プロフィール

カジィ コウ
【会員番号】53851
ロックな衝動、ロジックに創造。
アンバランスなフレーズを描き鳴らす。

……描き鳴らすんだってさ。

作品一覧

エゴイストよ、赦せ

総文字数/60,377

その他128ページ

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ちっぽけな箱庭の中で 僕らは たったひとつの灯に寄り添い 祈りながら過ごしていた 溜息で消えてしまわないように、と 不思議な女の子ローサと壊れかけの僕 ふたりで過ごした三カ月間 ※ 2008.07.18 完 ※ 2009.12.21 改訂版
それはきっと37℃の

総文字数/5,397

青春・友情17ページ

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砂の熱さと海の碧さと 限りない空の下 波音を聴きながら それはきっと 夏の終わりの微熱のような―― ※ 2008.08.21 完 ※ 2009.08.19 一部改訂
ラヴァーズ・インザ・ダストボックス

総文字数/20,823

恋愛(その他)58ページ

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僕には忘れえぬいくつかのシーンがある 想いを蘇らせては 悲しくなったり 寂しくなったり それでも僕は忘れない それらを抱えて明日へ向かうんだ ※ 短編集 ※ 2008.02.22 完 ※ 2008.03.10 一部改訂 ※ 2009.08.19 レイアウト修正

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2008/10/29 23:34
そこにあるリアリティ

ケータイメールという身近なツールを題材に、男女間で繰り広げられる心理戦。 罪悪感が徐々に薄れていき、勝手に正当化されていく、覗き見という行為の果てにあるものは――。 読んでみてください。 妙に生々しい怖さが味わえますよ。

ケータイメールという身近なツールを題材に、男女間で繰り広げられる心理戦。


罪悪感が徐々に薄れていき、勝手に正当化されていく、覗き見という行為の果てにあるものは――。


読んでみてください。
妙に生々しい怖さが味わえますよ。

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★★★★★
2008/08/11 00:16
その姿がいとおしい

4年間、片想いを続ける女性が主人公の物語です。 ちょっぴり、わがまま? いじわる? いえいえ、飾っていない等身大の女性の姿が、描かれているのです。 主人公本人は、真剣なのでしょうが、その行動はどこかコミカルで、憎めない。 とても可愛らしいと感じてしまいます。 そして、ある想いに気付いたときの、主人公の姿。 その姿を、是非ご確認ください。 女性って、いとおしい。

4年間、片想いを続ける女性が主人公の物語です。



ちょっぴり、わがまま? いじわる?

いえいえ、飾っていない等身大の女性の姿が、描かれているのです。


主人公本人は、真剣なのでしょうが、その行動はどこかコミカルで、憎めない。

とても可愛らしいと感じてしまいます。


そして、ある想いに気付いたときの、主人公の姿。

その姿を、是非ご確認ください。



女性って、いとおしい。

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★★★★★
2008/07/22 01:12
Who are you?

気付かない。 どうして? 気付いてくれない。 どうして? ジャンルはSFとなっていますが、それを意識することなく読み進めることができます。 作者が表紙に書かれていますが、まずは、冒頭のトイレの王様だけでも、ご覧になってください。 きっと続きを知りたくなりますから。 あなたには、彼女の叫びが聴こえますか?

気付かない。
どうして?

気付いてくれない。
どうして?




ジャンルはSFとなっていますが、それを意識することなく読み進めることができます。

作者が表紙に書かれていますが、まずは、冒頭のトイレの王様だけでも、ご覧になってください。

きっと続きを知りたくなりますから。


あなたには、彼女の叫びが聴こえますか?

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★★★★★
2008/06/19 02:41
ぶれることなく

1ページに1話を収めた短編集。 ふとした日常の風景も、少し視点を変えると、見える何かがあるのではないでしょうか? 夢から目覚めた公園は、夜には違う顔になる。 恋が始まったり、何かを失ったり。 何処かの街角で、遠い異国の地で、ひとの数だけ物語は生まれます。 ジャンルはバラバラでも、ストーリーの奥底には生命の水脈がしっかりと流れている、と感じられる作品たち。 ひとは、こうやって生きている。

1ページに1話を収めた短編集。

ふとした日常の風景も、少し視点を変えると、見える何かがあるのではないでしょうか?

夢から目覚めた公園は、夜には違う顔になる。
恋が始まったり、何かを失ったり。
何処かの街角で、遠い異国の地で、ひとの数だけ物語は生まれます。


ジャンルはバラバラでも、ストーリーの奥底には生命の水脈がしっかりと流れている、と感じられる作品たち。

ひとは、こうやって生きている。

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★★★★★
2008/03/23 17:11
想うこと

真夏に咲いた恋の物語。 優しさと切なさが混ざり合った心地よさ。 淡々としているようでみずみずしい、と感じる不思議さ。 そんな独特のテンポで、主人公の心情が丁寧につづられていきます。 表情ひとつ。言葉ひとつ。文字ひとつ。 ひとつひとつに一喜一憂してしまう、あの気持ち。 誰かを好きになったときの、あの気持ちを思い出すでしょう。 人物描写が上手く、登場回数の少ないキャラでさえ、それぞれに物語を感じるのも、この作品の魅力。 誰かを想って。 何かを想って。 想うから生きていける。 作者の感性にもっと触れていたい、と思うのです。

真夏に咲いた恋の物語。


優しさと切なさが混ざり合った心地よさ。
淡々としているようでみずみずしい、と感じる不思議さ。

そんな独特のテンポで、主人公の心情が丁寧につづられていきます。


表情ひとつ。言葉ひとつ。文字ひとつ。

ひとつひとつに一喜一憂してしまう、あの気持ち。
誰かを好きになったときの、あの気持ちを思い出すでしょう。


人物描写が上手く、登場回数の少ないキャラでさえ、それぞれに物語を感じるのも、この作品の魅力。


誰かを想って。
何かを想って。
想うから生きていける。

作者の感性にもっと触れていたい、と思うのです。

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