの?」 「ワシは彼と会って話した。誠実な男だった。 きっとおまえの友達が無理やりに誘ったのだ。 だいたいだな。おまえはふだんからろくなことをしていなかった。 ご近所の建物は壊す、魔法学校で買っていた動物をすべて逃がしてしまう。 母が風呂に入っているときに、危うく火傷を負わせてしまうような湯を飛び出させるし・・・。 だが、まだ物を壊したり、人を驚かした程度なら、説教で済む問題だった。 なのにおまえは、とうとう姉の心を打ち壊してしまったのだぞ。 これはこの国の王族としての罪に値する。 よって、チェルミ・・・おまえは魔法の国から追放する。 そして魔力を半分没収する。 人間界へと流してやるから、魔法が使えない時間の生活をしろ。 反省後の審査は3年後。人間でいうところの成人式のときに行う。」 「お父さま、私の話を信じてください。 私は嘘など言っておりません。本当なんです!お願い、信じて・・・。 知らない国に飛ばさないで。お願いよ・・・お父さまぁあああああ!!!」 チェルミという魔女っ子17才。 魔法の国の第3王女であったが、姉の結婚相手を侮辱して姉の心を傷つけた罪として人間界へと飛ばされた。 チェルミは父が、母が、身内が信じられなくなった。 泣く泣く、人間界へと放り出されるというときに、長兄のナブラが学生時代の友人だったカリフが人間界で駐在役をやっているとチェルミに紹介文を持たせ、訪ねるように伝えた。 そして、このできそこないの魔女っ子チェルミは人間界で生活することになった。
お茶の香りのパイロット
雪涼/著

総文字数/101,090

ファンタジー60ページ

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大きな4つの大陸があった。 そして大陸の上に立つ人間は戦争を始めた。 農耕中心の2つの大陸はあっという間に敗北し、 世界は2分された形となった。 それでもなお、戦争は続き、やがて終戦を迎える。 人が気づいたとき、豊かな土壌は汚染され、 すぐに生き物が生きていくにはつらい状況下となっていた。 終戦したときはウィウス軍の勝利で終わったはずだったが、 その後、負け側だったはずのタンガ軍がテロ行為を繰り返し、 ウィウスの本部を制圧してしまったため、 形勢逆転し、もともとのウィウス軍は敗走を余儀なくされ 王様は殺され、王位を継ぐ王子も行方不明となっていた。 ウィウスの防衛軍予備学校へと高校卒業後入学したフィア・ライミアスは少し前から、ウィウス軍のある部隊から追われていた。 「タンガからもウィウスからも追われるなんて・・・。 もう、私には前も後ろもないってことなの?」 薄れる意識の中で、彼女はある喫茶店のドアを開けて助けを求めた。 「お願い・・・私をかくまって・・・。」 「おまえはウィウスの兵だろう?何をしでかした?」 冷たい銀のまなざしはフィアを薄れる意識をぎりぎりのところで捉えた。 「ウィウスは腐ってる・・・・・。」 そうつぶやいて、フィアは気を失ってしまった。 「そう、この世界は腐ってるさ。 だから、俺がいる。 俺たちの出番がやってきたんだ。 この世界をすべての戦乱に巻き込んだ本当の悪党を倒すために。」 アルミス・レイ・ロングリエはフィアを寝室へと連れて行きベッドへ寝かせるとフィアの隣に寝ころんで その日の眠りについた。 そして、何かが始まる朝がやってくる。
普通に輝くOL
雪涼/著

