K.撫子さんの作品一覧

ボレロ - 第一楽章 -
K.撫子/著

総文字数/181,340

恋愛(純愛)160ページ

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手入れの行き届いた肌は  薄く差し込んだ昼の日差しに反射して艶を見せていた 彼女の膝頭から ゆっくりと腿の内側へと唇を滑らせながら  気になる取引先の名を口にした 普段日の当たらない 真っ白な足の付け根へと唇がたどり着く頃 ふふっと笑ったかと思うと くすぐったそうに身をよじり  彼女は体の向きを変えた 【プロローグより】 『近衛ホールディングス』 副社長 近衛宗一郎 繊維業界トップメーカー『SUDO』 社長令嬢 須藤珠貴 偶然の出会いが重なり、やがて、かけがえのない相手になっていく それは、ひそやかにはじまった ラヴェルの 『ボレロ』 を奏でるように  
Shine Episode Ⅰ
K.撫子/著

総文字数/113,098

恋愛(純愛)70ページ

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香坂水穂が、ICPO帰りの捜査官 警視 神崎籐矢に出会ったのは、 夏の暑さもようやく落ち着き、朝夕の風に秋を感じ始めた頃だった。 過去を背負い影のある神崎籐矢と、正義感にあふれ快活な香坂水穂 正反対のふたりは、対立しながらも信頼関係を築き、 公私ともに唯一無二のパートナーになっていく・・・ (一部『ボレロ』の登場人物とリンクしています。合わせてお楽しみください)
恋、花びらに舞う
K.撫子/著

総文字数/36,854

恋愛(純愛)25ページ

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春の優しい風に吹かれて、はらはらと花びらが舞う 桜に切ない思いを抱える由梨絵に訪れた恋……
結婚白書Ⅳ 【風のプリズム】
K.撫子/著

総文字数/104,673

恋愛(純愛)102ページ

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うつむいていた実咲の顔が ゆっくりと僕の方へ向けられた 僕も首をかしげて実咲の顔をとらえた まるで打ち合わせたように 顔が触れあう間際まで互いを見つめ  すっと目が閉じられる 吸い寄せられた唇が重なると リズムを刻むように 唇をついばんだ 実咲の部屋で朝を迎えるようになったのは それからほどなく  大学二年の夏が始まろうとした頃だった 『結婚白書』 最後の物語は、遠野賢吾の恋 ***** ***** ***** micoroさん 素敵なレビューをありがとうございました 私もたくさんの元気をいただきました これからの創作の励みになります
社宅ラプソディ
K.撫子/著

総文字数/88,304

恋愛(その他)58ページ

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築ウン十年の 「梅ケ谷社宅」 で出会う人々との付き合いは、 刺激的で、ときに面倒なこともあるけれど、 戸惑ったり、憤慨したり、笑ったりの毎日。 明日香と一緒に社宅暮らしを体験してみませんか。
結婚白書Ⅲ 【風花】
K.撫子/著

総文字数/119,361

恋愛(純愛)132ページ

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メガネの奥の 厳しい印象しかなかった目は  今夜は柔らかく 感謝の眼差しを私に向けていた どうして こんなにハッキリ思い出せるのだろうか 自宅に戻ってからも 自分でも可笑しいくらい遠野課長のことばかり考えていた ふと 桐原さんの顔が浮かんでくる 滅多に見せない 私にだけ向けられたような笑顔と 不安げな手が 私の中に オリのように沈殿しては また浮かび上がってくる 彼女の存在が 私の中で次第に大きくなってゆくにつれて 誰かを想い始めたときのような 初々しい感情を呼び起こした 旧題『ゆうすげの道』 ***** ***** ***** micoroさん 素敵なレビューをありがとうございました みなさまに受け入れていただけるだろうかと、迷いながら書いた一作です レビューをいただき、書いて良かったと嬉しさでいっぱいです
続・結婚白書Ⅱ 【手のひらの幸せ】
K.撫子/著

総文字数/42,992

恋愛(純愛)55ページ

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俺より8歳年上の嫁さんは 仕事のポジションも収入もあっちの方が上 だけど それがなんだって言うんだ 当たり前じゃないか 俺は中途採用だし エンジニアといってもキャリアも浅い 技術手当なんて たかがしれている 「工藤 奥さんの尻に敷かれないように しっかり仕事をして 早く出世しろよ」 こんな勝手なことを言う先輩もいる そんなこと どうでもいいことさ…… 【恋する理由】 につづく物語
結婚白書Ⅱ 【恋する理由】
K.撫子/著

