月乃ミラさんのレビュー一覧
それは夢か現か。
はたまた希望なのか
それとも決別なのか。
お伽話のワンシーンの様に
物語は進みます。
猫に導かれるまま僕が向かった先には…。
幻想的でありながらも
作中に並ぶ現実味のある言葉達に
何が本当で何が本当じゃないのか
分からなくなりますが
ただ、作中に出てくる僕に取って
間違いなくこの物語は完結したのだなと、
そんな風に感じました。
個人的にタイトルに親近感を抱き
読ませて頂きました。
素敵な作品でした。
是非、お薦めします。
彼らの青春はあまりにも青かったのかもしれない。
曇りのない青。
それは時に人を不安にさせるのかもしれない。
全てをさらけ出すには透明すぎて。
きっと、煙草の煙がそれらを
ゆっくりと絡め取り消し去っていく。
何もかもが青かった時を。
読んでいる間も胸の奥深くを
繊細な針か何かで突っつかれる様な
何とも言えない思いがしました。
是非、じっくりと読んでみてください。
北の大地の桜は遅くて
漸く春になると薄くピンクに色づく花びらを
きっとそれぞれ思い浮かべ
厳しい冬を過ごすのだろう。
厳しい冬にも必ず春が来る。
まるでこの物語の恋の様に…
爽やかでちょっぴり切なくも
終始キュンとくる恋物語です。
作中の地元ならではの情報に
ご存知の方はやたらと頷き
そうでない方もふむふむそうなのかと
つい頷きたくなると言う面白さにも注目です。
是非!
嘘を付かれる方が良いのか
嘘のない日々が良いのか
それはもしかしたら永遠に出ない答えなのかも。
嘘のない私、誰にも正直になれないあなた。
どちらも決して責めている訳じゃなく
どちらも決して譲る訳でもなく。
それでも、それでも
互いに惹かれ合ったと言う事実が
この作品の全てなのかもしれないと感じました。
その事がとても大切に思えました。
短いですがじっくりと繰り返し読んで欲しい作品です。
是非。
震災から五年の月日が流れ、
それでも尚、未だ感じる
苛立ち、もどかしさ、諦め。
それらの感情を暴力と言う
全く別の行動により
表現されていて
激しく降る雨の描写が
それらの思いを更に浮き彫りにします。
体を張って助けた男には余計な事をと言われ
連れていた女には何してんのよと怒鳴られ
そんな中、カーラジオから聞こえた
上を向いて歩こう
男にはどんな風に聞こえたのだろうか。
男にもまだ、上を向く気持ちはあるのだろうか。
是非、一読ください。
作者様の切なる願いなのだなと思いました。
読む人によって受け止め方は様々かもしれない。けれど、伝えたい事は一つ。
生きろ。
この作品を通して今、自分が存在する事が偶然じゃないってこと、とてつもない確率による奇跡で存在しているんだってことに気付いてほしい。簡単にその奇跡を手放さないで欲しい。
だから私からも伝えたい。
生きろ、と。
是非、一読ください。
あと半年で死ぬ運命、
いや、お前はもう死んでいる…
というネガティブ展開から始まるこのストーリー。
けれど、
いざ、始まるとーーー
ブラックコメディ?
いえいえ、
全身ブラックなファッションに身を包み
ブラックなカードを自由に使い
発する言葉もとてもブラック
そいつは誰だ?
自称 死神とのラブコメディ
まるでジェットコースターに乗ったように
物語は進んでいきます。
命の期限である半年後
人間と死神との恋は成立するのか?
是非、読んで確かめて。
読み終えた後のスカッと感、間違いなしです。
お薦めします。
伝説の殺し屋M
その実態は謎ばかりで。
新人の女の殺し屋が
初仕事で目にした
Mの真の姿とは?
多くは語りません。
いや、語れません?
どこまでも真面目に
どこまでもバイオレンス的に
どこまでも…笑いを追求して
この作者様だからこそ書ける
唯一の作品です。
先ずは一読を。
斬新とはまさにこの事。
一寸の虫にも五分の魂。
下人とて魂宿るは人の娘(こ)
その最後を飾るに相応しく
それは語り、
そして終わりを告げる。
閉じた目を開けた先には
はて、お釈迦様が見えたか
それとも金棒片手の鬼共か…
とある物を擬人化した作品ですが
とにかく、斬新です。
そして描かれるのはほんの
ワンシーンなのに
それまでの背景までもが
想像かきたてられる様な
そんな作品です。
先ずは一読を。是非。
大事なことは
みんな一緒だってこと
大人だって
間違える時もあるし
気づけない時もある
大切なのは
その事に気づける気持ち
素直になれる心
ふと、自分自身は
どうだろうと考えさせられました。
先ずは一読を、是非。
突如現れし素敵な素敵な王子様はしかも御曹司。
これから王子様と恋に落ちて
目が眩むような甘い言葉を囁かれ
身も心もトロトロに………
のはすが
現れし王子様は頭ボッサのダサ眼鏡。
まぁ、御曹司には違い無いけれど
何かがおかしい……
白衣?