総文字数/133,100

恋愛(ラブコメ)68ページ

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伊佐木郁香 24才。 花の独身OL。 バイトしながら貯めたお金で美大をなんとか卒業し、やっと1年前に就職したOL。 彼女の勤務する楢司コーポレーションは主に賃貸不動産の仲介から管理を請け負っている中企業といったところだ。 郁香自身は広告代理店勤務が希望だったが、貧乏であか抜けない印象のせいかことごとく入社試験に落ちまくり、また1年あきらめるかと思っていた矢先に、マンションのマスコットキャラクターのデザインが採用され、 入社、現在は広報部に所属してがんばっている。 そんなとくに華やかでもないOLを始めて、仕事も2年目突入と気合をいれたとき、郁香の生活を変えてしまう出来事が起こった。 それは・・・楢崎徹朗という郁香にとって父方の祖父の死亡という現実だった。 父の名字が楢崎だということも忘れていた郁香にとって、祖父の死の知らせとその後の自分の人生が大きく変わろうとしているだとは予想もしていなかった。 楢崎徹朗は、楢司コーポレーションの前社長で会長だった。 実際の経営者は現社長である、花司直登が取り仕切っており、花司兄弟のうち3人がこの会社で仕事をしていることも郁香はろくに知り得ないことだったのである。 そして・・・郁香はある休日の早朝、ある事件にまきこまれてしまった。
異国で咲く花
雪涼/著

総文字数/80,637

恋愛(ラブコメ)51ページ

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歴女ブームが下火になった頃、垣花いちこは西洋や東洋の呪いの儀式に興味を持ってしまった。 呪いと一言でいっても、人をどうして恨むのか、恨みはなくてもどうして呪うのか研究課題はいっぱいであった。 そんなとき・・・いちこは紫に光る本になぜか心魅かれてしまうのだった。 本を開いて読んでいけば、異世界へと連れていかれたりして・・・。 なんて予感がいちこにはあった。 するとやっぱり、いちこも紫に光って体がどこかへ引きずり込まれるような感覚が・・・。 「ああ~誰か、この本を読んで。 読めばきっと物語が進むのよ・・・。」 いちこは、そんな妄想をしていたのだが・・・現実とはじつにむなしい結果しかないものだった。 異世界と思われるところにとばされたいちこは、着地した場所で再び紫の本を手にしていた。 そして、その中の内容は? 「もう、あなたは元の世界へ帰れない。 愚か者よ。じっくり頭を冷やせ。 長き時間泣くがよい。 我は非情な強者。 強者はあなたの本から生まれ、あなたを守ると約束しよう。 では、後ほど。」 「後ほどって何よ???変な手紙。」 そうつぶやいたいちこはだんだん意識が薄れていき、眠ってしまった。 再び目を開いたいちこの前には、複数の男たちが自分を見つめていた。
夢への道は恋の花道?
雪涼/著

総文字数/128,785

恋愛(ラブコメ)75ページ

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日高ミチルは大学を今年卒業の22才。 好きな服飾関係の学部に残って助手をする予定になっていた。 そんなある日、ミチルの父親の経営する機械の下請け工場が大手企業に吸収されてしまう情報が流れた。 信用金庫も融資を渋りだし、ミチルたち家族は大ピンチ! そんな折、ミチルの妹のミナトは友人に借りてきた女性用雑誌に掲載されていた「あなたもお妃になってみませんか?」というイベントをミチルにすすめるのだった。 20才以上の男性経験のない未婚女性希望。と記されていたその記事にどんどんひかれていく日高家の人々。 しかも、お妃候補になってしまえば結果が発表される半年後には、たとえ落選してしまった場合でも、面接時に許可された夢や目標が王子によってかなえてもらえるという。 工場立て直しか、新しい事業に着手か、とにかく日高家の幸せはミチルの努力にかかってくるのだ。 がんばれ、ミチル!家族の幸せ、そして自分の野望と明るい未来のために!
バーチャルウォーズ
雪涼/著

