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ひのみ りん
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作品一覧

暁に星の花を束ねて

総文字数/134,868

恋愛(オフィスラブ)233ページ

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――崩れゆく世界で、二人だけが互いの明日だった。 巨大企業が陰謀に揺れる都市で、研究者と策略家は、運命の再会を果たす。 十年前の真実が露わになるとき、愛は武器となり、希望は革命へ変わる。 32歳の冷徹戦略部長 × 22歳の純真な新入社員。 十年越しに巡り合った二人の恋が、巨大企業の運命を塗り替えていく――。
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秋の夜、SHT社の帰り道。 白いウサギの着ぐるみを着た星野葵が、橋の上で月を背景にスマホを構える。 その隣には、いつも通り黒制服に黒手袋の佐竹蓮。 完璧な映え写真を狙った一瞬──スマホは手をすべり、川の底へ。 「ひゃあああああーーっ!? わ、わたしのスマホーーーっ!!」 と、そこへ現れたのは──眼鏡をギラリと光らせる片岡課長のオバケ。 「おまえが落としたのは金のスマホか? 銀のスマホか?」 まさかの神話展開(?)から始まる、社内伝説シリーズのハロウィン特別篇です。 霧の夜に現れるオバケは、恐怖よりも“教訓”を授ける存在。 「無料ほど高いものはない」「クラウド保存を怠るな」「積立はドルコスト平均法だ」―― その言葉は、恐ろしくもありがたい経済とデータの守護霊の教え。 翌朝のオフィスではトレンド入りする#片岡オバケ。 結衣の「プランは無制限です事件」暴露に葵が真っ青。 そして佐竹の冷ややかな一言、「落としたのはスマホじゃなくて恥だろう」で締めくくられる、 笑いと社会風刺が入り混じるSHTコメディ。 本作は、SHT社内で語り継がれる都市伝説×金融リテラシーをテーマにした一篇。 ホラーでもラブでもなく、「働く人々が笑いながら少し賢くなる」社内神話のような物語です。 片岡家のご先祖様が説く現代の戒めは、スマホ社会を生きる私たちへの皮肉であり応援。 月夜の下、霧の橋で語られるオバケの教え。 怖いけれど、ちょっと役立つ。 そして、最後にはきっと笑ってしまう。 教訓:歩きスマホと自動更新には気をつけろ。
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月は遠く離れたふたりを結ぶ唯一の光。 それは、言葉よりも確かな約束だった。
エデンの彼方でいつかまた

総文字数/24,380

恋愛(キケン・ダーク)33ページ

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また会いたいな。 運命のお兄さん……。
空色綺譚

総文字数/7,611

恋愛(オフィスラブ)6ページ

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両想いを叶える。 それは天使だけとは限らない。

公開リスト一覧

レビュー一覧

★★★★★
2022/06/01 14:06
ネタバレ
悲しくも美しい、儚い愛

人間関係とは夫婦に限らず、お互いの欠点を赦しあうことなのかもしれませんね。

悠介さん夫婦はお互いに理想があり、それに向かって進むはずが歪みが生じ、お互いが壊れはじめる。
純さんも含め全員が理想の自分になれていないことで自分を責め相手を責め、苦しんでいる……。

全てに別れを決めた前進。

悲しく美しい雨がすべてを浄化して、優しい世界が二人を祝福してくれていることでしょう。

感情を揺さぶる情愛と、どこか不器用な世界観が非常によかったです。
今の季節の雨と……『アヴェマリア』が儚く響いて切なくなりました。

現実での出来事だったら大変ですけれど、これもひとつの愛の形だと思います。

ヤミネコさんの世界観、非常に好きです。

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★★★★★
2022/04/30 10:42
ネタバレ
素敵な年の差恋愛

クールな自衛官、桧山さんと、女子高生さくらさんの恋愛物語です。

10代の背伸びしたい年頃の子の気持ちだったり、桧山さんのストイックでビターな過去だったり。
とても楽しく読ませて頂きました。

偶然出会った二人は何か運命があったのでしょうね。
そんな運命に導かれてこのまま結ばれるのかと思いきや、そこはヤミネコさん。

いやー、もうドキドキの連続でした。

ドラマチックで臨場感、緊張感のある展開に最後まで目が離せませんでした。

たくさんの方に読んでもらいたいと思いました。

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★★★★★
2022/04/04 11:15
ネタバレ
『幸せ』になるまでの道のり。

誰も未来は見えません。
知っていれば困難な道を通らずに、誰もが幸福の近道を選びますよね。

主人公理恵さんも、巨万の富を持つスーパーダーリンである正臣くんも、二人をとりまく超人たちも全員、未来のことはわかりません。

キャラクターたちがつまずき転ばされ傷ついても、手を差し伸べ、助けあいながら立ち上がり、一歩、一歩すすみ絆を強めていく様子に、世界に、読んだ方は引き込まれるでしょう。

心に刺さったとげが抜けずに苦しんだ記憶も癒しながら、痛い気持ちもムダではなかったと、進んできた道には花が咲いていると信じています。

その道を飛び立った幼なじみの理恵さんとまあくん。

強い絆で結ばれた二人の行方を。
改めて愛を奏でる周囲の人間関係と共に、
たくさんの人に知ってもらいたいです。

とても素敵な物語です。

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