総文字数/31,826

恋愛(純愛)42ページ

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「面白いヤツが入社してきたぞ」 人事課長が履歴書を見せてくれた 私から見ればなんてことない 無愛想な顔じゃないの 新人君の名前は 工藤 要 実にふてぶてしい 新人だった 恋愛休暇中の円華の前に現れたのは 年下の彼...
結婚白書Ⅰ 【違反切符】
K.撫子/著

総文字数/23,138

恋愛(純愛)34ページ

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取り留めのない会話が途切れた頃 扶美子おばさんが 見合いでお決まりの台詞を言う 「あとは若い人同士でお話をしてね 年寄りは引っ込むわ」 そして 俺と彼女は取り残された…… 桐原高志 30歳 運命の日は突然やってきた 『結婚白書』 四つの恋のはじまりです……
ボレロ - 第三楽章 -
K.撫子/著

総文字数/548,778

恋愛(純愛)349ページ

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許しを請うための接吻は ほろ苦く息苦しさを含んでいたが ふたたび重ねた唇は もう甘いものになっていた 仲直りの証に肌を寄せ 明け方まで濃密なときを過ごした 【第三楽章 一話より】 『近衛ホールディングス』 副社長 近衛宗一郎 繊維業界トップメーカー『SUDO』 社長令嬢 須藤珠貴 偶然の出会いが重なり、やがて、かけがえのない相手になっていく それは、ひそやかにはじまった ラヴェルの 『ボレロ』 を奏でるように いよいよ最終章・・・  【ボレロ】 第一楽章 【ボレロ】 第二楽章に続く物語です。 (『登場人物紹介』 を一楽章に掲載しています) 番外編のあとに追加した 【カノン】 もどうぞ 【カノン】ー 潤一郎と紫子の物語 ー ***** ***** ***** 音葉ぽるかさん レビューをありがとうございました たくさんの元気をいただきました 感謝いたします
ボレロ - 第二楽章 -
K.撫子/著

総文字数/357,760

恋愛(純愛)287ページ

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観葉植物の葉の間から見える珠貴の着物姿は  スーツしか見たことのなかった目には新鮮で 私を探しているのだろうと思いながら しばらくその姿を眺めたのち  この美しい人は私の連れなのだと 周りに知らせるように 彼女のもとへと歩き出した   【第二楽章 一話より】 『近衛ホールディングス』 副社長 近衛宗一郎 繊維業界トップメーカー『SUDO』 社長令嬢 須藤珠貴 偶然の出会いが重なり、やがて、かけがえのない相手になっていく それは、ひそやかにはじまった ラヴェルの 『ボレロ』 を奏でるように   【ボレロ】 の続きの物語です。 先に前作をどうぞ。 (『登場人物紹介』 を一楽章に掲載しています)
春秋恋語り
K.撫子/著

総文字数/117,117

恋愛(純愛)89ページ

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桜舞う春 あなたのことなんて忘れて 新しい恋を見つけようかな 春物語 ・・・ 『春よコイ』 月の雫に浸る秋 好きだった彼女を忘れるような恋に出会った 秋物語 ・・・ 『満月にワインをかざして』 20代のようにはいかない30代の恋 大人には大人の事情があり、素直にはなれないもの 彼らの春はすぐそこに・・・ 恋の四季物語 連作 『冬夏恋語り』 もどうぞ (秋物語に続くストーリーです)
Shine Episode Ⅱ
K.撫子/著

総文字数/241,702

恋愛(純愛)131ページ

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警視庁捜査官、香坂水穂 ICPO帰りの捜査官、警視 神崎籐矢 ときに言い合いながらも信頼関係を築き、距離を縮めていったふたりは かけがえのない相手になった 神崎籐矢の過去に暗い影を落とすテロ事件 犯人を追って再び海外へ行く決意をする籐矢 籐矢の決断を知った水穂がとった行動とは・・・ 舞台はヨーロッパへ! (「Shine Episode Ⅰ」 に続くストーリーです)
冬夏恋語り
K.撫子/著