総文字数/112,748

恋愛(学園)80ページ

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高校入学と同時に浅岡雪美はオープンしたてのパソコンネットゲームを始めた。 中学生のときもゲームが趣味だった雪美だが、インターネットを使ってのゲームは携帯電話でのソーシャルゲームや恋愛ゲーム。 パソコンではアイコンと景色主体の絵柄のブラウザゲームしか遊んだことはなかった。 高校受験合格のご褒美に父親にねだって買ってもらった新しいパソコンで、雪美は初めてダウンロード型のゲームを始めた。 背景はとても美しい景色で、森の緑、空の青、色鮮やかな花々・・・そして陽の光や、風までもが目に見えてしまうほどのグラフィックの美しさ。 「グリーンアライブ」と名付けられたそのゲームは雪美の冒険心を鋭くあおってしまった。 キャラクター設定・・・斧を持った男女。剣を持った男女。弓矢を持った男女。魔法使いの男女。神官の男女。 最初にこの設定をして名づけなければ冒険は始まらない。 雪美はパソコン画面をにらみつづけて15分。 「うん、かわいくておとなしいめのプリーストに決めたっと。 この職だったらお友達からも重宝されるよね。 お名前は、スノウ・ホワイト・・・なんか安直だぁ。 高校生活といっしょにがんばっていこうね。スノウ・・・。 ラストには素敵な彼とラブラブになれるといいな~なんてね。」 しかし・・・グリーンアライブは戦乱の世を駆け抜ける戦士たちの物語なのであった・・・。
ミラクルにいこう!
雪涼/著

総文字数/40,444

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難関といわれた入社試験に合格して2年目を迎えた茗花まひるは半年前から偏頭痛に悩まされていた。 その理由の1つでもある直属の上司が今日も朝から真上から怒鳴っている。 9つ年上で高身長、高学歴、気難しいところもあるが人望も厚く後輩から慕われている。 社長の従兄弟らしいが愛人の子という噂である。 それはともかく、この上司は半年前にアメリカの支社からやってきて以来、まひるを怒鳴るのが日課となったのだ。 (えぇい!おまえなんかちっちゃくなってカラスにでも食べられちゃえ!) そう夢の中で叫んだ翌日から、上司は行方不明になったのでした。
菜の花の君へ
雪涼/著

総文字数/85,006

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春の陽射しの中、おじいちゃんの菜の花畑で私は生まれて初めての屈辱を味わった。 「おい、早くじいちゃんの畑から出ていけよ!」 「いやっ。おじいちゃんが黄色のお花の近くで遊んでおいでっていったもん!」 「近くだったら畑から出たとこだって近いだろ~」 「やだやだ!お花のそばがいいんだもん。」 「出て行かないとぶん殴るぞ。なぐってやるーーー!」 「うわぁーーーん!かずくんなんてだいっきらいだぁーーー!」 それは私が5才のときの思い出。 このあと、両親が死んで、おじいちゃんにひきとられて、おじいちゃんも死んで・・・そして親戚の家を少しずつ移動して、やっと高校の寮生活までこぎつけたのだった。 坂下智香子、18才の春。 「これからどうしたらいいんだろう。 卒業したら就職しなきゃいけないよね。 高校へ通わせてもらえただけでも、感謝しなきゃバチがあたるわ。 ものすごく優秀でもない私が、人並みに楽しめる学園生活を送らせてもらったんだもの。 働かなきゃ・・・。もう高校生活を1年きってしまった。 前に歩き出さなきゃいけないのよね。」 春は嫌いだな・・・。いつも悲しくなっちゃうよ。
青い星と青虫と
雪涼/著

総文字数/77,199

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長浜小夜は八百屋の看板娘である。 そして、地元の公立高校1年生。 中学生のときから店の手伝いをして父親を助けてきた。 母親は結核で現在入院中である。 家事に見舞いに商売にと高校生の小夜にとっては大忙しの生活であったが、ある日父親の隆雄が、小夜に頼みがあると言いだした。 それは、母親が退院するのだが、現在の住まいは都会の下町で空気がよくないので、母の療養のために田舎住まいを小夜にもしてほしいというのだ。 小夜は少し驚いたが、大好きな母のためとなれば転校くらいなんのその。 母といっしょに父の友人が大家さんをしているアパートで暮らすことになった。 新しい住まい、新しい学校、そこでの生活はただの田舎暮らしではとどまらなかったのである・・・・・。
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