プロフィール

宮湖文月
【会員番号】398115
宮湖 文月と申します。
初めましての方も、お馴染みの方も、お久しぶりの方も、こんにちは。

趣味は、読書と小説書きと、最近は着物を着ることでしょうか。
小学生男子の一人息子と、仕事が大忙しの主人との3人暮らしです。

ネット上で小説を公開するのは初めてなので、お見苦しい点もあるとは思いますが、
よろしくお願いいたたします。

感想などいただけると、とてもとても嬉しいです。

作品一覧

リーシュコードにて

総文字数/60,750

青春・友情200ページ

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 リーシュコードにて                    宮湖 文月  ね、あの夏の果ての夜をこえて、  私たち、大人になったよね……。  玲子は、サーファーたちの憩いの場、  『レストハウス リーシュコード』の店主。  左膝に怪我をした19歳でサーファー時代にピリオドを打ってから、  ビーチに映える白壁のリーシュコードにネオンをともし続けてきた。  だけど……。  「玲子、悪いけど、俺のボードの始末、   お前に頼んでもいいか?」  灼熱の青春時代の相棒、従兄妹の誠から突然かかってきた、別れの電話。  「知ってた? 俺の初恋って、                      実は玲子先輩だったよ」                    そして、三年ぶりに再会した、サーフィンを愛する弟分の栄治は……。  「……家族ごっこの次は、恋人ごっこ?」  「そう、きっとまた楽しいよ」    「……ん、無責任でいられるしね」  人は、どうして輝いた時代に別れを告げて、  それぞれの痛みを引き受ける大人にならなければいけないのだろう。    「共にじゃなくても、生きていこうな、俺たち」  背筋を伸ばし、涙を胸の内に飲みこんで、    3人が大人になるための裁きを受け入れた  夏の一夜の物語。  

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