プロフィール

うのたろう
【会員番号】235668
うのたろうです。

うのたろうのページをひらいてくださり、ありがとうございます。

野いちご・Berry's Cafeでは、それぞれべつの作品を書いております。

みなさまの感想・コメントなどが、心からのはげみになります。

こんなやつですが、仲よくしていただけるとありがたいです。

きてくれた、すべての人を、愛しています

作品一覧

キスはおとなの呼吸のように【完】

総文字数/69,975

恋愛(キケン・ダーク)380ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
言葉がたりない…… 嫉妬をしたり、やつあたりをしたり…… それでも…… 「シオリ……」 「犬のシール?」 「これは死んだおふくろの唯一の思い出なんだ」 「ねえ、カズト……」 いいよ、あげる…… わたしの全部を。 OL×酒屋×上司 『キスはおとなの呼吸のように』 「あいかわらず、へたくそですね。そんなにちゅうちゅう吸われたら、苦しくて息ができなくなっちゃいます」 いわなきゃ、わかんないよ――
キスはおとなの現実の【完】

総文字数/45,312

恋愛(オフィスラブ)224ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
わたしははやく、おとなにならなきゃいけなくて…… お荷物なんかに、なりたくなくて…… けど…… この足が、どこにむかっているのかなんて、ほんとはぜんぜんわかっていなくて…… ねえ。 「ハカマダさん」 はじめてのキスはどんな味がした? 「キスして、いいですか?」 うのたろうpresents OL×酒屋 『キスはおとなの現実の』 <12/24完結>

公開リスト一覧

公開されているリストはありません。

レビュー一覧

★★★★★
2012/01/21 21:29
ネタバレ
やさしい空気と気ままな彼

文章に安定感があり、ひじょうにうまい作品だった。

ネコにちなんだ名前のミイとミケ。

学生の女の子ならではのかわいい恋と、物語の雰囲気がマッチしている。

短いページのなかに見せ場があり山場があるが、決してあわただしくなく、むしろのんびりと自由気ままに進む物語のはこびは、ネコそのもの。
作者の技術力なのだろう。

むずかしい言葉もいっさいでてこない単語のセレクトは秀逸だ。

本当は彼女をとっかえひっかえするようなミケは、女性から見れば「女の敵」のように映るのだろうが、ぜんぜんそう見えない。むしろ一途な男の子とさえ感じてしまう。

わきのキャラもふくめ悪者のでてこないこういう作品は、読みはじめから読み終わるまで、やさしい気持ちでいられる。

この物語を読んで、なんだか恋がしたくなった。

レビューを見る
★★★★★
2012/01/11 21:54
ネタバレ
さくっと読めるティーンむけ作品

構成はうまい。

字の文のいいまわしも、荒削りながらおもしろい。

作品は、ちょっとすねた高校一年の女の子・杏が主人公だ。

いつものように授業をさぼって屋上にきた杏。

そこで出会った、ちょっとだらしない風貌の男。

彼は教師で名前は安葉という。
そして杏の第一印象とは異なるさわやか教師として女生徒たちに大人気だ。

「年うえ男性について、みんなの知らない一面をわたしだけが知っている」

こういう設定はティーンのあこがれとしてドストライクだと思う。

リアリティよりも理想を優先させたさくっと軽い読みものだ。

ほかにもわきをかためる真央や如月などのキャラクターの造形もすばらしかった。

女子中高生に積極的におすすめできる作品だ。

レビューを見る

好きな作家

    登録されていません。
pagetop