コーヒーヲタク?
スポック船長?
しかも身の上聞けばまるでシンデレラ?
御曹司に王子様
王道ストーリーのはずが
そうはいかないのがこのストーリーの
おもしろさ。
読み出したら止まりません。
王道でありながら
ただの王道じゃないシンデレラストーリー。
誰が一体、シンデレラだったのか
是非、読んで確かめてください。
お薦めします。
昼下がりの社長室にて
それは繰り広げられ
彼に身を委ねた者は
その心地よさに全てを
溶かされやがて
抜け出せなくなる………
かも?
流れるように綴られる
その甘美な世界に
是非、酔いしれてください。
お薦めします。
誰もが一度はお会いした事がある筈。
広岡さん。
その何をも言わさぬ存在感は
どこから来るのでしょうか。
広岡さん。
貴方のその余裕はどこから
来るものなのでしょうか。
広岡さん。
貴方が得てきたもの
そして
私達に与えてくれる未知なる泉。
広岡さん、ああ、広岡さん。
草臥れても尚、存在感を放つその人はーーー
気になる方は是非、一読を。
最後にストーンと落ちる感覚を
味わってみたください。
寒い寒い冬の空の下での出来事。
空に浮かぶ星にしか興味のない彼と
星ばかりを見上げている彼の事を
見てばかりの私。
彼への思いは募るばかりで……
けれど
今夜は何かが違う
それは目の前でたった今流れた
一筋の星がもたらした奇跡、かも?
寒い冬が苦手な人も
ちょっぴり良いかもと
思うような作品です。
先ずは一読を、是非。
出会いがあれば
別れもあり、
そしてまた新たな出会いも…
あったりで。
けれど幾度となく恋を重ねても
その記憶は消せる訳ではなくて
いつかの思い出として
心の奥深くにそっと
張り付いたまま……。
だからもう少し
ちゃんと進む事が出来るまで
私の側にいて欲しいの。
擬人化ストーリーでありながら
つい、じっくりと読み込んでしまう
作品です。
是非、一読ください。
夜な夜なオフィスにて繰り広げられる
貴方と私だけの舞踏会。
それは私が何よりも楽しみにしている時間。
けれどそんな一時も終わりを告げられ
ガラスの靴ならぬ黒のパンプスが
悲しくオフィスに転がってゆき……
女の子なら一度は憧れるシンデレラストーリー。
擬人化された相手との夢の一時と
そして上手くリアルも絡められた
大満足のストーリーです。
ドキドキしながら読みました。
先ずは一読を。
是非。
それは一瞬でいて
拔いたら最後
後は斬るまでの事
例えるなら
それは夜空に上がる
花火の様でいて
暗闇にすっと上がれば
一瞬にして
散って終わり
その美しさは
見るものの目を奪い
そして
何も残さず消えてゆく
美しくあるために
一層、この命
終わらせよう
今が花咲く時ならば
鮮血散らして
果てようぞ
なんの迷いなく
ただ永遠の美を得るためにーーー
我が命
一寸も惜しくはあるまい
究極の美を追求した先に
あったものはーーー
是非、一読を。
世の中、何が起こるか分からない。
だから、お腹の子が誰の子か
分からないなんて事もーーーある。
そんな展開から始まるストーリー。
さぞやドロドログジャグジャ………
ではなく?
出てくる登場人物達、誰もが悪くなくて
誰もを応援したくなります。
うん、きっと上手く行く。
大抵の事は生きている内に何とかなる。
読み終えた後に、とっても
前向きな気持ちにさせてくれる
素敵な作品です。
テンポよく読めるので
是非、直ぐにでも。
お薦めします。
とある事情を抱えた
美しい青年、貫七。
そしてその貫七に常に寄りそう
猫、おりん。
一人と一匹が抱えるその事情を
解決すべく旅に出る
お話なのですが……
そこには更なる事情を抱えた
大店のお嬢さんと番頭が現れたり…
果てには白狐様にお天狗様……
一体、この者達の困った事情は
いかに?
兎に角、登場する人物?達が
一癖も二癖もあり
その掛け合いがまた実に面白いです。
特に猫おりんの
可愛いさは必見です。
のっぴきならない事情から
旅に出る事になった
一人と一匹。
この者達の行く末やーーー
是非、読んでお確かめを。
時代物ですが語り口も軽く
さくっと読みやすいです。
お薦めします。