総文字数/264,383

恋愛(純愛)158ページ

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夏の夜 縁日、浴衣、アイスクリーム 結婚か…… 西垣さんにその気があるのか、ないのか、 心の中がつかめない。 それなのに  「浴衣を着て欲しいな」 と誘われて、 いそいそと浴衣を着る私も私だ。  夏物語 ・・・ 『風鈴とアイスクリーム』 晩秋の朝日が差し込む 淡い光を届けてくれるが、 部屋を暖めるには心もとない。 冷えた部屋で着替える勇気をもらおうと、 隣りで眠る彼女の柔肌を引き寄せた。 冬物語 ・・・ 『冬のリングとマンチカン』 20代のようにはいかない30代の恋 大人には大人の事情があり、素直にはなれないもの 辛い冬もあるけれど、心弾むような春もやってくる 夏と冬、ふたつの恋物語 恋の四季物語 連作 『春秋恋語り』(完結) もどうぞ   ***** ***** ***** 多可良さん レビューをありがとうございました 温かい言葉の数々に、感動で胸が熱くなりました 今後の創作活動の励みになります
瑛先生とわたし
K.撫子/著

総文字数/107,842

恋愛(その他)93ページ

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書道家 花房 瑛(はなぶさ あきら)はシングルファザー 息子の渉と猫のマーヤ、ふたりと一匹の家族  義兄で親友の龍之介や、世話焼きのご近所さん、 瑛を慕う書道のお弟子さんなど、 彼の周りはいつもにぎやか そんな瑛に縁談が……
スカイグリーンの恋人
K.撫子/著

総文字数/29,121

恋愛(オフィスラブ)32ページ

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・・・・・ 快適な空の旅へいざなう 『グリーン・エアライン』         男性キャビンクルーが みなさまの空の旅をお世話いたします      彼らと一緒に優雅なひとときをすごしてみませんか? ・・・・・ 客室乗務員は、男性ばかり 素敵な彼らがあなたをお迎えします
ボレロ 第二部 -新世界ー
K.撫子/著

総文字数/15,141

恋愛(純愛)8ページ

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ホールへ足を踏み入れた私は、まばゆい輝きに目を細めた 冬の夜会にふさわしく煌びやかに彩られ、ゲストを迎える準備が整っている 去年の今頃は何をしていただろうと考える 珠貴と結婚して半年が経つ 私たちの環境は大きく変化していた ・・・ 「新世界」 より ・・・ 恋人から夫婦になった、宗一郎と珠貴 ふたりの幸せな時間と、刺激的な出来事、友人たちとの交流 『ボレロ』 第二部のはじまりです 宗一郎と珠貴、恋人時代のエピソードは 『ボレロ』 一楽章、二楽章、三楽章、にてご覧ください (宗一郎の側近たちの恋模様 『フォンダンショコラなふたり』 もどうぞ) *********************** 「お知らせとお詫び」 第二部をはじめましたが、時間的な事情により投稿が難しくなりました。 勝手ながら、以後の投稿は見送ります。 申し訳ありません。 なお、『ボレロ 第二部』 は、K,撫子のブログで連載中です。 続きは、ブログ 『恋愛小説文庫 花模様』 までお運びいただき、ご覧ください。            K,撫子 追記 (2016.11.21)
フォンダンショコラなふたり 
K.撫子/著

総文字数/32,537

恋愛(純愛)24ページ

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『ティラミスに愛を』 甘いものが苦手な彼と、甘いもの大好きな彼女 背中合わせに座るふたりには秘密が・・・ 『フォンダンショコラなふたり』 体育会系の彼と、男前の彼女 バレンタインデーにはペンシルチョコが一本渡されるだけ ふたりに恋が芽生える可能性は限りなく低い? ところが、意外な事実が・・・ 『オランジェットな君の瞳』 いかなるときも冷静沈着 有能な副社長秘書 堂本里久 彼のプライベートはベールに包まれ謎 実は、密かに恋を進行中 恋人の名前は 霧乃 彼女の正体は・・・ 短編を追加しました (2016.11.30) 『佐倉達哉の秘密 (近衛副社長付き運転手)』 『湊すみれの恋愛観 (近衛HD常務秘書)』 『筧霧乃の憂鬱 (『割烹 筧』 若女将)』 今後も追加予定です。
プラチナの景色
K.撫子/著

総文字数/18,138

恋愛(純愛)11ページ

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【プラチナの景色】 期間限定の婚約者は、申し分のない男だった 勝手に消えた彼を忘れて、新しい恋をしてみようか…… 【波の彼方へ】 『プラチナの景色』 につづくストーリー
ショコラの気分でささやいて
K.撫子/著

総文字数/15,596

恋愛(純愛)11ページ

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見た目は不愛想、口を開けば素っ気ない 女子にはきわめて不人気の森本謙信 牧野千花は、あるとき彼の意外な好みに気がついた 硬派な彼は、実はスイーツ男子だった スイーツへの思いを語る彼は饒舌なのに、 彼女が欲しい言葉はなかなか口にしない ふたりが甘く溶け合うときは、いつやってくるのか……
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